キヤノンの品質がおろそかになる大きな要因が徹底したコスト管理

東洋経済オンラインにキヤノンのデジタル一眼の不良事故に関する記事の続編が掲載されています。

キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(下)

  • プラスチックのキズを隠すためにライターであぶる方法が非公式に共有されていたため、安岐事務所でボヤが発生。
  • 画像センサーの圧着プレートを表裏逆に付けてしまった大分事業所の女性は、リーダーから「そのまま流しても大丈夫」とアドバイスされたという。そこには最終製品の品質を気にする姿勢は見られない。
  • 「メイン工程であまりにも不良が多発したためマニュアルを作ったが、クリーンルームでは今でもマニュアルはない」とベテラン請負労働者は語る。
  • 現場に混乱を招き、品質がおろそかになる大きな要因がキヤノンの徹底したコスト管理
  • キヤノンが部材をギリギリの数しかくれないので、現場では常に何かしら足りない。キヤノン側に申請しても「不良在庫があるからそれを有効活用しろ」と言われる。
  • キヤノンも請負側も不良品の責任を取りたくないから、グレーゾーンの製品は通してしまうことが起こりがちになる。
  • 高コストの国内で製造を行いつつ、他社を凌駕する利益率を上げようとするキヤノンに無理はなかったか。相次ぐ製品不良が何らかの異常を告げているのは確か。

 

昨日の東洋経済オンラインの記事の続編ですが、前回に引き続きキヤノンにとってかなり厳しい内容になっていますね。

これだけを読むとキヤノンの管理体制はかなり酷いような印象を受けますが、他社の製造現場と比べて、実際にどの程度の違いがあるのかという点をもっと知りたいものです。

[関連記事]
キヤノンの一眼レフカメラは品質不良のオンパレードと言っていい

2009年5月16日 | コメント(8)

コメント(8)

なんか滅茶苦茶に批判していますね^^

記者はよっぽどキヤノンが嫌いなんでしょうかね?(笑
しかし生産の現場ってそんなものではないですかね?

カメラぐらいだとクリーンルームといえどそこまで清潔でなくても良い気がしますし。

なんだか誇張されてるような気もしますけどね。
日本のマスメディアって結構寄った内容書きますからね。

不具合、クレーム、労働環境等々、どの業界でもリーディングカンパニーは叩かれるものです。
経済誌のお約束で、自動車ならトヨタ、家電ならパナソニック、都銀のMTUFG、保険の東海日動、ニッセイ・・・等、中堅社の批判記事を取り上げたところで、ちっとも面白くないし、商売にもなりません。
業界トップのコスト意識が高いのは当たり前のことで、そうしなければトップのポジションは維持できません。
確かに、現在のキヤノンには驕り・油断を感じずにはいられませんが、そんな数々の批判を跳ね返す体力もズバ抜けていると思います。

まあ秋だかに出ると噂の1DmarkⅣが汚名を濯ぐチャンスなんじゃないですか?ここでまた不良が出るようであればキヤノンは品質を軽視しているという姿勢は疑いようがないわけですし、たかが経済雑誌ごときが言う事に一喜一憂してもどうしようもないと思いますよ、彼らは半年前に言った事が大きく的を外しても涼しい顔でいますからね。ただこういった厳しい声はキヤノンユーザーの中から出て然るべき。

この記事は今回はキヤノンが一例になっただけで、
根源は請け負い業者の日研総業が問題なのでは?
恐らくこの会社は他業種にも派遣しているはずなので、
日研総業が係わる製造業で生産される製品の品質は滅茶苦
茶であると考えられますね。
自動車とかだと怖いです。

キヤノン叩きというよりも、日本の製造業全体の問題として捉えるべきかと思います。

先日ローパスフィルターに潤滑油付着のトラブルが報道されました。
これまでの記事が本当なら製品の作り込みの甘さと製造現場の標準化の乱れが読み取れます。
クリーンルームでほこりの浮遊が目で確認できるなんてクリーンルームの意味がありませんしマスク付着用なんて常識外れでしょう、傷のごまかしにライターって(本当ならですけど)
こんな製造現場でデジタルカメラの製造ができるのでしょうか?
少し行き過ぎた報道とも思えます。
いろんな情報が飛び交いますが冷静に判断した方がよいかと思います。

銀塩時代購入したEOS5QDはポップアップストロボが短いピッチで2度故障しました、昔は今ほど情報が入手できませんでしたのでハズレを引いたかと思いましたが・・・今はグリップのゴムがベトベトになっています(*~*)。 

キャノンのカメラは嫌いではないので最近の報道には少し残念ですね。
製品のトラブルは実際に発生していることなのでキャノンにはしっかりと反省していただきたいです(^^)。

初期のEOSでもありましたね、シャッター機構のオイル漏れ・・・以前からのEOSユーザーにしてみれば「悪しき伝統がまた」という所でしょうか(笑
それにしてもEOS-1DMarkIIIは散々ですね、MarkIVはどうなることやら。ひょっとすると-1の完成形はMarkIInってことに
なりかねないかも?

キヤノンは外資の割合が多いので、このような実態は予想できた。
外資の割合の多い企業は、利益率向上が最々々優先となり、結果、自身の信用を落とす事態が発生することになるのは、異業種他社においても有ったことだし、これからも起こり得るでしょう。
サブプラ問題爆発で、外資の割合が下がっている企業は幸いです。悪しき事態が起こる以前にその原因を無くせば良いのですから。

はじめまして、いつも拝見させていただいています。
今日は初めてのコメントです。

東洋経済のキャノン記事についてサポートセンターに問い合わせしたところ、以下の返信が来ました。

************************

製品品質に関してご心配をお掛けしており、大変申し訳ございません。
弊社工場では、弊社の品質基準に基づいた出荷前の品質確認を行っており、製品は基準を満たしたものとなっております。
また、生産現場においては必要なレベルのクリーン度を確保しており、ご指摘の記事にあるような、チリやホコリが原因となっている品質問題は発生しておりません。

お客さまには大変なご心配をお掛けし申し訳ございませんが、弊社製品は安心してお使い頂くことができますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

************************

まぁ、無難な回答ですよね。
キャノンユーザーとしては、信じたいところなんですが…。
ただ、今回の東洋経済の記事については、どうも片寄りを感じますが、
きっと今回の記事でニコンへ流れる人も多いでしょう。
とにかくキャノンは今回の一件を吹き飛ばすくらいの勢いで、汚名挽回してもらいたいです。


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このページは、2009年5月16日 に公開されたブログ記事です。

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