キヤノンEF400mm F5.6LはISが不要なら今でもよい選択肢の1つ

Photozoneに、キヤノンEF400mm F5.6Lのフルサイズ機(5D Mark II)によるレビューが掲載されています。

Canon EF 400mm f/5.6 USM L - Full Format Review / Test

  • 金属性の鏡筒とスムーズなフォーカスリングのおかげで、機械的なクオリティは素晴らしい。リングタイプUSMによるAFは非常に速く、実質的に作動音は無い。テストした個体のAFはピタリと正確だった。コントラストAFは非常に遅い。
  • 歪曲は最小量の糸巻き型(0.4%)で、基本的に無視できる値。周辺光量落ちは開放でもわずかな量(0.42EV)で、これまで見てきたこのクラスのズームレンズよりも大幅に優れている。
  • 解像力は卓越した値ではないが、とてもしっかりとしている(※開放からF11までで、中央も周辺部/四隅もvery goodの値)。開放絞りから既にベストの解像力だ。回折の影響はF11から若干見られ、F16ではより顕著になる。
  • 倍率色収差は、大部分の単焦点望遠レンズと似たようなレベルで、非常に低く心配はない。軸上色収差はF5.6では若干目に付き、F8でもまだ痕跡が見えるが、とは言うものの実写では大きな問題はない。
  • ボケ味は極めて良好だが、ハイライトのボケは完璧とは言えない。F5.6ではハイライトは画面の周辺部まで円形だが、内側にリング状の模様が見える。円形絞りでないので絞ると、絞り羽根の形が顕著になる。前景と背景のボケは非常にスムーズで、これまで見た中で今のところベスト。
  • 多くのユーザーはEF100-400を選ぶと思うが、この単焦点レンズには、周辺部までの高い解像力や、低い倍率色収差などのいくつかのアドバンテージがある。周辺光量落ちはフルサイズでさえ問題はなく、歪曲も微小だ。ボケ味は、ハイライトが同心円状になることを除けばとても素晴らしい。造りのクオリティはプロレベルで、センタリングのクオリティ(偏芯の少なさ)も、多くのレンズより優れている。ISが不要で、最短撮影距離が長いことが気にならなければ、このレンズは今でもよい選択肢の1つだ。

 

かなり古いレンズですが、光学性能の評価は5点満点で3.5点とまずまずの評価になっています。解像力はズバ抜けた値ではありませんが、絞り開放から周辺部まで均一な画質で、今でも十分に使えそうです。周辺光量落ちや色収差の少なさは素晴らしいですね。

とは言え、このレンズがかなり古くなっているのも事実なので、要望の多いレンズのリニューアルが一段落したら、400mmもIS付きでリニューアルして欲しいですね。

2011年4月24日 | コメント(1)

コメント(1)

F5.6は暗すぎます。
またF4(DO)になると価格はハネ上がり、DOレンズの特性もあって購入には至らないのが現状です。

ここでFD時代に存在した銘玉ヨンヨンゴ(FD400mm F4.5)の復活をLレンズとして望みます。


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このページは、2011年4月24日 に公開されたブログ記事です。

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