ペンタックスDA70mm F2.4 Limited は大きな弱点のない素晴らしいレンズ

Photozoneに、ペンタックスDA70mm F2.4 LimitedのK-5による再テストが掲載されています。

Pentax SMC DA 70mm f/2.4 Limited - Review / Lab Test

  • 金属製で誤差の少ない鏡筒のおかげで、機械的なクオリティは実に素晴らしい。フォーカスリングは若干の重さがあり、スムーズに回転する。ボディモーターによるAFはK-5では速く、ノイズは中程度。AF後にマニュアルでピント調整をするクイックシフトフォーカスが可能。
  • 歪曲は0.5%のわずかな糸巻き型で、中望遠の単焦点レンズとしては典型的なもの。これは実写では心配はない。
  • 周辺光量落ちは穏やかだ。開放では(-0.64EVで)周辺光量落ちの痕跡が見つかるかもしれないが、少し絞れば問題は完全に解消する。
  • 中央の解像力は開放から既に素晴らしい値(excellent)で、周辺部と四隅はとても良い値(very good)でそれを追っている。F4~F5.6まで絞ると、画面全域で極めて高い解像力になる。それ以上絞ると回折の影響で、解像力は落ち始める。
  • 倍率色収差は特に開放付近ではほとんど問題はないが、F5.6以上に絞ると大きな値になる。しかし、(F5.6以上でも)色収差は周辺部で平均0.6ピクセルで実写では問題はない。軸上色収差はF2.4からF4の間で目に付く。また絞ると若干のフォーカスシフトが見られる。
  • ボケはハイライトにわずかな縁取りが見られるが、これは気になるレベルではない。開放ではハイライトのボケはほとんど画面全域で完璧な円形だが、F3.2よりも絞ると、若干絞り羽根の形が現れる。全般的なボケ味は極めてスムーズだが、実写では輪郭が硬くなるケースも見られた。
  • DA70mm F2.4 Limitedは大きな弱点のない素晴らしいレンズで、どの絞り値でも概ね見事な解像力なのがこのレンズの見所だ。周辺光量落ちや色収差も問題なく、ボケ味は良好だ。絞ると若干のフォーカスシフトが見られ、これは近距離ではピント精度に影響を与えるかもしれない。造りは素晴らしいクオリティで、使うのが楽しい。価格はこのような小さいレンズとしては高いと思われるかもしれないが、性能からすれば適正な価格だと思う。 大いに推薦!

 

このレンズはK10Dのテストで高い評価(5点満点で4点)を受けていましたが、K-5の再テストでも光学性能は5点満点で4点と、前回同様の高い評価となっています。

解像力は、K-5の1600万画素センサーでも中央から周辺部まで一貫して高く、小型軽量化を優先させたレンズとは思えない素晴らしい性能ですね。ただ、ボケは状況によっては少しうるさくなることがあるようなので、ボケ味最重視の方は、FA77も検討してみた方がいいかもしれません。

2011年5月 8日 | コメント(7)

コメント(7)

DAシリーズは「かっちり」した写りをしますよね。デジタル世代のレンズとしては正解と思いますが、面白みに欠けます。
カメラ始めたころは5~10万円の単焦点なんて贅沢…と思いましたが、FA limシリーズを実際に使ってみると、繊細な描写にファンがいるのも納得しました。多少無理してでもFA77Limの購入をお勧めしたい所です。

FA77mmの影に隠れがちですが、まぎれもなくLimitedです。
柔らかいFAに対して繊細なDAといった対局的な存在ではないでしょうか。

価格もFAの半値で手に入りますしコンパクトでQSFSがついてまだまだ高画素化しても十分耐えうるポテンシャルは評価できると思います。

FAは味で訴えるとするならば、DAは視覚で訴える魅力があり、モニターで眺めるよりも違いを楽しむならば是非ともプリントで楽しんで貰いたいですね。

好みは分かれるでしょうが、77mmの予算があるならば、35mmと70mmのコンビも楽しいと思います。

広角が好きなので、ディスコンになった16-45mmをカメラに付けていることが多いのですが、ポケットにこのDA70mmを入れておけば、もう万全。

逆に、タムロンの28-75mmF2.8をカメラに付けておき、ポケットにDA15mmという時もあります。

こういう使い方、PENTAXユーザだけに許された特権で、実に楽しいです。

FA77を使っています。
素晴らしいレンズです。

先日、モデル撮影会に、
FA77
135STF
EF135L
と3メーカー持参しましたが、

FA77:被写体自体がやさしい感じ
135STF:背景のボケは一番
EF135L:シャッキとしすぎて人物にはちょっと
という感じでした。

K-5+DA70Ltdユーザーです。DA40Ltdも使ってますが、よく言われているとおり、DA Ltdは色もコッテリしてカッチリ撮れます。絞り開放からあまり気を使わず撮れますね。
またFA35/F2とFA50/F1.4も併用しておりますが、FAはやわらかい"雰囲気"で取れます。開放ではシビアになるのはもちろんですが、少し絞ってシャキッとしていてもやわらかい雰囲気があります。色味も自然なのでDA Ltdと比べると余計にやわらかく感じるのかも知れません。
単焦点をとっかえひっかえして楽しんでます。PENTAXユーザーならではの楽しみ方かも知れません。
普段PENTAXはあまり話題になりませんが、「DA70Ltdは素晴らしいレンズ」とか言われると嬉しくなっちゃいますね。

DA40を愛用していますが、コントラスト強め・線太めな硬調なので、
アクアリウムの撮影によく使ってます。

DA70も堅さの生きる被写体には良さそうですね。

柔らかいFA77、硬いDA70。
確かにそれぞれで撮ったものを見比べるとそういう感じなんですが、DA70で撮ったものだけを見ると、ただ硬い描写というわけでもないんですよね。

コントラストが高めなのでくっきりしてますが、ボケのなめらかさもなかなかのものです。

DAもFAもどちらも個性的でいいレンズですよね。
ペンタックスで良かった^^


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このページは、2011年5月 8日 に公開されたブログ記事です。

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