ニコンがローパスフィルターのON/OFFを切り替える特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンのローパスフィルターの効果を有効・無効に切り替えるための特許が紹介されています。

・Nikon OLPFのON(モアレ軽減)とOFF(高解像)を切り替える特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンがOLPFを搭載しつつも高い色解像度を実現する特許を出願中。 2枚あるOLPFの内1枚を回転させることで、OLPFを通した画像と、OLPFを打ち消した画像の2種類を得られるよう。
  • 風景等の高解像度が要求されるケースではOLPFをOFF、アパレル等のモアレが発生しそうな被写体ではOLPFをONにするといった使い方が出来る。
  • ニコンはOLPFを2枚用いて回転方向を制御することで、OLPF効果の有無を切り替えるようにしたが、モーター等を用いて回転させるので、その機構を組み込む必要があり、ボディが更にメタボ化しそう。

 

この特許を使ったカメラが実用化されれば、ローパスレスのすっきりとした描写と、ローパスのかかったシャギーやモアレの目立たない描写を1台のカメラで簡単に使い分けることができて、とても楽しめそうです。

ただ、ローパスの切り替えは大部分のユーザーにとっては必須の機能というわけではないでしょうから、ボディが肥大化したり、高価格化するなどのマイナス面が大きいようだと実用化は難しいかもしれませんね。

2011年5月23日 | コメント(12)

コメント(12)

コンデジでNDフィルターの切り替えができるんだけど、あれとは違うのかな?

ローパスなしって事は単純にHαを撮影できる。
即ち、天体撮影において今まで無改造では写らなかった赤い散光星雲が写るって期待してしまう。
一般的にもフィルムみたいな色合いが出るのかな?


星を撮っていますが、これは画期的な情報であって欲しい。


でも、シグマみたいにいきなり70万とか勘弁です。

これはおしろいですね。大歓迎です。
でもコストにどう跳ね返ってくるのか、その程度が知りたいです。

>犬鳴さん

ローパスフィルター=赤外線カットフィルターではないので、ご希望のようにはならないと思います。
私の認識が間違っていましたらごめんなさい。

ローパス:
材料の持つ複屈折という性質を利用。フィルターを取り付ける向きによって強弱が変わる。
→回転させるとON/OFFを切り替える事ができる(本特許)。

赤外線カット:
材料の持つ吸収特性(反射?)を利用。基本的に向きを変えても効果は変わらない。
→回転させても効果は変わらない。

なので、いわゆる天体写真用にフィルターごと取り外すのとは全く違うと考えたほうがいいと思います。

偏向フィルタを二枚重ねて一方を90度回転させると~と似たような原理なのですかね。ローパスフィルタレスとは違って、ローパスフィルタとしての機能は果たさないフィルタがそこにあり続ける事で、光学的な副作用はある程度残るのでしょうけれど(2枚のフィルタ間に空気の境界面が増える事で副作用が増す?)、切り替えができるというのは面白そうですね。ファインダも光学式かライブビューかを切り替えられる時代ですし…

ローパスの効かせ具合もオートモードが設定できたりして。
ユニットが量産化できればコストもあまり心配しなくてもいいように思います。
でも、レンズの性能差が今より気になる事になるかも知れませんね。
やっぱり、普及機にはあまり要らないかな。

OLPFの強度はフィルターの厚みで決まりますので、この特許ではフィルターのOn/offしか出来ません。
センサーのピクセルピッチが、点光源のレンズ決像直径よりも小さくなれば、OLPFは原理的に不必要になります。最近の高画素コンパクトデジタルカメラは、ピクセルピッチがとても小さいことと、素材が高価なことから、OLPFは無くなっているかもしれません。

>hi-lowさん
>最近の高画素コンパクトデジタルカメラは、ピクセルピッチがとても小さい
>ことと、素材が高価なことから、OLPFは無くなっているかもしれません。

ひょとして、コンデジの高画素化は鼻からローパスレスでコストダウンの為
なんですかね。(広告戦略もあるでしょうが)
半導体の高密度化の方がローパスフィルタより安いと、、、
でも回折ボケも考えるとお腹いっぱいな気がしますが。
記録画素数下げればいいんですが。なんだかなぁ〜

> ニャンちゅう さん
OLPFが無いかもしれないというのは、あくまでも私の想像なので信用はしないで下さいね。
背面(裏面)照射センサーでは、隣合った画素間での光のもれが起こるようですが、これも上手く定量化出来ればOLPFの代わりにできるかもしれません。
センサーにはまだまだ進歩の余地が有りそうです。

>hi-lowさん
はい、盲信はしておりません。(^^;A
ただ、コンデジの高画素化にはそんな側面(コストダウンの為の高画素化)も
あるのかなぁとhi-lowさんのコメントを見て思ったのです。
昨今のコンデジは作り手が気の毒に思えるくらい本当に安いですから(一眼も
そうなんですが)。

この機能が実装されたとして、
D300相当クラス以上でのみ採用されるような、
ハイエンド機能になりそうですね。

>じょうさん
そうなんですね。
今回も残念です。
以前はキヤノンからそれ用のものが出ていたから、期待しました。


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このページは、2011年5月23日 に公開されたブログ記事です。

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