Lytroが撮影後に任意の位置にピントを合わせ直すことができるライトフィールドカメラを発売

米国のベンチャー企業LYTROが撮影後に、ピント位置を任意の位置に変更することができる「LIGHT FIELD CAMERA」を発表しました。

LYTRO (公式サイト)

  • Lytroはこれまでになかったようなやり方で写真を撮ることができる。単一の光を捉えるこれまでのカメラと異なり、Lytroは光のフィールド全体(これはその場所の全ての方向、全ての点からやってくる光だ)を捕らえる。撮影はボタンを押すだけで行われ、瞬時に光のフィールドデータを記録することができる。

    Lytroは色と光の強さ、そして全ての光の方向を記録しているので、撮影後にいつでも写真のどの場所にでもピントを合わせることができる。そしてこのこと(後からピントを合わせられること)はAFモーターが必要ないことを意味する。AFの時間もかからないので、意図した瞬間を遅れることなく記録することができる。

撮った後からどこでもピントが合う魔法のカメラ「Lytro」発売 399ドルから (ITmediaニュース)

  • 撮影した後でも写真のピントを好きな位置に合わせることができるという画期的なカメラ「Lytro Camera」を、米国のベンチャーLytroが来年初頭から出荷する。特殊なイメージセンサーを搭載し、写真を撮影する際に全ての光線の方向を記録。PC上で再生する際、特殊な計算を行うことで写真内の任意の位置のピントを再現する仕組み。

    カメラは筒状で、8倍ズームレンズ(F2.0)を搭載し、1100万本の光線を記録できるセンサーを搭載する。8Gバイトモデルは399ドル、16Gバイトモデルは499ドル。写真の再生にはソフトウェアが必要。

 

既にデジカメWatch等の情報サイトで取り上げられているので、このカメラをご存知の方も多いと思いますが、公式サイトのサンプル(クリックで後から任意の位置にピントを合わせることができます)が非常に興味深いものなので、まだご覧になっていない方は参照してみてください。

Lytroがどのような仕組みになっているのか正直よくわかりませんが、動物などの動く被写体もきちんと止まっているので、ピント位置を変えながら何度も露光しているわけではなさそうです。この技術が発展すると、スチル写真の世界が大きく変わる可能性があるかもしれませんね。

2011年10月23日 | コメント(52)

コメント(52)

200年近いカメラの歴史を塗り替える、まさに歴史的製品!
そう完全に言い切っていいと思います。


本当に米国のベンチャースピリットは素晴らしい。
銀塩からの連続的な置き換えではなく、コンピューターの計算技術を前提とする、21世紀ならではの革命的な製品と言えるでしょう。


一般ユーザー向けの量産品から参入し、399ドルという驚くべき価格で売り出したことも衝撃です。
よくぞ製品として出した、と感嘆しています。


総合的操作性や品質など、既存の大企業に対して、企業の体力や市場性などでこれから越えなければならないハードルは高いと思いますが、ぜひともLytroと、この新技術には頑張ってもらいたいものです。

ミラーやプリズムの有無、素子の大きさによるボケの違いなどを重視する現在の写真を取り巻く価値観を一変させるかもしれないですね。
値段も手頃なので、発売されたら是非試してみたいです。
ホンモノのデジカメの第一号の記念碑的なモデルになるのでしょうか。

3DCGのZバッファ的なものを同時に撮影してるのだと思います。
画像は基本パンフォーカスで撮影、その他に奥行き方向への白黒画像の生成で、PC上でピント位置、絞り形状やF値の計算をするのもだと思います。

youtubeでみて半信半疑でしたが、本当でしたか。

サンプルを見た感じでは解像度がもう一歩というところのようですが、この技術が発展すれば現在の写真撮影技術を根底から揺るがすようなものだと思いますね。

印刷物の写真製版に使うコンタクトスクリーンのようなもので光のベクターを記録する…のかな?

画期的な製品ですね
VIDEOカメラなどに対応すれば新しい映像が出来そうですね
編集ソフト上で、ここからここまでここへフォーカスなどといったことが出来そう。
スチルでも全点フォーカスみたいなことも出来そう。

最初はトイカメラみたいな扱いになるでしょうが
5年後10年後が楽しみです。

http://ednjapan.cancom-j.com/issue/2010/11/76/7451
ライトフィールド技術に関してはここの情報がよくまとまってる気がします。
ちなみにLytroのは4ページ目の図15が近いかと。

連投すいません

あと変換速度にもよりますが、防犯カメラなどにも
利用価値が出そうですね。

リアルタイムな防犯というより、あとから犯人を捜すといったような
TVドラマに出てくる眉唾物のような画像変換が、本当に実現できそうですね。

すぐにでも欲しいです

詳しい友人から原理を聞いたのですが、あまり理解できませんでした。^^;
大まかには次のようなことかと。

どんな光がどの方向から来るのかを複数記録しておき、
そのデータから最終画像を計算で生成するような仕組みらしいです。
レンズを前後に動かすとピント位置が変るのを、計算で求めている方法みたいな。
そのためフローティング機構などの仕組みは使えないそうです。

パンフォーカスで撮影して、ボケだけ後から生成する形とは異なると言ってました。
聞いた内容を正しく理解していないので、一部は間違っているかも知れませんが。

サンプルを初めて見たときは腰が抜けるほどの衝撃を受けました。

コレこそがまさに正真正銘の「アドバンストカメラ」!…ですよね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111020_484997.html

見た目の解像度が低いわりには1枚あたりの容量が多め(22MB)ですが、1100万光線で1100万画素、という訳にはいかないんですかね?
発売されたらブログ写真とかで流行りそう。

将来もっと高解像度対応になって.lfpファイルの圧縮率・展開速度も上がってくると、既存のデジカメ市場を脅かす存在に化ける可能性も大いにあり得ますね。

製品の形状、価格も衝撃的。
でもレンズキャップは付けてほしかったです。(笑

それにしても何故アメリカ限定発売なんですかね? それだけが残念。。

説明されても仕組みが理解できない(笑)かもしれませんが、こういうのを本当の革命・革新と呼ぶべきなんでしょうね。
世紀の珍品になるのか後の常識の出発点となるのか、とにかくおもろいことをやってくれましたね。
ただ、撮影するという行為が益々、後でどうにでもなる軽いメモ感覚に陥ってしまう気もしないでもないですね。

フォベオンにつぐ良い意味での変態センサーが誕生しましたね。

サンプル見ました。面白いですね。
ただ、現状のシステムでピントとボケをコントロールできる人たちにはどうでもいいような。
これで被写界深度まであとで変えられたら・・。

サンプルを見ました(試した?)が、どこにでもピントが
合う訳ではないんですね。
画像が幾つかの層に分かれていて、そのどれかを選ぶ
といった感じでしょうか。

「パンフォーカス」等のピントの概念がそもそも無いのだと思います。
今までのカメラは、ピントの合う光線(=ピントを結像させるために欲しい入射角の光)だけを取捨選択して記録。
このライトフィールド技術は、レンズに入ってくる光線を全て記録。更にその入射角を記録。後からユーザーが指定したピント面に必要な入射角の光だけを演算で仕分け。あとは単純に画像をカメラの原理に従って演算で現像、ピントとボケがでてくる、という仕組みではないでしょうか。
原理は考えたことがありましたが、ベクトルの演算方法が無いよなぁ、と早々に諦めていました。地球上に60億人もいると、賢く諦めないスゴイ人がいるものですね。ブラボー!

連投で申し訳ありませんが、少し誤解を生む表現をしてしまいましたので、補足させていただきます。

>今までのカメラは、ピントの合う光線(=ピントを結像させるために欲しい入射角の光)だけを取捨選択して記録。

これを読むとピントの合わない入射角の光線を捨てているように誤解されそうですが、実際には「ピントの合わない入射角の光線は、他のピントの合わない光線と合わせてドンブリで記録(積分されて記録)されている」という事を言いたかったです。

単なるパンフォーカスをフィルタでボカスのと違って、ライトフィールド技術ではボケの形、ボケの味等をシミュレートできてしまうと思いますので、「Planarプラグイン」とか「Distagonプラグイン」とかできるかも知れませんね。

>ただ、現状のシステムでピントとボケをコントロールできる人たちにはどうでもいいような。
ピントを適正な位置に直せるというだけではなくて、ちょうどLYTROのサンプルのような、誰でも好きなようにピントを弄れる形で作品を公開出来るのが最大のウリかと。Flickrなどの写真共有サイトが対応すれば流行りそうな気がします。凄く面白い製品ですね。使ってみたいです。

たーさんが紹介してくれた解説記事の2ページを見ると、ライトフィールド・カメラの現状も含めた将来像がある程度予想できますね。
http://ednjapan.cancom-j.com/issue/2010/11/76/7451/2


・最短撮影距離の限界を超えて寄ったピンボケのマクロ撮影でも問題なし。

・開放で手振れを気にせずパンフォーカスも再現できるし、逆にレンズの能力以上に浅い被写界深度も再現可能(これはムリか?)

・レンズの瞳径程度の視差で3D写真も撮れるし、その視差の範囲内でなら視点をグリグリと動かすことも可能。

・高精度でロバストな奥行き推定で車の衝突防止センサにも使えそう。

・サブピクセルの視差情報を元に高品位な超解像も実現しそう。

これらのコトが一眼レンズの1回のレリーズ(ライトフィールド情報取得)で、現像処理能力を向上させるだけで可能になりそう。


ライトフィールド・カメラとコンピューテーショナル・フォトグラフィ・・・既成概念を根底から覆してSFのような夢を実現する可能性を秘めた、素晴らしいアイデアですね!
今後の発展と実用化が今から楽しみでしょうがないです!

3D時代になれば、カメラもツインレンズが前提かと思っていましたが、こんなアプローチもあったんですね。双眼鏡みたいなカメラは情緒がないと思っていたので、一安心です。

しかし、ピント合わせる必要がなくなれば、ファインダーも必然性が薄くなりますね。
裸眼3D背面液晶なんかが標準になってくるんでしょうか。

国内某カメラメーカーでも研究をしているそうです。数年以内(もっと早い?)に何らかの形になるかも、とのこと。

この技術では、撮影・利用・鑑賞すべてに、新しい「アタマ」が必要になりそうですね。

たーさんが紹介されたサイトを読みましたが、やはり難しい。^^;
演算で画像を生成しているというのは間違いないようです。

ということは、ピント面がカメラと並行している必要もなく、
ピント面が斜めの(ティルトしたと同様の)画像も計算で生成できますね。
シフトも同じように可能でしょう。

つまり、たった1回の撮影で、ピント位置を自由に選べるだけでなく、
ティルトやシフトも自由に設定した画像が後から生成できることになります。
あとから計算する機能をどんどん増やすことにより、バリエーションが増える。
デジタル時代に相応しい、凄いカメラになりそうですね。

これは、創業者のRen Ng氏がアメリカのスタンフォード大学に提出した博士論文がもとになっているようです。学位はコンピューターサイエンスでとっているということですが、ちょっと意外な感じがしました。Ren Ng氏を指導した教官のうちの一人は、キヤノンUSAがスタンフォード大学に寄付した講座の教授を務めているということです。国内で出てくるなら、キヤノン?

ちなみに、Ren Ng氏の趣味はもちろん写真ですが、彼が最初に使ったカメラはニコンD100ということです。

3D映像へのコンバージョンに応用されるのでしょうが、
動画でもピン送りがポスプロでコントロールできるようになり、
ワンマン撮影で表現できる範囲が飛躍的に広がりますね。
まだZバッファを得る原理が理解できてないので、
どの程度の制約がある技術なのか分かりませんが……

凄い!面白そう!欲しい!とは思うけど、RAW、編集ソフト、Lytroとどんどん(写真が)とりあえず撮っとけば何とかなるって方向に向かってる気がして嫌だなぁ。

たーさんご紹介の4ページ目の図15をジーっと眺めてると、なんとなくですがカラクリが掴めてきた気がします。
http://ednjapan.cancom-j.com/issue/2010/11/76/7451/4

図15のマイクロレンズ1個が1画素に相当し、メインレンズの射出瞳からマイクロレンズに入射する光束を分割してセンサで受光してる訳ですね。
仮に5×5分割だとマイクロレンズ1個で25光線。1100万光線(センサの画素数)てことはマイクロレンズアレイは44万個(撮影画像の画素数)てことになりますね。

なるほど・・・センサの画素数固定なら、光線の方向解像度と画像の空間解像度はトレードオフの関係にある、ってコトですね。

てことはキヤノンの120MP-CMOSを使えば、に5×5分割で480万画素の画像が得られる訳で、そこまで行けば商業利用も見えてきそうですね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100824_389041.html

となると辰五郎さんが仰るように、国内ではやはりキヤノンがライセンスを取得して出してくるのかな~?
でも5×5分割程度じゃgrove99さん仰るところのPlanarのボケ味再現には程遠そうですね。(笑

連投すみません。。

ふと思ったんだけど、11/3の歴史的世界的発表って・・・まさかライトフィールド・エンジン搭載の3Dシネマカメラ、とかじゃないですよね?

いえ、そーだったら歴史的まで言うハードルの上げ方も納得できると思ったもんでつい。。
早くてもあと数年はかかるんですよね、そりゃそーですよね・・・妄想失礼しました!

左右にレンズを二つ並べた、いわゆる3Dカメラでも、
いろんな手法を用いて奥行き情報を計算できます。
奥行き情報が分かれば、それに応じてぼけの量をコントロールすることで同様の処理が出来るわけですが、いかんせんロバストでないです。

レンズの数を増やしてより正確に奥行き推定できるようにしたのがこれなのかな・・・?

老舗のカメラメーカーへの独占ライセンスは、次の3つの理由からあり得ないと考えます。


一つめは、資金投資しているのが、マイクロソフトIE vs Netscape(現Firefoxの起源)の死闘を演じたマーク・アンドリーセンだと聞いていること。彼の性格として、例えば、ボーイングに高く売ってExitする事を夢見ながら新型ロケット開発に投資するような気質では、恐らくないでしょう。ドルビー研究所のように、非独占ライセンスで各社を手玉に取るなら、それはアリだと思います。


二つめは、老舗のカメラメーカーの現行製品の販売に、いずれ大打撃になる革命的技術であること。ミラーレスでさえ躊躇するメーカーが、仮にライセンスを取ったとしても、絶対にニッチ市場に押し込んで現行製品の売上げを守る行動に出るでしょう。


三つめは、残念ながら殆どの大手メーカー技術者は、ベンチャー精神が仮にあったとしても「現実の実務では」発揮できず、現行販売品による社内事業部の力関係で決まる方向性に開発エネルギーを割かなければなりません。市場規模もはっきりしない、しかも他社の技術に長期間入れ込んでも、昇進する可能性が低いからです。特に技術者の流動性が無い日本では、上の二つめの理由ともかぶって、試作による社内評価と社内での技術アピールまでは行っても、製品事業化は困難でしょう。


Lytroが組みそうな、破壊的創造と革新の魂を持った会社で、十分な財力を持ったメーカーはありますが、その答は、皆さんの返信の分として残しておきます。
カメラメーカーでは無いかも。

画像処理(演算)の段でAF相当の処理が可能になり、演算能力&効率の向上により、特定の被写体に常にフォーカスを合わせ続ける(真に迷わない)動画撮影も可能になりそうですね。
更に、例えば異なる距離にある複数の顔に同時にフォーカスを合わせる(エリアごとに異なるフォーカス距離で現像)などという不自然な撮影も可能であったり、更に想像外の映像を生み出す可能性もありそうですね。

従来はマイクロレンズごとにひとつの素子へ集光させていたのを複数の素子に振り分けるわけですから、素子ごとの光量情報はかなり少なくなりますよね。減光率はソニーのペリクルミラーが可愛く見えるレベルですから、画質的にはどうなんでしょうか。

>Lytroが組みそうな、破壊的創造と革新の魂を持った会社で、十分な財力を持ったメーカー
GoogleとAppleがすぐに思い浮かびましたが、さてどうなるんでしょう。
Anyway、どんどん開発が進んで我々消費者を楽しませて欲しいですね。

ピントというのは光を集めるから必要な概念で、この発明は光を集めないから不用ですね。
4次元の光束を集光することで2次元にまとめて記録する。それが従来のカメラ。
情報が欠落するかわり、光束が収束されるから明るい。2次元に落ちるから解像度も高い。
この新システムは逆で、低感度かつ低解像度。

ライトフィールドの概念は初めて知りましたが勉強になりました
レンズの役割を演算処理に置き換えるカメラの革命が起きそうな予感
現状はまだまだ玩具レベルかもしれませんが、10年後には面白いセンサがいっぱい出てそうですね

技術的な革新であることは確かですよね。
パンフォーカスで撮って擬似的にボカす手法とは全く別の。
将来的に、最適化されたいいセンサーと優秀なレンズが搭載されれば、
今のカメラの有り方を変える気がします。
現状では低解像度で低感度でも、そこは技術進歩で補えるのが恐ろしい。

あのサンプルはイメージを分かりやすくするための簡易的なものと思いますが、
それでもサンプルをクリックしているだけでも面白いですね!

筒型の形というのは敢えて今までのカメラとは違うという事を強調したいのかな?

なにより「未来の技術」とスルー出来ないくらいに手頃な価格で出しているのが凄い!!

業務用として色々な応用用途がありそうだし
趣味のカメラとしては今の一眼レフカメラを頂点とする楽しみ方とはまた別の楽しみ方を提供するのではないかなと思う。

後からピント位置を指定できると言うことは便利でもあり楽しくもあり
また一方で面倒でもありつまらないことでもあるから
全く別物として両者が並立できるのではないかなと思う。

さすがアメリカのベンチャーですね。
こういう突拍子もないアイデアが良く現実のものとして実現できるものです。

日本でもこのようなことを考えている人はいると思いますが、常識的にそんなもの出来るはずがないの一言で潰されるのでしょう。 日本では何か前例がなければ何もできませんから。

映像、音声の技術に関して現在はほぼ行き着くところまで行っていると思います。 あとは微々たる改良などしかありません。 こういう今までの常識を飛び越えた技術が日本でも実現できるようになって欲しいものです。

詳しい仕組みは理解できませんが、これは画期的ですね。
今まで、ピントが合わずにシャッターを切ることができず、撮影チャンスを逃したことが数限りなくありました。また、たとえば蝶を撮影したのに、その周囲の葉にピントが合うということも。
このカメラなら、そういったことが無くなるわけで、私のようなアマチュアにとっては、スナップ用に願ってもないカメラです。

adobeも方法は違えどピンボケになってしまった写真を復元する機能を開発しているようですね。
唯一惜しいと思われるのが、手ブレ及び被写体ブレに対しては一切の効果を発揮しないというところでしょうか。
LIGHT FIELD CAMERAも同じく手ブレ、被写体ブレには対応出来ないと思うので、高速で動く被写体を適当に撮影して後からピントを…という使い方が出来ればかなりの需要が見込めそうですね。
今後の技術進歩に期待したいです。

これはアレですよね。映画「ブレードランナー」に出てきたESPER。
なんで写真から家具の向こうが見えるんだよ、というシロモノでしたが、この技術によりデジタル上で実現するわけです。

>nikonerさん
Adobeは手ブレ写真を補正する技術を既に開発していますよ。下記リンク先の一番上の動画でデモンストレーションの様子が見れます。
http://goo.gl/wxFQm
これも凄いですよね。手ブレの軌道を元に補正しているようなので、複雑な被写体ブレには効果がないかもしれませんが、精度が高ければ花火が手持ちで撮れるようになるかも。

物理は赤点だったのでアレですが、4次元の情報をとにかく全部記録して計算で画像を作り出す、ということなんですよね??
そうすると、記録能力と計算能力が上がれば動画も、高解像度画面も可能になるのかな? 計算だけなら今でもペタコンで力任せにできそうですが、誰か天才が現れれば一気に革命が起きそうですね(わくわく)。
なんとなく星空を時間や観測位置(地球に限らず)を自由に設定して映し出すことができるプラネタリウムの概念に似てる?(例えが外れてたらすみません)

テレビやディスプレイと組み合わせて、視線の方向に自然にピントが合うような応用製品とかならないかなー
既存の3D映像は半端なく目が疲れるので・・・・

>Grrさん
>Adobeは手ブレ写真を補正する技術を既に開発していますよ。

たしかに手振れに対する補正が出来るようですね。
となると、LIGHT FIELD CAMERAとadbeのシステムを合わせれば、撮影技術が無くても簡単に動体写真など撮れてしまうということですね。しかも手持ちで花火撮影も大丈夫となると三脚の出番も減りそうです。
これからどうなっていくのか楽しみに待つことにします。

情報有難う御座いました。

Ren Ng氏がライトフィールド・カメラの実証段階の成果を披露したカンファレンス(IDF2008)の記事が見つかりました。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/04/03/8249.html

この頃からライトフィールドの基本概念は既に確立していたみたいですが(Refocus Imaging社はLytroの前身っぽい(URLのリダイレクト先がLytroになってる))注目すべきはそのデモ機。

EOS DIGITAL(5D?)のセンサとEFレンズの間に専用マイクロレンズアレイを挟み込む「だけ」のように読めますね。
てことはハード的な特殊性はそれほど無く、比較的簡単に既存の一眼レフやミラーレスをライトフィールド・カメラに改造できそうです。

・・・とは言っても、センサに対してマイクロレンズアレイは高精度な位置決めが必要な筈なんで、ハードルはそこそこ高いでしょうけど。(もしかしたらこの頃からキヤノンはLytroに目を付けてこっそり支援活動をしていたのかも・・・等と勘ぐったり)


でも、もう少し本格的な商用カメラを出してくるとしたらキヤノンよりはやっぱりAppleなんでしょうかね~。> IMさん、OGさん
なにより資金は潤沢だし、Apple(というか故Jobs氏)の理念・デザイン哲学とLytroの製品コンセプトがピタリと符合しそうだし、Ren Ng氏はMac信奉者っぽいし。

ライトフィールド・エンジンのワンチップ化はApple担当、センサはAptina製で、オールUSAの黒船連合艦隊で攻め込まれでもしたら、、iPod席巻の悪夢再来となるのか・・・も?

連投ご容赦ください。

> INAさん
ライトフィールド・カメラのマイクロレンズアレイは従来のオンチップマイクロレンズを複数素子にまたがって巨大化させたようなものですね。
なので素子ごとの光量情報は基本的には変わらない筈です。

仮にオンチップマイクロレンズのサイズはそのままに、素子側のサイズを縮小したとしても、復元過程で畳み込み和のような何らかの積和演算を行っていると予想されるので、その過程でS/Nが改善されると思われます。(例えば8×8=64素子に瞳分割する場合は、8×8ビニング相当のNR効果)


この瞳分割数(光線の方向解像度)、増やしていくと、ひょっとしたら現状デジタル補正対象外の収差(球面、コマ、非点、軸上色)の補正にも道が開けるんじゃないか・・・と期待されます。
あとはAマウントの特権:STFレンズのシミュレーションも遣りたい放題・・・。
トレードオフとしての画像の解像度低下は高品位超解像で切り抜ける、と。


何とも夢(妄想?)が広がり過ぎて困っちゃいますね~。(笑

>のむねんさん
なるほど、画質はそれほど低下はしないだろう、ということですね。
なんにせよ実機およびレビューにより、いずれ正体は明らかになるでしょう。

20年後くらいにはライトフィールドが主流になっていたりして。

本家サイトでは撮影者と鑑賞者が別々に焦点を変えて画を楽しむ事ができるので、これまでの写真とは異なるliving imageになるという事を謳っていますね。最初は双方で面白いかもしれませんが次第に飽きられないかという点が気になります。また、後から変化を楽しめるボケを感じ取れるライトフィールドをうまく収めるには効果的な写し方(被写体との距離や収め方、絞り、レンズやセンサーサイズ等)などが限定されてくるでしょう。とりあえずは、撮影時点でピントが定まっていないので、撮影者自身がこのカットで何にピントを合わせて撮りたかったのか、撮った後から画を見ながら?思い出していちいち指定しなくてはならない?という手間が産まれますよね。この点が気になりました。

ライトフィールドカメラはどうやら普通のカメラのfocal planeの後ろ側にマイクロレンズアレイをつけて、その更に後ろに撮像素子がある様な形になっているようです。(普通のカメラの場合はエクステンションチューブを用いてfocal planeを前側に出す)
そのコンピューターによる加工前の生のデータはこんな感じです。
http://www.tgeorgiev.net/492.jpg

これで位置情報と光線の入光方向がわかり、ここからレンダリングして最終画像を作り上げるようです。

AdobeとNvidiaによるデモの動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=cZ6EHhsLk74

その原理と仕組みを説明しているプレゼンテーションです。(46分)
http://nvidia.fullviewmedia.com/gtc2010/0922-c-2093.html

上のデモンストレーション部分の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=jS7usnHmNZ0

PDFファイルです
http://www.tgeorgiev.net/EG10/

あれ、これってさ・・・・
技術的に逆の発想も可能なんじゃないの?
入力センサーを逆に出力側に仕組みを変換すれば
3Dディスプレイに応用できるんじゃね?
2眼あれば視差のない真の3Dが可能だと思うんだけどな。

単純な思いつきですが、このカメラで作られる作品としてとりあえず2通りがありますでしょうか。
(1) 作り手が自分の意図に沿ったピントを合わせ済みの作品(静的?)
(2) 見手が自分が見たいところにピントを合わせて見る作品(動的?)
(1)はこれまでの写真がさらに進化したような作品、(2)は見手がどういうふうに見るかを予測した/誘導するような作品、になるのかなぁと。どちらにしても作り手にとって今以上にクリエイティブな(大変な?)作業になる感じがします。

> enochさん

Wow! ありがとうございます! こういうのが見たかったんです♪
RAWデータ・イメージ、面白いですね。まるで昆虫の複眼を通してみた映像のよう。
もしかして・・・トンボの複眼って、ライトフィールド処理でフォーカス制御してたりして。(笑

それにしてもAdobeがnVIDIAと組んで似たような事を研究していたとは。
Lytroは旧Refocus ImagingのときにIntelとコラボしてるし、CPU/GPUベンダーも、莫大なコンピューティング・パワーを要求する将来のライトフィールド・フォトグラフィー市場の立ち上がりを手ぐすね引いて待ってる感じですね。

リフォーカス動作をデモしてるときのジェンスン・ファンCEOの"That's MAGIC! Just like MAGIC!!"って感嘆の声が印象的。
それだけはきっと率直な感想なんでしょう。

> focal planeの後ろ側にマイクロレンズアレイをつけて、その更に後ろに撮像素子がある様な形

仰るとおり、マイクロレンズアレイは位相差AFの眼鏡レンズと同様、二次結像レンズですね。一次結像面はマイクロレンズアレイの前にあります。

てことは(やる必要ないけど)やろうと思えば全画素(この場合の画素はマイクロレンズ1個に相当)で多重クロスの像面位相差AFが実現できてしまいますね。(笑

ラッキーなことに、たまたま有識者の方と話をする機会があったので、そこでシツコク聞いた話の要点を以下に紹介したいと思います。(後々、ココを参照される方のための備忘録代わりに…)

・マイクロレンズアレイを使ったPlenopticカメラ(ライトフィールド・カメラのこと)にはStanford方式とAdobe方式の二通りが提案されている。

・Stanford方式では結像面(フォーカルプレーン)の後ろ側にマイクロレンズアレイとセンサが配置され、Adobe方式では逆に結像面の前側に配置される。

・イメージ解像度とリフォーカス範囲はトレードオフの関係。

・イメージ解像度を犠牲にしてリフォーカス範囲を最大限広げたのがLytroの製品。

・リフォーカス範囲を狭めてイメージ解像度の低下を極力抑え、用途を狭い範囲のピンボケ救済のみに特化した、現在の一眼レフ・ミラーレス前提の製品形態も現実解としてあり得る。

・片面のみ球面のマイクロレンズでは収差が大き過ぎてMTFが稼げず、リフォーカスしてもその収差が影響し、超解像処理を適用しても効果が低い。

・リフォーカスの合焦精度を上げ、超解像の効果を最大限引き出すには、マイクロレンズの両面球面化、さらには両面非球面化が必要。

・レンズの開放以上のボケ再現は不可能。(絞込み方向は可能)

・マイクロイメージは隣同士で相関が強いので、ライトフィールド画像特有の画像圧縮をかけてファイルサイズを大幅に減らすことは可能。


参考までに、Lytroとライトフィールドカメラ(Plenoptic Cameraとも言うそう)に関するengadget日本語版の記事↓
http://japanese.engadget.com/2011/10/19/lytro-f-2-399/
http://japanese.engadget.com/2011/06/22/light-field/
http://japanese.engadget.com/2010/09/23/adobe/

上記3番目のリンク先の記事中に紹介されているAdobe Photoshopグループ上級リサーチサイエンティストのTodor Georgiev氏のHPが、enochさんご紹介のRAWデータ画像のトップページですね。
http://www.tgeorgiev.net/

Lytroは実は2番目のplenopticカメラなんだ…とか等、膨大な量の資料のリンクが貼られています。(宝の山に見えます)
下のほうには瞳径の範囲内で左右に視界を振り続けた菜の花の映像が。


・・・ライトフィールドフォトグラフィーの追っかけファンになってしまいそうです。(笑


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このページは、2011年10月23日 に公開されたブログ記事です。

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