ニコンD7200は高感度やAFなどの多くの重要な部分が改善されている

ePHOTOzine に、ニコンのDXの一眼レフ「D7200」のレビューが掲載されています。

Nikon D7200 Review

  • D7200はD7100からのデザインの変更はごくわずかで、防塵防滴のAPS-Cの一眼レフとしてはまずまずコンパクトだ。
  • Wi-Fi はNFCを使って、素早くスマートフォンやタブレットと接続することができる。アプリ(ニコンワイヤレスモバイルユーティリティー)は他のニコンのカメラと同様に非常に簡素なものだ。リモート撮影と、画像の閲覧、画像の転送ができ、セルフタイマーの設定もできるが、その他の機能はほとんどなく、D7200がどれだけ進んだカメラかを考えると、アプリが非常に簡素なのは残念だ。
  • バッテリーはD7100と同じもので、撮影可能枚数は、D7200ではD7100の950枚から1110枚に改善している。
  • シャッターレスポンス(0.05秒以下、ライブビューで0.25秒)、起動時間(0.3秒)、撮影から次の撮影までの間隔(フラッシュ無しで0.4秒、フラッシュありで0.7秒)は素晴らしい。
  • 連写速度はJPEGかRAWか、クロップモードを使用するかによる。RAWでのスローダウンまでの撮影可能枚数はD7100よりも改善されている。

    - JPEGでレンズ補正ONで5.78コマ/秒、スローダウンまでに38枚
    - JPEGでレンズ補正OFFで6コマ/秒、スローダウンまでに38枚
    - JPEGで1.3xクロップ、レンズ補正OFFで6.8コマ/秒、スローダウンまでに52枚
    - 12bit RAWで6.2コマ/秒、スローダウンまでに19枚
    - 14bit RAWで5.4コマ/秒、スローダウンまでに13枚
    - 12bit RAWで1.3xクロップで7.1コマ/秒、スローダウンまでに27枚
    - 14bit RAWで1.3xクロップで6.2コマ/秒、スローダウンまでに20枚
  • サンプルではポートレートの肌のトーンは満足行くもので、フラッシュ使用時に赤目の兆候は見られなかったが、ダイレクトのフラッシュはとても刺々しい。色再現はとても良く、ディテールも良好なレベルだ。
  • 高感度はISO3200までは良好で、D7100よりもクリーンな結果が得られ、素晴らしい性能だ。ISO6400ではノイズが顕著になり、ディテールが苦しくなるが、まだ結果はとても良好だ。ISO12800ではディテールが更に失われるが、まだ実用的な画質だ。ISO25600ではノイズは最も多くなるが、とは言え、ノイズ性能はまだ良好で、実用的な画像が得られる。拡張レンジのISO51200と102400はJPEGのみで白黒になる。
  • オートホワイトバランスは白熱灯下では良好で、暖色系にする設定も用意されている。プリセットは、オートよりもニュートラルな結果が得られる。蛍光灯下でもオートホワイトバランスはとても良好で、プリセットはマゼンタに傾く。
  • HDRは2枚撮影して自動的に合成されるが、これはJPEG撮影時のみだ。パノラマモードは用意されていない。
  • 動画はフルHD30fpsで、1.3xクロップモードではフルHD60fpsが利用可能だ。マイクのレベルはマニュアルで設定できる。動画の最高感度はISO25600だ。録画中のAFが可能で、暗い場所でも良好な性能だ。
  • 最新の51点AFは、暗い場所でさえ高速で信頼できる。
  • D7200は、高感度性能や動画性能、AF性能、スローダウンまでの連写枚数などの多くの重要な部分で改善されている。しかし、6コマ/秒(クロップで7コマ/秒)よりも高速な連写が提供されなかったことにがっかりした人も多いだろう。D7200はD7100からの有用なアップデートだが、ユーザーを買い替えに誘うには十分でないかもしれない。
  • 良い点: ローパスレスの24MPセンサー、防塵防滴のマグネシウム合金ボディ、素晴らしい画質とディテール、とても良好な高感度性能、51点AF、動作が速い、HDR機能、Wi-Fi・NFC内蔵、デュアルカードスロット、バッテリーライフの改善。
  • 悪い点: キットレンズ(18-105mm VR)の歪曲、連写速度がD7000以来速くなっていない、Wi-Fiアプリケーションの機能が限られている。

 

D7200 は外観こそD7100とあまり変わっていませんが、高感度性能やAF性能、バッファーなどのカメラの基本的な部分がかなり強化されていて、中身はかなり進化しているようですね。特に高感度はAPS-Cの24MP機の中では相当強そうです。

D300S後継機を待っていた方には、D7200では連写速度が物足りないかもしれませんが、このクラスのカメラとしてはD7200は非常にバランスよくまとまっているという印象です。

2015年4月19日 | コメント(17)

コメント(17)

やはり私が実物を店頭で持った印象そのままのレビューですね~
オートフォーカスはかなり粘る印象が好感を持ちました、後は買っていろんなシーンを撮ってみろ!って感じですね確かにキヤノン7DⅡには・・・ですが、違う土俵ですしね(笑)
壊れないニコン神話のボディで満足させて欲しいですね~

D7200がとても素晴らしいカメラなのは承知していますが、D7100の段階でここまで煮詰めてほしかったのが本音です。D300系の後継がない状態では尚のこと。
辛口コメントを書くのはそれだけニコンに期待しているからです。

自分はK-3使ってるんですが、AFが劣ってどっちか言うと風景向きと言われるペンタックスのK-3が最高約8.3コマ/秒でRAW(14Bit)で23枚撮影可能
高性能なAFで動体撮影向きな筈のD7200が14bit RAWで5.4コマ/秒、スローダウンまでに13枚って逆だよなあって思います
AFが高性能だからそれほど連写しなくてもジャスピン連発なのかもしれませんが

連写についてキヤノンは「AF合掌を待っていてシャッターチャンスを逃したらどうするの」という考え方、ニコンは「いくら高速連写できてもピントが合ってなかったら意味ないじゃん」という考え方、という見解はよく見たり聞いたりしますね。
これが本当かどうか正しいかどうかは分かりませんが、考え方の違うところのスペックを比べても意味ないのかもしれません。

後はそれ以外の部分で現行トップエンドDX機として頑張ってほしいですが、ライバル機が70Dクラスならスチルカメラとしてはこの上なく頑張っていますね。

D7200は良いカメラになっているようですね。
ただ、ニコンユーザーの多彩な用途を考えると、14bit RAWで5.4コマ/秒だど更に上を要求する人は当然出てくるでしょうね。
そこは、来年、初頭辺りに期待でしょうか。

>D7100の段階でここまで煮詰めてほしかったのが本音です。

同感です。α7や自動車(リコール多発)などもそうで、今のメーカーはまず販売計画有りき完全厳守の考えで作っている(作らざるを得ない時代な)のでしょう。

ただ、こういう製品の出し方が蔓延すると、ユーザーは購入に、より慎重になってしまい財布の紐を締めてしまうデメリットもメーカーにはあります。 

新規に買うなら勧められる性能です。
特にエクスピード4に変わった所大きいと思います。

素晴らしいカメラだと思います。
それでもD300の後継機を望む人も大勢います。

あるレビュー動画で 14bit と 12bit の連写の様子を見て 「おや?」 と感じていたのですが、確かにそのくらいの速さでしたね (D7100 の時は速度差に気づく前にバッファフルだった?)。 なるほど、連写のネックはデータ処理 (センサーも?) なんでしょうね。
読み出しや処理の速度が上がれば同時にメカも刷新する必要がありますが、今回はそこまでの予定はなかったということでしょうか。

まあ、正常進化ということでしょうか?このクラスはこれで良いように思いますが、その代わり当然これ以上の機体が・・・。

以前から感じるのですが、連写って10枚以上/秒も必要なんでしょうか?私も過去、バッファメモリ一杯まで連写して撮った気になってたけど、撮り帰った後の処理が大変でした。それに一瞬一瞬を切り取る緊張感がなくなって撮ることが段々とつまらなくなりました。
昨日も民航機撮影で空港に来られていて7DmarkⅡで撮影されていた方と話をしたんですが、私と同じことを考えておられたようで、最近では1機体あたりの枚数を制限して精度の高い撮影に専念することにしたそうです。
ニコンに求めたいのはDXはD7200のような中堅機を煮詰め、D300s後継機よりもフルサイズでAF的中率が高いカメラです。
あくまでも私の勝手な考えですが…

まぁ、値段から言えば連写で5枚も取れれば良いと私は思います。ただし、ピントがちゃんと来てるのが大事ですが(笑)。
私はD7100からの機種変更ですが、ストレス無く良いカメラだと思っています。これ以上を望むのであればメーカーを鞍替えするか、上位機種を買えば済む事だと思っています。
ボディ形状の変更がなかったお陰で縦グリップの買い替えもしなくて済んだし、今回、ピクチャーコントロールで上位機種に有るフラットが絵の情報量が多くて結構使えるし、暗所でのAF性能も地味ながら良い改良点だと思っています。グループAFの非搭載を挙げる方もいらっしゃいますが、あれって91KピクセルRGBセンサーとの組合せの恩恵でしょ。2016分割RGBセンサーのD7100で省かれたのは納得かな?何はともあれ機械性能も大事ですが、私の場合腕が追いついて居ないのが問題かな(笑)。

連写が8コマ/秒だったらD7100から買い換える予定でしたが・・・。
D7100と同じ6コマ/秒とはとても残念ですね。
いつになるか判りませんが、D300Sの後継機を待つことにしました。

10枚/秒が必要な場面はゼロではないと思います。例えば野球におけるバッティングでバットがボールをミートする瞬間を捉えようと思えば連写速度は速いに越したことはないです。特に失敗の出来ない「職業カメラマン」には必要かと思います。

私もD90→D7000→D7100と買い替えD7100のAFはある程度満足したものの連写が不満でD4を買い増ししました。今までとは違い容易に一瞬を切り取れるようになったものの、「山登りさん」がおしゃられた通り・・・


>一瞬一瞬を切り取る緊張感がなくなって撮ることが段々とつまらなくなりました。


というのは強く実感しました。また、大量に撮影した写真の整理も苦痛でしたね~。

現在はD7100をD7200に買い替えD4と併用していますが、連写以外はかなり進化しています。連写以外は、といってもフィルムのころを思い返せば6枚/秒でも立派なんですよね。

D4はマシンガン、D7200は精度の高いライフルで気分はスナイパーって感じです。

ちなみにD7200の満足感は高いですよ。Nikonは宣伝が下手だな~とはつくづく思います。

AKAGI22様
野球などの職業カメラマンはボールのミートの瞬間は連写は使わないと思いますよ。バックスイングから連写してもミートを押さえるには偶然を祈るしかないし。
失敗のできないスポーツの職業の方はそんなバクチはしないでしょう。
私の経験ですとたま〜に撮る駅伝ゴールなどの表情やポーズが瞬時に変わる場面やあっと言う間に撮影したいポイントを駆け抜けちゃうようなときに使ったりします。
仰られる通りフィルム時代は6コマでも凄いと思ったし、先輩方はそれで素晴らしい写真を撮影されて来たんですもんね。
最近、若いカメラマンさんが自分の現場に取材でいらしたとき物凄い連写で撮ってらして、なかなか表情をとらえるのが難しいので、と仰っていたのを聞いて
写真術も変わったんだなと時代遅れの自分を痛感しました。
その昔、亡くなられたトラック野郎の俳優さんを記者会見で撮ったとき
連写するカメラマンに『自信がねえのかな』と呟かれたのを思い出します。

さて鳥撮りの方々は羽の形のいいのを撮るのにはやっぱり連写が必要なのでしょうか?撮ったことないのでどなたか参考までに教えていただければ嬉しいです。

ken様

>野球などの職業カメラマンはボールのミートの瞬間は連写は使わないと思いますよ。バックスイングから連写してもミートを押さえるには偶然を祈るしかないし。

後段については、おっしゃることはごもっともだと思います。

>失敗のできないスポーツの職業の方はそんなバクチはしないでしょう。

博打が出来ないからこその連写だと思います。
プロがクライアントから「ミートした瞬間を撮って」と言われた時に連写を使わずどのように撮るのでしょうか?まさかクライアントに「無理!」って返答するとか。難しさは伝えたうえでクライアントの要望に答えようとすると思います。

連写と言ってもおっしゃられているとおり、バックスイングからシャッター押しっぱなしではでは無いです。ミートする「ここだ!」と思った一瞬の数枚でしょう。そこで6枚切れているか10枚切れているかで偶然の確立は変わってきますよね。

>私の経験ですとたま?に撮る駅伝ゴールなどの表情やポーズが瞬時に変わる場面やあっと言う間に撮影したいポイントを駆け抜けちゃうようなときに使ったりします。

私の例えが悪かったですかね。「一瞬を切り取りたい時の連写」という意味は同じです。連写の速さの優位性はEOS-1DXの商品ページの連写についての説明を読んで頂ければわかりやすいですかね。


D7200登場でD7100からベース機能がアップしたものの連写枚数で揚げ足をとられ、ネット上での評価だけで使う機会を逸したらもったいないと思っています。

・10枚/秒の連写は一瞬を捉える確立は上るけど「撮れた!」という感動が少なくなります。
・6枚/秒だけどフィルムの頃で考えれば凄い数字なんです。
・D7200は、6枚/秒しか撮れないけれど基本機能が上ってます。

という事をお伝えしたかったのが一つ前の書き込みです。
実際に一桁機を使って感じるのは、最強の「写るんです」だということ。色々と工夫して失敗を重ねられるのが趣味のいいところ、連写枚数は少ないけれど十分楽しみながら使える機種であることをお伝えしたく書き込みさせていただきました。

AKAGI22様
言葉が足らず失礼しました。
バクチとはバックスイングから撮り始めるような
『これだけ押しときゃ写ってるだろ』みたいな連写信仰的な撮影方法を思って書きました。
さてクライアントさんにミートの瞬間を撮ってと言われた場合、
フィルム時代ですがワンショットで狙っちゃう方がいらっしゃったんですよ。
選手のスイングスピードやカメラのタイムラグなんかをしっかり身につけて
まさにミートの瞬間を押さえていたと記憶してます。
(正直、撮れていたかはわかりませんが)
よく考えたらミートするここだ、って瞬間以降はいくら連写しても狙いの瞬間じゃないですもんね。
ミートする前にシャッター押し始めるのも極端に言えばバックスイングから押し始めるバクチと同じなのかもしれません。
ただカメラの連写スピードや選手のデータを体に叩き込んでおけば
バクチの勝率は高くなるでしょうけどです。
D7200については正当進化した素晴らしいカメラだと思います。
前はD3を使ってましたが僕の仕事ではD600のスピードで充分とわかりましたのですべての方に10コマは必要ないと思います。
カタログスペックだけでD7200の使う機会を逸するのは本当にもったいないという意見には大賛成です!
ただカメラを選ぶのはユーザーさん特権ですのでどんなにもったいなくてもその方の自由ということですからね。
一桁機は最高の写ルンです!わかります!
どんな時でも写るからこそ多くの職業カメラマンに使われるんですね!

D7000を使用してます。暗所でもピントが合わせれるのはいいですね。後、みなさんコマ速度にかなり敏感になってますが、僕はピント合致率が高いニコンなら6コマ/秒で良いとおもいます。僕の使い方なら十分です。10コマ/秒あったら何を撮るんだろう?って考えてしまいます。D7000も6コマ/秒ですが今まで、車、バイク、電車、飛行機、子供、スポーツ等を撮ってきましたがコマ速度に不満は全くないです。センサーや処理機能等が良くなっているので買い換えたい。とは思ってます。やはり、フィルム時代でも、デジタル時代でも写真は使い手の腕次第でしょう。ニコンさんの考えはわからないですが、D7200はD300s後継機を必要と思わせない機体なっていると思います。欲を言えば、見た目も機能もD7200で、静止画に特化した動画の機能を一切持たないモデルがあるといいですね。


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このページは、2015年4月19日 に公開されたブログ記事です。

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