ニコンが曲面型センサー用のレンズを開発中?

Mirrorless Rumorsで、ニコンの曲面型センサー用レンズの特許が紹介されています。

Also Nikon seems to be working on a curved image sensor

  • 以前にソニーのこのような特許を目にしているが、これと同じようなことが記述されているように見えるニコンの特許がある。曲面型センサーの特許だ! 曲面型センサーには、次のようなアドバンテージがある。

    - レンズをよりコンパクトに設計することが可能
    - ソニーによると曲面型センサー用のレンズは1段分のアドバンテージがある
    - 隅の画質の劣化が無い

    もし、この特許が実際の製品に採用されるとしたら、レンズ固定式カメラに採用されると推測している。

 

曲面型センサーの特許ではなく、曲面型センサーに対応するレンズの特許のようです。ソースが不明なので、特許のレンズが何用なのかはっきりしませんが、レンズ構成図から像面が湾曲しているのが見て取れるので、曲面型センサー用のレンズなのは間違いなさそうです。

このレンズはバックフォーカスがかなり短そうなので、デジカメ用だとすると、レンズ一体型のコンパクトカメラでないと製品化は難しそうですね。

nikon_patent_201606.jpg

2016年6月 7日 | コメント(11)

コメント(11)

公報を読んでみました。内容としては携帯 (スマホ) 用ですかね。あくまでも特許提案ですから実現するかどうかは別にして、不思議なカーブの非球面レンズだなぁ… と思って調べた次第です。以下抜粋

背景技術
 携帯端末等に搭載された小型の撮像装置に用いられる撮像レンズ(例えば、特許文献1を参照)には、撮像素子の画素の微細化に伴って、像面上で1~2μm程度の高い解像力が要求される。また、このような撮像レンズには、携帯端末等の薄型化に伴って、撮像レンズの全長を短くすることも要求される。撮像レンズの解像力を高めるには、レンズ面を非球面にする方法が考えられる。ところが、小型の撮像装置に用いられる従来の撮像レンズでは、殆どのレンズ面が非球面である。また、撮像レンズの解像力を高めるには、レンズの枚数を増やす方法も考えられる。しかしながら、レンズの枚数を増やすと、レンズを挿入するための空間が必要になり、撮像レンズの全長が長くなる。

発明が解決しようとする課題
 このように、従来の撮像レンズでは、撮像レンズの全長を短くして結像性能を高めるための方策が求められている。
 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、全長が短くて良好な結像性能を有した撮像レンズおよび、これを用いた撮像装置を提供することを目的とする。

薄く作れるので中判コンデジとか可能になるのかもしれない

興味ある方はこちらを… https://patentscope2.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2016084117
ちなみに件の図面にあるDOEは回折光学素子のことです。開口絞りSも意外な場所にあります。

余談ですが、暇にまかせて公報を閲覧するのも面白いですね。不思議なカーブの非球面レンズはかなり前から (深くは辿ってませんのでいつからかは不明ですが) 各社の図面に載ってました。個人的にはボケがどんな感じになるのか気になりますが、なんとなく汚そうな予感。また、最近の出願件数や審査請求の有無などを調べると各社の特許戦略なんかが見えてきます。実現のためには製造技術も必要ですが、こちらは特許にせず隠す方が得策のようで製品化の時期を探るのは難しい感じです。

ソニーのセンサー発売を裏付けるような特許ですね。
ソニー側からこういう特許が出てこないのは謎ですが。

いずれにせよすべての既存の製品にとってネックであった四隅の改善が図れるので期待大です。

スイバル式がこの技術で復活してくれないか
ほんのり期待して居ますが
スマホや防水コンデジなんかが先でしょうね・・・

アクションカムなどで小型化を保ったまま歪曲を抑えたカメラを期待します。

センサー側のレンズが不思議な形をしてますが、大丈夫なんですかね?
曲面センサーに、レンズをあわせる必要狩り、焦点距離によっては、センサーの画素数を生かしきれないケースが出てくるんではないでしょうか?スタジオ撮影なら何とかなりそうですが。
リコーGXRのようにセンサー一体型レンズなら、何とかなりそうですが、いろんな画角に対応した曲面センサーを作れるかどうか。
いろんな課題がありそうですが、商業的に成功するんでしょうかね。

これは小型の湾曲センサーを前提とした特許出願ですね。

湾曲センサーを除くと、この手の奇妙な形の非球面レンズを用いた光学系の特許は、実は頻繁に出願されています。スマホカメラなどの超小型カメラ向けだそうです。

ω型の非球面レンズなどは一見無茶苦茶に見えますが、極小径の樹脂レンズを前提としているため実現可能なようです。別の言い方をするとこの特許は一眼レフ用やミラーレス用等の大径のレンズには応用困難とみられます。

クレーターみたいな同心円状の湾曲?
それとも長辺のみの1方向なのかな?
昔、写ルンですは長辺のみでしたが。

iPhone8くらいに採用されればカメラの出っ張りがなくなるかもしれませんね。
またこれが大型センサーのレンズ一体型カメラで有効なら、ポケットサイズの「コンデジ」と呼べる大きさに収まるようになるかもしれませんね。

スマホのレンズに似てますな。


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このページは、2016年6月 7日 に公開されたブログ記事です。

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