ソニーの645曲面型センサー用のレンズの特許

dpreview で、ソニーの曲面型の中判センサー用の超望遠単焦点レンズの特許が紹介されています。

Sony patents 400mm F2.8 lens for a curved medium format sensor

  • ソニーの中判の曲面型センサー用の400mm F2.8の特許が見つかっている。この特許によると、このレンズは645サイズ(富士フイルムのGFXやハッセルブラッドのX1Dのセンサーよりも大きい)の曲面型センサー用に設計されており、単焦点レンズで、交換レンズ用として使うことができると述べられている。続けて、曲面型センサー用の設計のおかげで、高いMTFが得られたと述べられている。
  • いくつかのレンズ構成図があり、光学設計は極めてシンプルだ。これは、曲面型センサーのおかげだろうか。

sony_patent_400f28_201707.jpg

ソニーが曲面型中判センサー用のいくつかのレンズを設計しているのは、非常に興味深いですね。ソニーは、曲面型センサーを使った中判システムを検討しているのでしょうか。

なお、図の上のレンズは400mm F2.8(正確には387mm F2.8)、下のレンズは84mm F2.9で、この他にも、161mm F2.8や258mm F2.8などのいくつか中判用レンズがあるようです。

2017年7月23日 | コメント(15)

コメント(15)

曲面センサー搭載の中判カメラ用レンズですか。
ソニーは中判出すんですかね。
出したとして、ほぼ645の大きさのセンサー搭載するとなると、かなり高価になりそうですね。

ニコンの曲面センサーの特許の記事と同じように、dpreview本家のコメント欄では望遠大口径レンズのレンズの簡素化や小型化、画質向上、そしてコストダウンは見込めるだろうけど、センサー製造コストに一体幾ら掛かるんだ?とか、これに最適化したレンズ群が揃うまでに何年を要するんだ?といった否定的意見が多いようですね。
空撮用の特殊カメラのセンサーだろなんて意見も。

いずれにしろ私は買えそうにないです^^;

単に特許網を張っているだけではないでしょうか。

湾曲センサのよいうな新しい技術が実現可能と言える今、製品を出す出さないに関係なく、その発展系の特許を書くのは当たり前に思います。
湾曲センサ関連の特許については、どこのメーカーも牽制として出しているにすぎないと思います。ニコンもキャノンも。

但し、このような特許が出るということは、少なくとも「湾曲センサは使える可能性がある」ということを示唆しているのだと思います。

>>湾曲センサは使える可能性がある
スマホにはもう使わてるし、フルサイズまではソニーのプロトタイプが出回ってます。日経の記事だと早期の実用化を視野に入れてるってことだから、使える可能性があるというレベルではないかと。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ30H8P_R00C14A7000000/?df=2

フルサイズからスマホ向けまで試作品は完成済み

ソニーは対角43ミリメートルのフルサイズ一眼レフ用から対角11ミリメートルのスマートフォン用まで、さまざまな寸法の曲面CMOSセンサーを試作済みだ。フルサイズ品の解像度は2400万画素と市販品と変わらない。「信頼性の評価も行っている」(糸長氏)ことから、早期の実用化を視野に入れた技術とみられる。

「曲面CMOSセンサーを生産する基本的な技術も確立済み」(糸長氏)という。詳細は明らかにしないが、「熊本の前工程(ウエハー処理)技術と、大分の後工程(パッケージ組み立て)技術を組み合わせ、これまでにない生産手法を確立した」(糸長氏)。CMOSセンサーを曲げるための「ベンディング・マシン」と呼ぶ製造装置も独自に開発した。

〉使える可能性があるというレベルではないかと。
そういうつもりで書いたわけではありませんが、少し文言を間違えましたね。
「様々なシステムで使われる可能性がある」と訂正しておきます。

少し前に何かのニュースでソニーが天体観測向けに曲面センサーを提案したようなニュースを見ました。
曲面大型CMOSなら小さな光学系で優れた解像力が出せるから天体観測のような超特大光学系を使う分野に需要が開拓できないかというような試みではないでしょうか?

先に平面センサー用のレンズを揃えてしまうと
曲面センサーカメラが出た時にシステムが無駄になってしまいますね。

曲面センサーってどのくらいレンズ軽くできるんでしょうかね

これは撮像素子付きレンズとして出してくるのかな
エンジンなんかはもちろん本体に内蔵してくるんだろうけど
精度は追い込めるし、レンズの構成もシンプルに出来るからメリットはあるかも

ペッツバール和をゼロにしなくても良くなるのでしょうから、負レンズを2,3枚減らしても十分な性能が出せるのでは?と想像します。
フルサイズ以上であれば恩恵は大きそうですね。

曲面センサーってレンズ側の補正をセンサーで出来ることがメリットだと思ってたんですが、レンズ交換式にすると、結局センサーの曲率に合わせてレンズ側で補正する必要が出てきてメリットなくなりますよね?

リコーのGXRのようなセンサー付きレンズになるのでしょうか?
GXRと違い、センサーは同じ焦点距離であれば交換可能だったりして。

>京介さん
基本的に集光作用を持つレンズは、中心に比べ周辺の像面が物体側にあります。(虫眼鏡とかがわかりやすいです)そのため、センサーを平面にするよりは曲面にしたほうが補正量が減る事が予想されます。

とはいえ、焦点距離が長くなればなるほど、周辺像面は中心と揃いやすくなるので、超望遠域では曲面センサーに合わせた余計な補正が必要になるかもしれませんね。

これが出れば、専用レンズが必要になるがレンズ価格は劇的に安くなるのではないですか?

光学設計がシンプルになり安価かつ高性能になった超望遠レンズと湾曲大型センサー(それもα9と同様の超高速センサー)を一体型にしたカメラなら、一眼レフ用の400mm f2.8などと価格や可搬性でタメを張れる武器になりませんかね。
これまで RX1やα7、α9などで業界の固定概念を覆してきたSONYならではの飛び抜けた製品を期待します。


コメントする

※コメントは承認後に表示されます。初めてコメントされる方はこちらをご一読下さい。
※同じ記事にハンドルを変更しながら投稿された場合は、コメントを削除します。
※記事の内容を無視したコメント、煽り・いやみ・皮肉・感情的なコメントは承認いたしません。

スポンサーリンク

月別アーカイブ

2018年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 
2017年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2016年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2015年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2014年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2013年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2012年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2011年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2010年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2009年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2008年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 

2018年9月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

このブログ記事について

このページは、2017年7月23日 に公開されたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「富士フイルムX-E3のスペックに関する追加情報と画像」です。

次のブログ記事は「DxOMarkにニコンD7500のスコアが掲載」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

デジカメinfo topに戻る