・Panasonic Leica 45mm F2.8 macro lens review
- 中央の解像力は開放から非常に高いが、周辺部は開放ではかなり甘い描写で、この傾向は絞っても続く。中央部はF5で最高の解像力になるが、周辺部はF8まで解像力が上がる
- 倍率色収差は、自動的に補正されるので無視してよいレベル。素のままの状態でも色収差は非常に少ない
- 周辺光量落ちは開放で1.3EVあるが、絞れば素早く消失する
- 歪曲はわずかな量の糸巻き型で、完璧に近く補正されている
- 手ブレ補正は通常の撮影では妥当な効きで、Mode1でシャッター3段分、Mode2でシャッター1~2段分の効果。倍率1/2倍の近接撮影では、極めて厳しい結果でほとんど手ブレ補正の効果がない
- 逆光耐性は満足いくものでなく、どの絞りでもよいとは言えない
- ボケ味はマクロ域では非常にスムーズで魅力的だが、絞り開放では口径食が目立つ
- 操作性に関しては、フォーカスバイワイヤシステムによるマニュアルフォーカスは感触のフィードバックがなく、また距離目盛がないため、素晴らしいとは言えない
- 20mm F1.7の素晴らしい画質にはとても関心したが、45mm F2.8マクロには同じような熱狂を感じることはできない。悪いレンズではない(実際、よいマクロレンズだ)が、高い価格に見合うだけの十分な性能を提供しているようには思えない。かろうじて、大いに推薦(Highly Recommended just)
ライカブランドの高価なマクロレンズなので、そつのない出来の高性能レンズを期待していましたが、実際にはあまり芳しくない評価になっています。光学性能的には周辺部の解像力がやや物足りないのと、逆光耐性があまりよくないのがウィークポイントのようです。
また、MFの機会の多いマクロレンズなので、MFの操作性があまりよくなさそうなのも気になるところですね。
ふゆっき。
レビューサイトは違うけど、周辺が甘いってのは、
キヤノン100Lと似た評価だなぁ。
何かデジタル対応手ブレ補正付き中望遠マクロの、
通常撮影距離では周辺の収差補正しにくい、
共通した原因があるのかも?
マクロレンズは、マクロ域でも計測してほしいなぁ。
極小の解像度チャート作って←無理ヽ( ´¬`)ノ