キヤノンがIS付きの24-70mm F2.8の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの28-70mm F2.8 IS と 24-70mm F2.8 ISの特許が紹介されています。

・Canon 24-70mm F2.8 IS(手振れ補正)付きの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが防振機構(IS)を搭載した24-70mm F2.8と、28-70mm F2.8の特許を出願中。
  • (24-70mmの)レンズ構成は12群21枚、非球面 3面3枚、UDガラス 2枚。インナーフォーカス、手ブレ補正。
  • 発売するからにはプロ御用達の性能にしなければならないが、その結果が光学系の大型化であり、実施例2(24-70mm)の場合、前玉の有効径が77.29mmで、フィルター径がφ95mmやφ105mmになってしまう。性能と小型化の両立は難しいようだ。
  • 今まではレンズが肥大化するので(手ブレ補正の搭載を)諦めていたのが、タムロンのおかげで、現実的な大きさの24-70mm F2.8ISの開発が急務になった。

 

キヤノンがIS付きの24-70mmの特許を出願しているということは、EF24-70mm F2.8L II とは別にIS付きの標準ズームも用意するつもりなんでしょうか。ただ、この特許のレンズはかなり巨大で、このまま製品化するのは難しいようなので、これから光学性能と大きさとのバランスを煮詰めていくつもりなのかもしれませんね。