近い将来、一眼レフはフルサイズ機が中心になる?

Sony Alpha Rumorsで、各社のフルサイズ機に関する噂と、フォトグラファーのFalk Lumo氏の今後のデジタルカメラに関する予測が紹介されています。

Is the future for DSLR/SLT Full Frame only?

  • ニコン、キヤノン、ソニー(そしてもしかするとペンタックスも)がフォトキナで新型フルサイズ機を発表するだろう。そして、エントリーセグメントのフルサイズ機の戦いは極めて激しいものになるだろう。

    ソニーはα99(もしくはα88)の価格を2500ドルから2800ドルに設定し、ニコンとキヤノンはフルサイズ機を2000ドルか更に低価格に設定するかもしれないと噂されている。ソニーのフルサイズ機は、ずっと優れた仕様になることに注意して欲しい。

    ペンタックス使いとして有名なFalk Lumo氏が、フルサイズ機の将来について述べており、彼はAPS-Cの一眼レフ・透過ミラー機はこれ以上存在する意味がないと言っている。フォトキナは廉価フルサイズ機に焦点が合わされ、「フォトキナ2012は一眼レフがフルサイズのみになる流れの始まりになるかもしれない」と述べている。

    そして2年後のフォトキナ2014では「より小型化されたフルサイズ機は1000ドル以上のメインストリームになり、500ドルから1000ドルのセグメントはミラーレスと大型センサーのコンパクトが中心となる。その下のセグメントはスマートフォンになる」と述べている。

    私はAPS-Cの一眼レフが消滅するとは思っていないが、個人的な意見としては、ソニーはフルサイズのミラーレス機を発表するべきだと考えている。これは、ニコンとキヤノンのプロにソニーに乗り換えるかどうかを説得するものになるだろう。

 

噂通りだとすると、今年のフォトキナは各社のフルサイズ機の登場でとても盛り上がりそうですね。Falk Lumo氏の推測は少々極端かもしれませんが、最近ではミラーレスや大型センサーのコンパクトなどが勢力を増しているので、一眼レフはハイエンド機が中心になるという可能性は十分考えられそうですね。