DxOMarkにLeica M のスコアが掲載

DxOMarkに、Leica M のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Leica M: How does the new 24-megapixel CMOS sensor in Leica's latest rangefinder perform?

 

 M(type240)   M-E(Type220)      M9-P    
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
84 69 68
Color Depth
(色の再現域と分離)
24 22.7 22.5
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
13.3 11.7 11.6
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1860 787 854

 

  • 以前にMシリーズに使用されていた18MPのCCDはDxOのラインキングではフルサイズでは底辺だったが、新型の24MP CMOSセンサーは大きく改善しており、CMOSへの変更はライカにとって確かに良い手段だったように思われる。
  • 新型センサーは色再現がISO範囲を通して一貫しており、ダイナミックレンジも+1.6段でめざましく改善し、高感度も1段前後改善している。しかしながら、この新型センサーはソニーRX1やニコンD800のベストのフルサイズセンサーには及ばない。

 

ライカMに採用されているベルギーCMOSIS社製の新型センサーは、これまでの18MP CCDに比べると大幅にスコアを伸ばしていますが、国産のトップクラスのセンサーのスコアにはまだ及ばないようですね。

他のレビューのライカMのサンプルを見る限りでは、このセンサーは高感度はノイズが多いですが、低感度は切れ味も色乗りもよく画質はかなりよさそうです。