ソニーが世界初のアクティブピクセルカラーサンプリングセンサーを開発中?

SonyAlphaRumors に、ソニーの新世代センサーに関する噂が掲載されています。

(SR4) Hot news! Sony revolutionizes the sensor world? Makes world's first Active Pixel Color Sampling sensor (APCS).

  • この画像はCnbetaから入手したものだ。しかし、私は、以前に既にこの技術の特許を目にしている。これが、この噂がSR4の信憑性になっている理由だ。
  • ソニーは長いベイヤーセンサーの歴史に終止符を打つ: 昔ながらのRGBベイヤーセンサーとはお別れだ。なぜならば、ソニーは2015年にアクティブピクセルカラーサンプリングセンサー(APCS)を発表することになるからだ。画像のスペックシートでは、このセンサーは1.5インチ480万画素であることが示されている。
  • electrified moving カラーフィルターによって個々のピクセルからフルカラーの情報が得られる: 動作の詳細は記載されていないが、基本的に、RGBGの4つのピクセルから1つのピクセルの情報に補完する代わりに、全てのピクセルからフルカラーの情報が得られる。補完の必要がないので、名目上ではベイヤーセンサーの4倍の解像力が得られる。これはシグマのFoveonセンサーよりも更に進んだソリューションだ。FoveonはR-G-B 3層を使用しているが、3つの情報を1つに合わせる必要があり、そして、それぞれのレイヤーで損失があるのでノイズに苦しんでいる。
  • このようなセンサーの有利な点
    - このセンサーは、同じ解像力のベイヤーセンサーと較べてピクセルは4倍大きくなる。これはダイナミックレンジが大きくなり、低ノイズになることを意味している。
    - モアレの問題がないので、ローパスフィルターが不要。
    - 超高画素センサーの製造が可能になる。
    - 読み出す画素が(ベイヤーと比べて)少ないのでより高速な読み出しと処理が可能になる
  • 新しいAPCSセンサーの特徴
    - ジェロエフェクト(こんにゃく現象)が発生しない電子グローバルシャッター
    - 2Kで16000フレーム/秒の録画(補完が不要なので、読み出しにフルパワーが使用できる。現行のArri Phantom Flex は4Kで1000フレーム/秒)。
  • このセンサーはいつ登場するのか?
    このセンサーはスマートフォンZ4で登場すると考えている。その後で伝統的なスチルカメラのαのAPS-Cとフルサイズセンサーにこの技術が採用されるだろう。
  • 信頼できるソースが、この完全に新しいセンサーテクノロジーは、2015年末から2016年初頭に発表されると話してくれた。私はこの噂が事実であるという強い感触を持っている。

 

この噂がもし事実だとすると、ソニーからFoveon以上の画質とベイヤーセンサーの使い勝手を併せ持った新世代の高性能センサーが登場することになるかもしれませんね。SARの言うように、このセンサーがAPS-C機やフルサイズ機に採用されるようになれば、デジカメの画質が飛躍的に向上しそうですが、どうなることでしょうか。