- ニコンの代名詞であるカメラ事業が揺らいでいる。デジタルカメラの販売台数シェアでソニーに抜かれ、2020年3月期は100億円の赤字(前期は220億円の黒字)と現在の事業区分になって初の営業赤字に転落する見通し。
- 2020年3月期の連結純利益は前期比74%減の170億円と従来予想から250億円引き下げた。主因は220億円引き下げたカメラ事業だ。
- 特に響いたのが、ミラーレスカメラの出遅れだ。18年にようやく本格参入した時にはすでに先行勢が市場を抑えており、ソニーはレンズも含む豊富な製品群で囲い込んでいた。デジカメの販売台数は長らくキヤノンに次ぐ2位の座を守ってきたが、今期の各社の計画ではそのソニーに抜かれる見通しだ。
- ニコンはもともと競合のキヤノンに比べてカメラ事業の利益率が低い。キヤノンのカメラ関連事業の営業利益率が18年度までの5年間で平均14%なのに対し、ニコンは9%。キヤノンはほとんどの部品をグループで内製していることや高い生産技術で原価率が低い。損益分岐点が高いところに、販売台数減で売り上げが減少し、一気に収益が悪化した。
- 止血策として今期と来期に合計100億円程度を投じて構造改革を進める。ミラーレスもプロや趣味用途の客層に集中する。従来の高級機2種に加え、22日には中級の「Z50」を発売。レンズも含めてラインアップの拡充を急ぎ、収益を確保する。
ニコンはカメラの販売台数でソニーに抜かれて3位になる見通しということで、カメラ事業はかなり厳しそうですが、グラフを見る限りでは、ソニーもキャノンも右肩下がりで、カメラの販売はどのメーカーも厳しそうです。
今後のミラーレスの戦略としては、プロやハイアマ向けの製品に注力するということなので、やはり他社同様に、ミドルレンジから上の製品が中心になりそうですね。
to
ソニーが2018年にはキヤノンを利益率で上回ったと元記事に書いていますね。
ニコンには台数だけでなくこうした方向からも回復を図って頑張ってほしいです。
赤い自転車
元記事確認しましたが、ニコン、本当に正念場みたいですね。
ミラーレスも工作機械も参入が3年遅いとの指摘は、結果がわかっている今から見ればその通りだと思いますが・・・
ネットキャッシュが2600億円ほどあるとのことなので、記事のまとめの言葉どおり、新たな収益の柱を早急に作り上げ、復活して欲しいです。
通りすがり
ニコンが特に大変なグラフですが、1人勝ちと言われるソニーですら絶対数量は下降の一途で、真の勝者スマホを前にカメラ業界は本当に大変だと思います。このまま小さくなるパイを食い合うか、顧客のニーズを開拓できるか正念場だと思います。
ジェラ
14年度比だとCanonで半減、Nikonは1/4以下ですか? なかなかに衝撃的なグラフです。
このグラフを見るとSONYとCanonが16年度もニコンだけ下げていますね。
三社とも総じて下げているけど緩やかなのがSONY、元々の販売台数が多いのがCanon、ニコンはそんな状況から今年度3位になると。
それと気になるのが利益率の低さって部分ですが、調達するキーパーツが多い分SONYやCanonより原価率が高くなってしまうのは仕方ないのでしょうね。
そんな中、大規模なキャッシュバックやっていましたしかなり辛かったはずです。
ヒトマ
ニコン1の事実上の撤退、DLシリーズの開発凍結、アクションカメラkeymissionの失敗。一眼レフの市場が縮小するまでに打った策がことごとく失敗してますからね。逆によくここまで持ったと言うべきかもしれません。ユーザーとしては寂しい限りですが、2010年前後がバブルだっただけで、フィルムの頃の市場規模に戻るのだと思えば、なんとか続けられないものかなあとは思います。
カタスマー
順位自体はまあそんな驚きがない話ですよね(分かっていてもショックはありますが)
ある意味NIKON以上に苦しそうなオリンパスや、ニッチ需要にハマりつつあるパナソニックや富士フイルム、シグマあたりが5年後10年後にどうなるかも気になります。
yam
ミドルレンジから上の製品が中心になると、ますます台数は減るでしょうから、今後の関心(心配)は、「どの時点で下げ止まるか」、あるいは「下げ止まるまで体力があるか」というところでしょうか。
push
ソニーはミドルレンジ以降に注力しカメラ一台当たりの単価を引き上げつつ販売台数減少を抑えているのが功を奏している状況なのですね。
スマホに手軽なカメラがついている以上、機能や嗜好性の高い高価格帯のカメラで無いと売れなくなっていくのは解っているでしょうから、ニコンとしてもなんとしてでもZ50は成功させたいでしょうね。
おおさ
「止血策」なる言葉の語感が気になりました。
使用した主体がニコンか日経か、定かでないですが、
そういう「弥縫策」めいたものに拘泥していては、
ますます袋小路にはまると感じます。
これだけ全体の売り上げ数が減っている以上、
ニコンには、「3位転落」「ソニーに抜かれた」等、
あまり意味のないシェア争いにとらわれず、
「ユーザーに真に必要なもの」を、
静かに本質的に追及してほしいです。
RRR
ニコンやキャノンのミラーレス化は確かに遅かったけど、やはりスマホカメラの画質が上がったことが最大の敵になってしまったのでしょう。
まして、そのハイスペックなスマホは10万円以上したら、家庭内でカメラへの予算は減る。
ニコンは本気のカメラを作るべきだし、今以上にユーザーが何を求めてるかを理解すべきだと思います。
みか
カメラ業界は縮小中ですが
ニコンやキヤノンなどが売れても
実際はEVFやイメージセンサーなどで
ソニーが一番利益があるのかもしれませんね
SONY好き
プロや趣味用途という事は高性能な高級機に力を入れる、という事なのでしょうね。
やはり、低価格のエントリー機種は出しても利益に繋がらないという判断でしょうか。
昨今のカメラが高価になっていく事に対して低価格の機種を求める声が未だ多いですけど
各社が揃って級機路線に走っていく事を考えると、そういう事なんだろうな、と感じます。
hashiruhito
各社、高級機路線で行くしかないというのは、エントリー機が売れない=新規ユーザーが増えないに尽きると思います。
私も長くカメラを使ってますが、買い替えを検討する際にはエントリー機を買うことは殆どありません。
つまり、ニコンとソニーの順位の入れ替わりも既存ユーザーのメーカー切り替えが大半を占めるのでしょう。
また、これまでカメラユーザーだった方も一眼やめてスマホに切り替えてる人を周りで何人も見てきているので、コアなカメラユーザーが育たないのも影響が大きそうです。
フジ丸
ニコン頑張れ!何処までも応援してます。
kmz
シェアの円グラフでは見えない苦況が分かりますね。しかも益のグラフかと思ったら台数で、ニコンは渾身の新製品投入も下げ幅も減らせていない...。単価が上がった分、売上げはもう少しまともでしょうが。
一方、保有台数のシェアならソニーには負けないでしょう。言い換えれば、皆さん物持ちが良くなったと言うか...10年前の機種も当たり前に現役ですね。SDカードは当分安泰でしょうし、性能も画質も充分。デザイン的にも10年前の機種で全然違和感がない。
キヤノン、ニコンぼ保守的なデザインは一因かもしれません。若い人には今風のソニー、あるいはレトロなフジの方が魅力的に見えるでしょう。機能・性能も頭打ち気味な今では重要な要素です。
ムムムの6
ニコン、厳しいですね。構造改革と言っていますが、何をやるのでしょう?製品自体はとても良いので結果に結びついていないですね。
ネロネロ
スマホカメラとインスタなどのSNSの普及で写真を撮る層は確実に拡大しているので少しでもこの層を誘導したいところですが、高感度と動体以外はスマホでも充分となると「カメラ女子」的な方向でもう一度掘り起こすしか無いのかなぁ。
ししまる
ピークの8割減ってもメーカーが減ってないことに驚きです。
そろそろメーカーも提携や合併がありそうですね。
プーアル
カメラやレンズの単価がさらに上がっていくこと。スマートフォンの画質の伸びしろはまだまだ余力があること。
それらを考えると各社とも販売台数は、当分下げ止まらないかもしれませんね。
そにこんぱす
そんな中、ニコンはまた旧製品の限定メンテナンスサービスを始めますね。意外に利益が出るものなのか、逆にユーザーをつなぎとめるための切実な策なのか、勘繰りすぎでしょうか‥‥
レンズは今でも使えるし、デジタルのボディ購入の呼び水になる可能性も期待できるでしょうが、フィルムのボディはどうでしょう。あまり売り上げなどには寄与しそうにないような‥‥
まあFAのメンテを頼みに行こうとは思ってるんですが。
koppel
日本人はこだわる人が多いですが、世界的にみれば、レンズ交換式カメラはそもそもマニアな領域。
今やスマホでも5倍ズーム、10倍ズームができます。
また、レンズ交換式デジタルカメラも代数的にはEOS KissやD3000番台、D5000番台などの低価格機種が多かったと思いますが、それらを買う人はWズームキットを買ったら、その後単焦点レンズを買ったり超広角ズーム、超望遠ズームなどを買う人は少数でしょう。
デジカメが売れなくなるのもある意味当然なのかな、と思います。
また、APS-Cデジタル一眼レフも、15年前は入門機とプロ機に極端に価格が分かれてました。入門機はAF性能もファインダーも貧弱で、当時のフィルムカメラで言えば中下級機レベル。それで12~15万円程度はしましたよ。今の16万円と比べてもあまり意味が無いと思います。
六仙
ニコンは一眼レフの最高級機を作ってライカに「勝った」会社です。反面、「半端」なカメラを作ったらほとんど全て撤退してきました。シェア無視、「尊大商法」に徹してきた方が良かったと思いますが、今後もニコンというブランドを前面に、第二の「ライカ」を目指したらどうでしょう。
少し前のデジカメインフォの記事によると、最近一年のシェアが、キャノン、ニコン、ソニーでほぼ同じ、30%台で分け合ってました。同じ記事と思いますが、フルサイズカメラでは、ソニーは12%?台数を伸ばし、売り上げも同じくらい伸ばしてましたが、キャノンは台数を伸ばし、その伸び代くらい金額が減ってます。
キャノン、ニコンは、生産方法?、品揃え?を整理することで立ち直れるのではないでしょうか。
rimpa
利益率の高いモデルに集中するから底辺がスマホにうばわれているという側面もあるのかな。
安くて魅力的なエントリーモデルをラインナップしなければ、そもそもNikonという選択肢が無くなると思います。
RGVΓ
私はフジコンなどのコンテストへの応募や写真展への出展もしますが、自分が撮影した写真を多くの方に見て頂く発表方法としてインスタグラムを多用しています。写真の発表方法の変化をソニーが一番的確に把握しておりそれに適したリーズナブルな機材を市場に供給し、著名なインスタグラマーに使ってもらっていますのでカメラの性能以外の取り組み方の変化がニコンとキヤノンには必要ではないかと思います。
AO
安いエントリーモデルのレンズキットだと
写真共有のメインがスマホの小さい画面となった今では、
スマホカメラとの差別化が難しく
各社が高級機化に向かう一因でしょうね。
特に小センサー機は高倍率か望遠に走るしか。
やすのり
日本の名門カメラメーカーは、このまま一眼カメラにスマホを融合する事なく(イノベーション)、終わるのでしょうか。スマホ市場を開拓。私はレンズ交換一眼カメラにスマホが付いていれば(SIMカード挿す)、スマホは買わずにそれを買って日常持ち歩きたい。スマホの外形の固定概念を捨てて欲しいです。iPhoneも作れないモノにニーズはあるのに、iPhoneの呪縛から逃れられない。ソニーXperiaはセンサーを一眼サイズに着手始めました。スマホもやる事が無くなって来ています。日本から発信する商品にチャレンジして新しいライフスタイルを作って欲しい。
masa96
このグラフをよく見たら、このままでは2020年のニコンの販売台数はほぼゼロになるとも読め、戦慄が走りました。実際にはゼロではなく一定数は保って底を打つのかも知れませんが……。
'90年代にミノルタから写真を始めた私にとって、ニコンは信頼性と先進性を両立させたプロ御用達の道具として常に憧れていました。写真撮影がほとんどの私は、数年前にフルサイズデビューした際にニコンとソニーで随分迷った結果、ファインダーの見え方やシャッター音といった感覚的な性能と操作性が良く、憧れもあるニコンを選んで愛用しています。
一方、その時に動画やスマホ連携などの先進性や将来性を感じたのはソニーでしたし、写真・動画・SNSといった多様な活動領域をシームレスに使いこなす若い世代にとって、ニコンはもはや魅力的なブランドには映らないのかも知れません。
一人の写真ファンとして、ニコンには本当に踏ん張って欲しいと思っています。
ギタジロー
ニコンはNIKON 1を出していたタイミングでせめてAPS-Cのミドルレンジのミラーレスを出していれば潮目は変わっていたでしょうね。
しかもNIKON 1は小さなセンサーがスマホと差別化できないこともありますが、レンズにピントリングが無かったり小さくするあまり操作性が大きく犠牲になっており、マウントアダプターを使用したFマウントレンズも性能が発揮できないようになっているなど、出し惜しみや一眼レフ市場を守りに入る方針が受け入れられなかったと感じます。
企業体質が古いと言うこともよく聞きますが、フィルム一眼レフやデジタル一眼レフで一時代を築いた上層部が上にいる限りは脱却は難しいと感じます。
外から人を招き入れ抜本的な構造改革、企業体質の改革を行い再起してほしいと思います。
abc
このグラフだけでは判断は出来ませんが、このまま行くと5年以内にはカメラ事業だけでは厳しい事になりそうですね。
6D使い
上位三社ともに右肩下がりですが、下がるのは止まらないかもですね。
周りの人にデジカメ勧めても、パソコンがないからの一言で話が終わってしまいます。
スマホの普及でパソコンを持たない人が多くなっていますね。
デジカメの画像データはパソコンに保存するのが一般的ですが、今やデジカメの画像保存先であるパソコンを持つ人は少なくなってしまいました。
またパソコン持っていても古いものだったりで、HDDの容量が足りないとか、RAW現像できないスペックのものだったりとかも多いです。
と言ってもカメラ以上にパソコンの説明は大変ですから、カメラのためにパソコンも含めた説明は遠慮したいです。
カメラメーカーはカメラだけ売るのではなく、画像の保存先やネット(SNS)へのアクセス方法も含めて再考する時期ではないでしょうか?
ジョニー
ままんさんの言われる通りです。
写真人口は増加しているのです。
私の身近な女子高生も一眼カメラが欲しくてたまらないみたいです。
スマホの最もヘビーなユーザーである女子高生はファッションの部分もあるかも知れませんが、より良い写真を撮りたいと思ってるようです。
しかし先立つものが無いのです。
やっと金策が出来てショップに行くと店員さんのアドバイスで、画質でm4/3は除外され、機能の豊富さ性能でソニーが推される。若い人にはキヤノン、ニコンのブランドは通用しません。
本来であれば、買いやすい値段のモデルを投入すべきなんでしょうが、スペック好きの日本人は、本来必要十分な機能を持ったリーズナブルな商品よりも、高くてもスペック的に高いモデルに行ってしまう傾向があります。
ニコンあたりが、激安で超オシャレなエントリー機を出したらどうなるんでしょうか。
繁盛貧乏になるか、そもそも売れないか、意外と儲かってしまうのか、興味はあります。
tanyo
デジカメは光学機器では無くデジタル機器ですね。
ミラーレスに成り、デジタルの重要性は大きく成りましたから
sonyが勝つのは当然ということでしょうね。
私もNikon一桁を使っていましたが、歳と共に重さに耐えがたく
sonyに鞍替えしてしまった一人です
その後パナやフジにも手を出しましたが、
Nikon程使っていて気持ちの良いカメラには出会わず・・・
NikonがZミラーレスを出した時にはすでに写欲も薄れていました。
おそらく私と同じ様な人は沢山居たのではないでしょうか
aki
6D使いさんの意見に賛成します、ハードディスクと簡単なコンピューター(ラブズベリーパイの用な物)を使ってカードを差し込むだけ(今の人はブルーツルースの方が良いかも)でコピーができHDMIで簡単にテレビに映せ保存も出来る物を2万以下で発売するかそれが作れるめメーカーとタイアップする、5G時代になった撮って直ぐにクラウドができる等まだまだやりようがあると思う。大きく見せなければカメラを使う意味がないしプリントのインク代は高すぎる、今の1/10位になればプリントを見せ合う時代が再び訪れるかも。
Baker
ソニーにとってデジカメは多くの事業の一つ、キヤノンにとっては2番目に売り上げが高い事業だけど、ニコンにとっては売り上げトップのメイン事業なので、何としても頑張って欲しい。
どりゃー
日経記事中には「事業運営費を500億円削減し22年3月期以降は資本コストを上回る利益を安定的に確保できる」とあります。
まだ絞れるコストが500億円もあったことに注目してしまいました。
数年前までこれだけコストを費やして事業を展開しても膨大に利益があったということで、それだけニコンの収益性は高かったのです。
特に過去に販売したレンズ資産は今もユーザーの手元に莫大にあるでしょうし、今後の収益は既にニコンシステムを抱えるユーザーの動向に左右され、先にD6が出るにしてもミラーレスプロ機の登場が待たれているような状況であると思います。
h
歴10年ほどのニコンユーザーですが、ここ6-7年のカメラ業界の動向を見ていて、本当にソニーは上手いなあと痛感しています。
販売関係の知人数人から聞いた話ですが、これまでのKissやD3xxx、D5xxxの購入層(一眼デビュー)の多くが、今はα7系を買うようです。
単価ではプロやハイアマ層が落とす金額と比較になりませんが、SNSやスマホの普及・流行と相まってか、自分の周りでもソニーユーザーが爆発的に増えているのを感じています。
そういった実績がこのグラフにも表れているのかなぁと思いました。
自分も生活環境の変化や被写体の変化に伴い、昨年レフ機からミラーレスに移行しました。
正直ソニーに行こうかかなり悩みましたが、Zマウントの思想に惹かれ、ニコンで継続することにしました。
結果、完全に主観ですがZ7、Z6にはとても満足しています。
多額の費用を投資して開発・製品化にこぎつけたのでしょうから、
Zが中途半端にならないよう、ニコンにはこれからも頑張って(踏ん張って)欲しいです。
NCPOS
他のスレでも書いたような気がしますが、ニコンさんには何らかの形で存続してもらいたいですね。そのためには新たなビジネスモデルが必要かもしれません。民生用カメラとしては売上トップシェアを狙うのではなく。「ザ・カメラ」みたいなコンセプトのシリーズを出してほしいですね。
山田です。
キャノンとニコンの販売台数の減少は、ミラーレスを発表した事に伴い、一眼レフの売れ筋モデル(格安APS−C)が売れなくなった事もあるように思います。
キャノンはEF−Mも発売していますが、ニコンにはない。
今後、高級機に軸足を置くのであれば、より初心者お断りな感じになっていくのかもしれませんね。
ソニーの場合は、高級機のみにリソースを集中、発売する代わりに旧機種を値下げして併売(旧機種もそこそこ安くて高性能)する売り方をしているため、利益率が非常に高いのだと思いますが、このやり方は何年か積み重ねて効果が出てくる物なので…
3年前にAPS−CのZマウント機を発売していたら、値頃になっていたのでしょうが、、、まだまだ初心者がZマウントを手にする日は遠そうです。
MSST
レフ機もごく近い将来フィルムカメラの様に事実上フェードアウトして一眼はミラーレスオンリーになるでしょうし、そうなったらキヤノンもソニーに抜かれてしまうかもしれません。
ソニー一強では選択肢が狭まりますしキヤノンとニコンには全力で頑張って欲しいところですが現実はなかなか…。
スマホカメラ、画質が売りの最新型でも画質はまだまだですが画像の保存、閲覧、SNSへの投稿等全て一台で賄えるしお手軽で便利なんですよね…。
名村
Z50のキットレンズが非常に好評なのでこの利便性と価格と写りでレンズを出していってほしいですね
シュワシュワ
皆さんご指摘の通り、色々と遅かったし弱かった。
まずはカメラとして真っ当に進化することだけを考えていてはダメだと思います。
画質としては一眼使いたくてもやはりスマホの撮ってすぐシェアの手軽さには勝てませんもん。
スマホと連携ではなく、自身が通信機器になってSNSへの投稿とクラウドストレージへの保存まで一台で出来るようにならなければ。
なんでどこもそれをやろうとしないんだろう?
多数のイノベーションが同時進行で非常に難しい時代だと思いますが、自分たちが築いてきたものに自ら引導を渡す覚悟で新しいものを創らないとニコンに限らず先は厳しくなっていくんでしょうね。
inko
ニコンはここまでマウント変更の経験のなさが響いてる気がします
参入して一年経って未だに大三元はじめシステムが揃う気配がないのは後発メーカーとしてのんびりしすぎでしょう
ノクトのようなロマンを見せるのも大事ですがまず新しいシステムを導入するユーザーが何を求めるのか、今一度考えた方が良いかと思います
まあくん
気になって、近くのヤマダ電機に行ってみましたが、やっぱり展示台数が、ソニー>キャノン>ニコンの順番でしたね。地方のお店なので、フルサイズ機は1台も展示無し。ソニーのα6000シリーズが多くて、次にキャノンのAPS-C一眼とEOS-Mシリーズ、ニコンはD7500とD5600,D3500のみでまだZ50は並んでいませんでした。ちなみにオリンパスは数機種、パナソニックはGFシリーズ1機種、フジ他は展示無しでした。
ニコンはフィルムカメラの頃から性能はよいけどシェアは追わない会社だったと思うので、昔に帰っているだけかもしれませんが、シェアが多かった時代に社員数が増えているので大変かもしれませんね。Zシリーズは画質や品質は良さそうなので、あまり心配していませんが、デザインがもう少し憧れるような機能美があるといいなと思います。
それよりも、デジカメの推移がオーディオの過去の例と見事にシンクロしているのが気になります。携帯オーディオプレーヤーのウォークマンが出て、10年後の90年代に一般の人が前ほどオーディオコンポを買わなくなってきたので、マニア向きの様々な趣向の高級製品がたくさん出て華やかになりましたが、よりマニア向けになって高くなったので、一般の人がますます買わなくなって、7、8年ほどで一気に縮小したように記憶しています。
デジカメもスマホが2007年に出て10年ほどして、前ほど普及品が売れないので、マニア向けの高級化をして華やいでいますが、このままだとあと5年ほどで一気に縮小に向かうのではないでしょうか。
ソニーはオーディオやテレビ、パソコンでは成功の後で失敗していますが、今度は大丈夫でしょうか。
ニコンは、長い目で見ると本来の位置に戻ってライカのようなメーカーを目指すか、光学性能や画質の良さを追求しながらスマホとの連携を強化して、オーディオでのBOSEやB&Oの位置を目指すかのどちらかではないでしょうか?
カメオ
ニコンがソニーに抜かれると言ってもソニーもグラフは右肩下がりですし
グラフからyoutuberやインスタ映えなどの近年の流行りも一切感じ取れないのがなんとも悲しいです。
加えて今使っているカメラで十分という声も一昔まえよりよく耳にするようになりました。
プロやハイアマ向けの高級路線もそう長続きしないのではないかと思ってしまいます。
あんこだま
プロや趣味用途の客層に集中と言ってもある程度のシェアは確保していかないと新規が入らずジリ貧になりそうです。
幸いZ50は好調な出だしのようなので早期にレンズを投入するなどしてユーザーに選ばれる機種になってもらいたいですね。
どりゃー
再度の投稿失礼します
シュワシュワさんほか
ずっと以前にニコンはCOOLPIX S800Cとその後継機S810Cというアンドロイド搭載でSNSやウェブ連携を重視した製品を投入しましたが、残念な結果でした。
S800Cは2012年の発売でニコンがいかに写真コミュニケーションの変化に対応し非常に先駆的に取り組んでいたかを皆さんがご存知でないので残念です。→https://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/s800c/
また同じ頃スマホ市場全世界規模で快進撃しつつ、カメラ市場でもソニー等に挑んでいたサムスンはgalaxy cameraという最高スペックのスマホ・デジカメ融合製品さらに、NX mini というレンズ交換式ミラーレスカメラとスマホを融合したような製品さえ発売しましたが、現在全く消え去りました。
パナソニックやモトローラもスマホとハイスペックカメラの融合機を出しましたが、同じく消え去りました。
各社の非常に多数の試みから得られた教訓はカメラ市場とスマホ市場は融和できないもので、スマホのカメラの進化にカメラメーカーのノウハウはほぼ貢献できなかったという事実もあり、スマホカメラと従来カメラは全く別建ての製品カテゴリーであると認知された歴史があります。
だからニコンの今のカメラ事業はスマホやSNSの写真文化から距離が遠いのは当然なのです。
クマ
6D使いさん、Akiさん、シュワシュワさんに共感します。おもいでばこを買うか買うまいかと何度も検討してます。撮ったらいつのまにかクラウドにバックアップされる仕組みは何通りか思いつきますがどれもイマイチで、結局高価なSDカードを何枚か持ち歩くか、ノートパソコンを持ち歩くかのどちらかになります。保存先はNASでもクラウドでもどちらでもいいですが、レフ機でもミラーレスでも、撮ったあとはスマホで簡易現像して確認できるようになると便利だと思うのですが。写真を撮ったあとどうするか?はフィルム時代からの長い問いかけだったと思います。写真と動画をうまく管理できる仕組みと、シームレスに連携できるカメラがあれば、まだまだ需要の掘り起こしはできるのではないでしょうか?
KJ(N)
長文ですがお許しを。
まあ僕らの考える事なんて現場はとっくに検討はしたであろうことは置いときまして。。
いかにスマホユーザーを…というより、人類=スマホ である、くらいに考えて行動したほうがいいでしょうね。 今はもう。
カメラを買ったことのない人が専用機に何となく興味を持ったとき、どう考えるか。
少しでも手間だったり面倒な部分が実際にあったり、なくても面倒そうだな~と思われた時点で敬遠されそうです。 そう思われないためには ・・・ とりあえず、Bluetooth イヤホンくらいの簡便さが目標でしょうか。 現状は大概 接続のために専用アプリが必要なのでダメです。
サッと登録したら、あとはスマホ内臓カメラと何ら違和感なく使えること。 カメラの電源もしくはシャッターボタン半押しした瞬間に端末の OS に割り込み、スマホ内臓カメラを完全に乗っ取る (オーバーライドする)。 それまで内臓カメラで撮影後に使っていたアプリ環境 (加工やクラウド、SNS等)を何ら変更することなく、これまでと全く同じ手順で新しいカメラが使えること。
カメラ自身が端末になる方法もありますが、その際も SIM 購入や契約等の余計な手間は不要であること (最低限スマホ側から契約情報等を紐付けする必要はありそう)。 ただ、コストアップは避けられません。
スタートの価格帯は写真に興味を持ち始めた人が手を出せそうな、ボディ+レンズ1本で5万円くらいの APS-C 。 初心者モードとして、背面液晶に スマホカメラまんまなタッチボタン (短辺側にシャッターボタン、画面上端に補正系、等) を表示させる機能を。
ハードウェアとしてはお値段以上な画質や所有感を満たすボディ品質はもちろんですが、スマホ以上に 「意のまま撮影できる」 操作性や撮影体験が得られることが何より重要でしょう。 スマホアプリと競合しそうな機能は 「無し」 でもいいと思います (多機能すぎイメージの排除)。
Apple や Google も、自身のエコシステムを文化的に厚みのあるものとするには、専用機としての 「カメラ」 には絶対に生き残ってほしいと考えているはずです (目標とする専用機あってこその内臓カメラの向上)。 その上でも、スマホユーザーが誰でも 「スマホの一部のように」 「イヤホンのように」 使えるカメラになって、カタログでは画質云々よりも前に堂々とそれを PR してくれたらいいと思います。 現状ではおまけ機能です。
X3
ミラーレス投入が3年遅かったという日経の論旨に同意です。時機を逸したということでしょうか。いくら大口径マウントといっても、前年にGFXやX1Dが登場しており、新鮮味はありませんでした。
マウントアダプターで一眼レフのレンズがほぼ自由に他社ミラーレスで遊べるようになっており、レンズ資産を抱える顧客が大勢いても、かならずしも一眼レフと同じメーカーのミラーレスを選ぶという状況ではないんですね。
ロンサムカーボーイ
ニコン1桁機種の完成度は常に時代の最先端でしたから、Zのプロ機には期待しています。現状、ニコンとキヤノンのプロ機に対抗できるメーカーはありません。これらは別物のカメラです。
私の思うニコンの最大の失敗は、短期的な利益を追求するあまり体力がある時期に電子部材の内製化を怠ったことだと思います。
好むと好まざるに関わらず、すでにミラーレスカメラは”電化製品”になりつつあります。今までのようにメカ中心から、ソフトとデバイス性能の勝負に土俵が移ってしまいました。伝統芸はレンズに残されていますが、これらもそう時間を置かずに機械の工作精度の方が熟練工を凌駕する時が来るでしょう。
昨日パナソニックが半導体部門を売却するとの報道がありました。パナソニックは自社カメラのイメージャーを一部内製化していましたが力尽きたように思います。
各社今後はどのように勝負をしていくでしょうか。ニコンだけの問題ではないと思います。
キューちゃん
三位転落は、ミラーレス再参入が遅かった、Z大三元の投入が遅いなどの原因もあるでしょうが、ニコンが意図的にシェアよりも利益へ舵を切っている面もあると思います。
ただ、中級以上に絞るというのは、コンデジをほぼ止め、D3000シリーズあたりも止めるという意味で、一眼の大幅縮小とは違うと思います。
Z50やD5000シリーズがボトムで残るのではないでしょうか。
なお、誤解されている方が多いのですが、ソニーのカメラとソニーのセンサーは別会社です。すなわち、トヨタとデンソーのような関係です。
カメラ部門の設計に基づき、ソニーの半導体会社が製造しています。そのため、ソニーがセンサーを内製できるというの正しくありません。
半導体分野では設計と製造の分離が進んでいます。
今後、センサーを設計するニコンや富士が、ソニーではなく、台湾などの半導体大手に製造を委託する可能性もあります。
電機メーカーは、TVの液晶パネルを自社で生産しなくなりました。いずれセンサーもそうなるかもしれません。
Jasper
元ニコンユーザーとしては残業な状況です。
私はフィルム時代からずっとニコンでしたが、山岳写真を始めてからソニーに移行しました。
もう少し早く出しいてくれたらというよりはマウントの変更の情報に背中を押されてしまいました。
せめてAPS-CサイズのミラーレスはFマウントで販売してくれたら良かったのですが···。
ライコ
もうしばらくはカメラ業界は売り上げ規模を保つと思ってましたが、
一気に変革が来てしまったようで寂しい。
オーディオ市場と同じで、メーカーに勝者は出てこない。
そこでもスマホ中心に変わってしまい、オーディオ機器はそれを
補助、補填、融合するものになって生き延びている。
カメラメーカーも規模よりも趣味性の方に存在をシフトした方がいいのかもしれません。ブランド名を残したいなら。。
自身の一眼の出番も、もう運動会くらいしか出番がありません。
a scientist
たしかに、皆さんがおっしゃるように、パソコンを持っていない人が増えているのが大きそうですね。
たとえパソコンを持っていても、せいぜいノートパソコンで、15インチ以下のディスプレイしか備えていない。
30インチ以上の、しかも調整された、ディスプレイでPCを使っている人の割合は、かなり低いでしょう。
そういう状況では、テレビに映して鑑賞してもらうことを狙うしかないかもしれません。テレビの表示は、デフォルトではかなりド派手で輪郭も強調され、調整されたディスプレイで観る写真とは別物ですが、贅沢は言っていられません。
そういう意味では、「おもいでばこ」は良いところをついているように思います。
できれば、大容量でバックアップ付きにして欲しいですが、そうなると高価になってしまうのが悩みですね。
通りすがり2
シェア3位の件よりも、利益を確保できず赤字100億円予想の衝撃が大きいですね。
なお勘違いされている方がいますが、キヤノンもソニーも同じグループ内の子会社がイメージセンサーを製造しているので内製です。
キヤノン、ソニー自身もイメージセンサーが内製である点がメリットと発言していますよ。
もちろんコストによっては他社に製造を委託する場合もあるとは思いますが、同じグループ内で設計、生産技術、製造のノウハウを共有できるメリットはとても大きいです。
ライコ
結果論ですが、このペースで業界が縮小する事が見えていたなら、
(勝ち目が乏しい)ミラーレスに参入はスキップして体力を温存し、
別のスマホとの連携などのソリューションや技術に資本を投下してた方が良かった先行き的には希望があったのかもと思います。
コンシューマー市場で生き残りたいならNIKONじゃなきゃって思わせるものが必要ですね。
Poler
時代の変化でしょうね。
業界自体が先が無いように思います。
今後、消える職業が話題になったりしますが、企業存続を1番に考えるなら、古い物、過去の実績は切り捨てないといけないと思います。それがカメラ事業撤退になってもしょうがない。
トヨタの売上高が初めて30兆を越えても危機感をあおってるように、常にアンテナを張って動いていないと。
過去の栄光にしがみついていたり、固定概念に縛られていると、これからの時代は生きていけません。
まあくん
連投失礼します。戦後に繊維産業が日本の主力産業だった頃に、カネボウは紡績業の、ブラザーはミシンの大メーカーでした。今のトヨタのような感じだったのではないでしょうか。ソニーが専業のオーディオビジュアル機器メーカーだったことを知らない若い人も多いかもしれません。消えてしまう会社も多いですが、時代の流れに合わせて変化した会社が形を変えて生き残るという歴史です。
かつては、報道写真がマスコミの花形で、ドイツがカメラ産業の中心でライカがみんなの憧れだった時代もあるようです。
写真のメディアとしての先端性はなくなったかもしれませんが、より日常化して写真文化がなくなることはないように思います。新しい生活スタイルで写真を楽しむ機器がカメラ専用機からスマホに移って、その産業の中心が日本からスマホに強い国に移りつつあるということですね。ただ、数は少なくなってもカメラ専用機がなくなることはないと思うので、カメラの比率が高いニコンは、撤退せずにいいカメラを作り続けてくれる筆頭候補だと思います。願わくば、古いスタイルのカメラに加えて、新しい生活スタイルの中で写真を楽しむ機器も両方作って生き残って欲しいと思います!
noppo
フルサイズミラーレスを手掛けるメーカーばかり取沙汰されていますが、他のサイズを扱うメーカーはどうなのでしょうね?
もし、APS-Cなど他のサイズの方が採算が取れやすいのなら、意地にならずフルサイズを捨てるという手もあるかと思います。
まぁ、このご時世ですから、フルサイズにしがみつく他に手がないのかもしれませんが。
NCPOS
キューちゃんさん
以下のように言われていますが、これは正しくありません。
「ソニーのカメラとソニーのセンサーは別会社です。すなわち、トヨタとデンソーのような関係です。
カメラ部門の設計に基づき、ソニーの半導体会社が製造しています。そのため、ソニーがセンサーを内製できるというの正しくありません。」
そもそもαの設計、製造はソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社が行っています。この会社はソニーとは別会社ですが、αは内製とは言いのもおかしいしソニーと別会社が作っているというのも正しくありません。トヨタでもパナソニックでも大きな企業は事業の分社化が行われているわけで、これらはお互いに他社とは言いません。すべてソニーグループであり総称して「ソニー」です。「ソニーがセンサーを内製できる」という言い方は間違いではありません。畑は違いますが、同様にグループとして分社化された組織で勤務しソニーさんを顧客としてもつ身としてその辺は理解できているつもりです。
襤褸猫
35㎜サイズで利益を稼ぎ光学機器としての先端開発を行いつつ、APS-Cなりいっそマイクロフォーサーズで数を売り存在感を示す。て事をダイキンがエアコンで東南アジアでやったそうです。
幸運にも、光学性能についてはニコンは絶対の信頼が得られており、特にZシリーズはF1.8レンズでも解放から隅まで素晴らしい描写ですから、うまく小型フォーマットではローコストで1年ごとのアップデートを図った一般向けを出し続けて、全体での存在感を示してください。
パナのCMシリーズの流れをニコンがやっても良いんですけどね。CAT(キャタピラー)ブランドのスマホがタフネススマホとしてそれなりの存在感を示しているので、1/1.7、1インチ画像素子内蔵スマホをニコンブランドで構築するのもアリです。
BONZU
ニコンの3位転落は衝撃でした。
今となってはミラーレス化の転換が遅かったという声が多いように思いますが、ソニーがミラーレスに舵を切った時に、OVFに拘るべきだとの声は、当然、ユーザーからのものでした。
多くの既存ユーザーを抱えていた2社は、大きなジレンマも抱えていたということでしょう。
A
きゅーちゃんさん
数人の方が訂正されているように、ソニーはイメージセンサーを内製しています。
公開されているソニーの決算を見ていただければ分かりますが、決算には各子会社の収益が含まれています。
NCPOSさんがおっしゃるように、大企業は各事業を分社化しているのが昨今の流れです。
電脳仙人
台数ベースだからということもありますが、衝撃的なグラフですね。
レンズ交換式カメラの需要として考えれば当然の結果だと思いますし、カメラが必要な家庭もどんどん減少すると思われます。
SIM付きのカメラの市場投入の意見があるようですが、各社の過去の試みからも判るようにユーザーが望んでいるのは、スマホにカメラがついているから便利なので活用していますが、カメラにスマホがついていたら大きな需要ないと思われます。逆にキヤノンやニコンのスマホがあったらこれ売れないだろうなぁ。全くブランド価値を感じません。
経営的に言えば市販カメラ事業にしがみついていると確実に会社ごと破綻するという事実だと思います。ニコンに必要ななのは、カメラ事業の改革ではなく新たな収益源を早期に確保することと、市販カメラ事業でいれば、ブランドイメージを変な方向に上げ過ぎず、今の価値を下げない戦略を維持できるかということだと思います。高級カメラへのシフトもいいけど、高嶺の花と思われるほど高級にしてしまうとそれこそ高級オーディオの二の舞でしょうね。ソニーもキヤノンもオリンパスも数十年後にはカメラが作りたいから作っているぐらいの経営基盤を目指していると思います。ニコンにも頑張って欲しいと思います。
襤褸猫
今更スマートフォン、という意見もあるでしょうが、iPhoneがあの素敵価格になってなお売れており、その売りの一つがカメラレンズである以上、カメラ専業メーカーの銘をつけた「ちゃんとしたカメラの付いた」スマホなら売れる余地はあると思いますよ。
何よりCAT(キャタピラー)銘のスマホがタフモデルとしてブランド地位を築いているので。
正直パナソニックのCMは勿体ない事をしている、と今でも思います。変に内製に拘らずブランド維持を目的としたODMで良かったのに、と。
撮り鉄MAN
デジカメの撮像素子にソニー製のCMOSを使っている時点でソニーには勝てないのでは?ソニーを追い抜くには多層式センサーを独自に開発製造(開発中のようだが)しデジカメに搭載しないと・・・
ジェラ
いやぁどうでしょうね。
スマホはまずあの形状と重量じゃないと成立しないガジェットなのでそれを覆したらスマホとしてはまず売れなくなりますよね。
グローバルシェア抑えないと商売にならない世界なのはカメラと同じですし、すでにApple、Samsung、Huawei、Xiaomiあたりで埋まっているシェアに乗り込むのはまさにレッドオーシャン。
あのソニーでさえスマホ事業は何百億という赤字で世界シェア1%に満たない状態ですから。
ちゃんとしたカメラと言いますが今のスマホカメラもスマホ用としてちゃんとしていると思うんですよね。
むしろ一般消費者が様々なシーンで手軽に使っても失敗せず綺麗な写真が撮れるのはスマホの方だと思います。
簡単に撮っているように見えて、スマホのカメラは失敗写真にならないような事を内部で実に色々やっている。
センサーとレンズを大きくしていったカメラとはアプローチがまるで違いますが、これもスマホに特化したカメラの進化と言えます。
そしておそらく一番大きな問題が高度なソフトウェア開発が出来るかどうかという部分。
カメラが売りで参入しても基本スマホとして売るからにはこれが出来てないと話になりませんからね。
ミノル
スマホに使えるカメラがついているからデジカメが不要となっていますが、デジカメにスマホ機能がついても必要とならないのではないでしょうか。過去の事例でも実証済みです。
例えばセンサーの大きいちゃんとしたカメラにスマホ機能がついたとして(FPやGRⅢ)一般層がiPhoneから置き換えるでしょうか。
スマホカメラマンにカメラを買ってもらうような商品やアイデアは不可欠ですがスマホ化しても仕方ないと思います。
tomoart
ピンチこそチャンス、と思える人材が社内にいるか、でしょうね。
みんな落ちているわけですから、革新的な新商品を出せば一人勝ちの可能性もあるのが現状でしょう。日本が手放してきた、テレビや音楽プレーヤーよりも更に趣味性が高いのがカメラ。みんなが思いもつかない魅力的な商品を出せるか。
1つのテーマは「iPhoneと一緒に持ちたくなるガジェット」じゃないかと個人的には思っていますが、さて…
りりら
初めてコメント書かさせていただきます。
今回の記事を見てみて今年に関しては特にソニーが売れて話題性がありますからしょうがないんですけどやはりプロ機として使えるという辺りが影響あるんでしょうか?
CanonもNikonもそうなんですがミラーレスが1スロットしかないというところが言われている部分もあります。機能的にはなんら問題ないとおもうんですが
スマホなどに入れれるアプリでお知らせ機能などつけるとかガジェットやアプリの開発を進めればまたシェアを同等に戻せるんではとおもいました。
写真を初めてまだ1,2年ですが今後もNikonには頑張ってほしいです。
fan☆
個人的には、iPhoneなどのスマホの写真が大分よくなり、
一般用途で困ることが無くなったことに尽きるような気がします。
スマホをカメラとして見て、一眼より優れている点は、
カラオケなどで撮るような記念写真を撮るときです。
何より軽く小さく、レンズが明るい広角のものが多いから、
被写界深度が深くなり、手振れも、
フォーカスミスもしにくいです。
ノイズが気にならななければですが・・・・
同等のものを、フルサイズの一眼で撮影しようとすると、
絞り込まないといけないですから、極端に感度を上げるか、
きちんとホールドを行い手振れを抑制するなど
しなければいけないですから、手間がかかりますし、
撮られる方に緊張感を与えてしまいがちです。
もう一点は、スマホだと小さなモニターで写真を見るため、
ノイズが出ていても目立ちにくい点です。
また、スマホだと、一眼で撮影された写真を見ても
一般的には分かりにくいですから、
スマホ写真でも満足感を得やすいし、
一眼で撮影された写真との区別もつきにくいですから、
一眼カメラ自体が売れなくなるのも分かる気がします。
そういいう意味で、一眼で撮影された写真は、
ある意味フェチなものになってしまっているので、
メーカーもカメラの売れ行き自体は減っても、
もっと、一部の顧客を満足させる方向に特化しても
いいような気がします。
なんでもできる便利なものよりも、スチルに特化した
尖ったものが今のスチルカメラには
必要なのではないでしょうか?
また、写真と言う映像に魅了されているフェチな方も
自分もそうですが・・・・
いなくなることはないと思います。
つよぽん
意外と昔から新しい事にチャレンジを続けているNikonですが、アピールや展開に問題が多いです。
事実、SnapBridgeの初期の完成度の低さにより、販売店やWeb記事が消極的になった事が問題だと思ってます。私自身、F70からのNikonユーザーですが、現在はZ7とZ50で撮影した写真をSnapBridge経由でSNSに投稿してます。シームレスに運用出来ているので、この点のアピールで一変しそうな気がしてます。
ちなみに私の知り合いの身体障害者の方はD5600からタブレットにSnapBridgeでデータを飛ばせるので、煩わしいPCの操作をせずSNSを上手く活用されています。