ライカQ3はロケットのような勢いで売れている

Phototrendに、ライカフランスのCEOへのインタビューが掲載されています。

Interview Leica au Salon de la Photo 2023

  • (Lマウントシステムに関して)
    Lマウントアライアンスはますます活気を帯びてきている。SLシステムの売れ行きには非常に満足している。SLは数量的にはライカMやQには及ばないが、普及しつつあるシステムだ。

  • (最近発売したライカQ3について)
    売れに売れているとしか言いようがない。Q3の需要は本当にクレイジーだ。現時点ではQ3の販売はロケットのような勢いで離陸した。多くの注文があり、市場では非常に好評を得ている。また、今年で4年目を迎えるQ2は、フランスでこれまでにないほどの販売台数を記録している。

  • (カウフマン氏は「2023年はライカの歴史で最高の年だ」と述べていたがフランスでもそうなのか?)
    フランスでは5年間に渡って毎年2桁の力強い成長を続けている。2023年は順調に進んでおりライカにとって最高の年になるだろう。ライカの将来についてはとても前向きだ。

  • (Sシリーズの一眼レフの販売終了が発表されたが将来はどうなるのか?)
    現時点でS3は終了しているが、将来のS4の計画はある。それは近日中ではなく、2024年には実現しないと思う。2025年かどうかは分からないが、ライカは中判ハイブリッドミラーレスカメラを計画している。

  • (SL3に関する情報はあるか)
    SL3は当然登場するが、それがいつかは現時点では正確には分からない。

  • (ポルトガルの工場について)
    この工場は特定のスペアパーツの生産以外に、双眼鏡やスポッティングスコープ、レーザー距離計、ライフルスコープなどをが生産されている。

 

ライカQ3は驚くほどの勢いで売れているようで、加えてQ2も未だに良く売れているということなので、ライカのQシリーズは大成功と言ってよさそうですね。また、ライカの中判ミラーレスカメラに関しては2025年に登場すると噂されていますが、ここでのライカフランスCEOの発言も噂の内容を裏付けるものですね。