シグマ 17-70mm F2.8-4.5 DC Macroは同クラスのライバルより高性能

少々古い記事ですが、このレンズ名でサイト内を検索される方が多いので、photozoneのSIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macroのテスト記事を取り上げてみました。

Sigma AF 17-70mm f/2.8-4.5 DC macro - Test Report / Review

  • 17mmではタル型の歪曲(2.58%)がかなり目立つが、このクラスのズームとしては平均的
  • 周辺光量落ちは17mmの開放で1.1EVとかなり目立つが、1~1.5段絞れば問題はなくなる。ワイド端以外では、周辺光量落ちは目立たない
  • 解像力は、17mm開放では、中央部はかなり良い(very good)が、周辺部は甘く、F4~F5.6まで絞るときちんとした描写になる
  • 24mmでは、開放付近から周辺部の描写もよくなり、F5.6で画面全域で非常に素晴らしい解像力になる。40mm~70mmでの解像力は完璧
  • 色収差は17mmでは1.3pxと目立つが、このクラスのズームの平均より若干よい値
  • 同クラスのライバルや一部のより高価なレンズより高性能

ネット上でもかなり評判のよいレンズですが、テストの結果でも全域(17mm開放時を除く)で解像力が高く優秀なレンズですね。17mmでも絞ると画質がグンと向上するので、2段くらい絞って使うようにすれば問題なさそうです。