キヤノン EOS 50Dは払った金額ほどにはよい画質を得られない

dpreviewにEOS 50Dの詳細なレビューが掲載されています。

Just posted! Canon EOS 50D review

  • 解像力があり美しいイメージ(しかし、15MPセンサーから期待したほどではない)
  • 周辺光量補正は効果的
  • AFは暗所でも正確
  • ファインダーのデキはよい
  • ユーザーインターフェースは人間工学的に素晴らしい
  • 高感度の性能は40Dよりも劣る
  • 40Dと比較すると、暗部のダイナミックレンジが劣る
  • ピクセルあたりの解像力は1000万画素や1200万画素機ほどはよくない
  • 高性能なレンズが要求される
  • 人工光源でのホワイトバランスの精度が悪い
  • ライブビューは40Dほど精度が高くない(センターが若干ずれていて、隅を拡大してコントラストAFできない)
  • キヤノンはAPS-Cセンサーの画素数の上限に到達したように思われる
  • 40DやD90より500ドルほど高価だが、払った金額ほどにはよい画質を得ることはできない

 

結論部分ではなかなか厳しい評価になっていますが、特に気になるが「Image quality(画質)」の点数が40DやKissX2で「9.0」だったのが、50Dでは「8.5」に下げられていることです。キヤノンはKissX3でこの15MPセンサーを採用するという噂ですし、先行きが少々心配です。