- EOS 50Dは、JPEGだと一部の樹木が綿菓子のような解像感のない描写になっていてきわめて不自然だがRAWでは見違えるほど改善する
- D90はオートでは露出オーバーと、ホワイトバランスの偏りで非常に不自然な描写
- E-520は細部の描写力に限界はあるものの色と階調のバランスが非常によく意外と健闘
- K20Dはファインシャープネスの効果で他機種で不鮮明になりやすい部分が解像している
- SILKYPIXによる現像では、機種間の差異は少なくなる
- 意外にも健闘したのがPowerShot G10なのは皮肉
JPEG撮って出しだと、PowerShot G10の解像力が非常に高く、一部のデジタル一眼を超えているようにも見えます。
50DはJPEGだとモワっとした画質ですが、RAWで撮影すると別のカメラのように高画質になるところを見ると、JPEGの画像処理に問題があるのかもしれませんね。
kf
50DのJPEGがぱっとしないのは15Mピクセルと6.3FRAME/Sの両立に無理があるからではないかと考えています。
もう一つ、ノイズリダクションの悪影響ですね。
この記事のDPP現像の作例もおそらくノイズリダクションがかかるデフォルトの設定だと思われるので、これでも50Dの実力はまだ発揮されていないのではないかと思います。
手持ちの50Dで最適な設定を模索していますが、DPPの「RAW輝度ノイズ緩和レベル」は解像感にかなり影響するので、基本0にすべきだと思います。(ツール→環境設定のツールパレットタブから初期値を設定可能)
50DをJPEGで使用する場合は、ミドルサイズに落として使うほうが精神衛生的にはいいかもしれません。
通常は8Mピクセルあれば必要十分ですし、等倍鑑賞時のS/Nも改善します。
管理人
kfさん
コメントありがとうございます。
50Dの連写速度とDIGIC4の処理速度の兼ね合いと考えると
確かに納得できますね。