・15th December 2008: Canon EOS 5D Mark II - full review
- デフォルトの設定だと初代5Dと似た絵作りの傾向だが、よいレンズを使うと5DMarkII はよりディテールの描写に優れている
- RAWで撮影してDPPで色収差を補正すると、大変すばらしい画質になる。キヤノンがDIGIC4でニコンやパナソニックが搭載しているJPEGの色収差補正機能を搭載していないのは残念
- チャートでの解像力は、JPEGで同条件での比較では1DsMarkIIIより高く、JPEGの処理は1DsMarkIIIより優れている。α900との比較では解像力は同等の値で、5DMarkII のほうがクリーンでカリっとした画質
- 高感度ノイズは初代5Dと比べて1段分、α900と比べると低感度域で1段分、高感度域で2段分のアドバンテージ
- 5DMarkII にはハイライトの近くに黒点が出る問題があり、解決策は無く、ファームウエアのアップデートが望まれている
- 5DMarkII はキヤノンで最も優れた画質のデジタル一眼の一つで、黒点問題がなければ最高の評価に値する
DIGIC4が生成するJEPGはネット上ではあまり評判がよくありませんが、ここでは珍しく(?)5DMarkII のJPEGが高い評価になっていますね。
また、すっかりポピュラーになってしまった(?)黒点問題ですが、天体撮影をするユーザーにとっては明るい星に黒点が出てしまって(作例)かなり致命的な問題のようです。
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