・Canon EF 24-105mm f/4 USM L IS - Retest @ 15mp (APS-C)
- 24mmではタル型の歪曲(1.8%)が目立つが、ほどほどの大きさ。望遠側ではわずかな糸巻き型の歪曲があるが実写では心配ない
- 周辺光量落ちは、開放でも0.6EV以下で実写では問題ない。1段絞れば無視できる
- 中央の解像力はズーム全域で「とてもよい」~「最高によい」のレベル。周辺部は24mmと40mmでは非常に高いが、70mmと105mmでは開放では甘くなる。しかし、F5.6-8まで絞れば改善する
- 色収差は平均的な値だが、広角端と望遠端では1.5px前後で目立つ
- ボケ味はズームレンズとしては満足のいくもの
- テストではとてもよい性能を示しているが、このクラスでは高価なレンズで、ここではEF-S17-55mm F2.8のほうが多分よい買い物
APS-Cでの解像力は、広角側では開放から望遠側でも1段絞れば周辺部まで高い値で、フルサイズ用のレンズとしては少々欠点が目立つレンズですが、APS-C用レンズとしては(大きさや重さは別にして)なかなかよいレンズではないかと思います。
結論では、「EF-S17-55mm F2.8のほうが多分よい買い物」とありますが、ズーム域が全然違うので、EF-S17-55mm F2.8とEF24-105mm F4Lは直接比べられないような気がします。
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