キヤノンEF35mm F2はしっかりした性能だがボケ味が残念

photozoneにEF35mm F2の15MP機(EOS 50D)による再テストが掲載されています。

Canon EF 35mm f/2 - Test Report / Review

  • 歪曲は0.75%の軽微なタル型で、実写では問題ない
  • 周辺光量落ちは、APS-CでもF2開放で1.1EVとかなり目立つが、F2.8まで絞れば無視できるレベルになる
  • 解像力は中央はF2開放からとてもよく(very good)、中程度まで絞れば素晴らしい値(excellent)になる。周辺部は絞りにかかわらずとてもよい(very good)。全体としてMTFはとても調和が取れている
  • 色収差は1.1px以下で大きな問題はない
  • ボケ味は残念なもので、特にハイライト部分に関してはよくない
  • 一番魅力的なレンズとは言えないかもしれないが、性能は概ねとてもしっかりしている。機械的には少し時代遅れなので、キヤノンはUSMとちゃんとしたフォーカスリングを備えたレンズにアップデートするべき

 

非常に古いレンズですが解像力はかなり高く、最新のデジタル一眼でも十分通用するレベルですね。ただ、ボケ味はかなりうるさいようで、この点だけは少々残念です。

あと、元記事でも言われていますが、このレンズは古すぎるので最新のデジタル対応レンズとしてぜひともリニューアルして欲しいですね。