デジカメWatchに伊達カメラマンによるペンタックスDA 15mm F4 Limitedのレビューが掲載されています。
・ペンタックス「DA 15mm F4 ED AL Limited」 ~パンフォーカスで真価を発揮する超広角レンズ
- 非常に質感が高く、カメラに装着して眺めているだけでも所有する満足感、喜びが感じられる
- 逆光性能の高さには、久々にペンタックスの真骨頂を見せられたような気がした
- 絞ったときの絞りの形は角ばっていて、ペンタックスの悪い伝統は相変わらず
- 歪曲収差は極めて少なく、建築物の撮影にも十分通用する
- ボケは球面収差をきっちり補正している裏返しで輪郭に縁取りが出やすく、うるさい二線ボケになりやすい
- 周辺部ではキレとコントラスト低下気味でF8~F11に絞り、ファインシャープネスに変更して撮影すると、K20Dの描写力を引き出せる
絞り込まないと描写がややソフトぎみなのとボケ味がよくないことが気になりますが、歪曲の少なさや逆光性能の高さは魅力的ですね。周辺までカリカリな描写を求めている人には向かないかもしれませんが、味のある面白いレンズだと思います。
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