ソニー DT50mm F1.8 SAMはF2.8まで絞れば実にシャープな描写

SLRGearにソニーDT50mm F1.8 SAMのレビューが掲載されています。

Sony 50mm f/1.8 SAM SAL-50F18 (Tested)

  • 絞り開放では中央部が周辺部よりもややソフトな描写で、これはF2でも大きく変わらないが、F2.8まで絞ると劇的に改善し、中央部がシャープになる
  • 色収差は非常によく補正されていて、開放で周辺部にごくわずかなマゼンタの縁取りが見られるのみ
  • AFは速くはなく、フォーカス時のウィーンというノイズも目立つ
  • 周辺光量落ちは開放で3/4EVで、F2.8まで絞れば1/4EVになり、無視してよい値
  • 歪曲は少なく周辺部で0.25%のタル型で、目立たない
  • オールプラスチック製だが、おかげて170グラムととても軽く、カメラバックの片隅にいつも入れておける。新しいマニュアルフォーカスリングは、非常にスムーズ
  • 開放付近では若干ソフトな描写だが、ライバルと比べると悪くはない。F2.8まで絞ると実にシャープになる。フルサイズに移行する予定がないならよい選択

 

開放では、中央よりも周辺部のほうが解像力が高いというのは面白い特性ですね。F2まではソフトな描写ですが、F2.8から切れ味鋭い描写に変わるので、絞りで描写の変化を楽しむことができそうです。レンズキットからαを使い始めたユーザーの次の選択肢としてとてもよさそうなレンズですね。