マイクロフォーサーズの売れ行きはデジタル一眼の2割に迫る勢いで、ニコン・キヤノンの2強構造は崩れつつある

BCNランキングに一眼レフの販売構成比に関する話題が掲載されています。

BCN、薄型テレビが依然好調、年末商戦に向けて市場をけん引

  • 一眼レフの動きに変化が見られ、オリンパスE-P1やパナソニックGF1が採用するマイクロフォーサーズ規格が10月の台数構成比で18.6%、金額構成比で16.8%と2割に迫る勢い
  • 交換レンズでもマイクロフォーサーズ規格が全体の11%を占め、一規格として市場で定着し始めている
  • マイクロフォーサーズの動きはメーカーシェアにも影響を与え、キヤノンとニコンの2強構造が崩れつつある
  • 7月以降ニコンがシェアを徐々に下げ、3位にパナソニックが浮上。10月のシェアではトップのキヤノンが42.9%、2位のニコンが24.6%、3位のパナソニックが14.7%

 

マイクロフォーサーズだけでデジタル一眼全体の2割に迫る勢いとは、すごい売れ行きですね。シェアでは、キヤノンは相変わらず強いですが、ニコンとパナソニックのシェアの差が9.9%まで接近してきて、そう遠くないうちに2強から3強に変わる可能性もあるかもしれませんね。

また、リコーがレンズ交換式に参入してきたことや、ソニー、富士フイルムもミラーレス市場参入の噂があることから、今後もカメラ業界の動きから目が離せないですね。