・Zeiss Distagon ZF (ZE) T* 21mm f/2.8 (on Canon EOS) - Review / Lab Test
- 歪曲は-1.72%の穏やかなタル型だが、形は少し陣笠ぎみ
- 周辺光量落ちは、開放で2.5EVで非常に大きいが、超広角レンズとしては標準的。しかし、前玉が大変に大きいので、もう少しよい性能を期待していた
- 解像力は、絞り開放から非常に高く、F5.6まで絞るとピークに達するが、開放との画質の差はどの絞り値でもわずか。最高なのは画面全域で画質が均一なことで、EOSには同じようなキャラクターのレンズはない
- 色収差は0.8ピクセル以下で、非常によく補正されている。これは、実写では全く目立たない
- T*21mm F2.8は伝説的なレンズであるばかりでなく、今日のデジタル一眼で高画質で撮影することができるレンズだ。開放から素晴らしくシャープで、色収差は非常に少ないことが高解像力に貢献している。弱点は周辺光量落ちだが、F4まで絞ればよくなる
- AFはないが、ZEならフォーカスエイドが効くし、ライブビューを使えば問題ない。大いに推薦!(Highly Recomended!)
開放から周辺部まで非常に高い解像力で、周辺光量落ちがやや大き目なことを除けば、光学性能は文句なしのレンズですね。光学性能の点数は、5点満点で4点となっています。
記事の中にキヤノンには同じようなキャラクターのレンズはないという記述がありますが、確かに設計の古いEF20mm F2.8では、Distagonと勝負になりそうもありませんね。
コメント