パナソニック MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 O.I.S.はピークの解像力が今ひとつ

photozoneにパナソニックのLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH MEGA O.I.S.のレビューが掲載されています。

Leica DG Macro-Elmarit 45mm f/2.8 ASPH OIS - Review / Test Report

  • 歪曲は完全に無視してよい値(0.0691%)。これは、後処理で自動補正された値ではない
  • 周辺光量落ちは、絞り開放で1.2EVで思いのほか大きい値。F4まで絞れば実写ではそれほど目立たなくなり、F5.6以上で問題はなくなる
  • 解像力は開放からF8までの間でとても良好だが、このタイプのレンズ(特にライカブランドを冠した)としては少々驚いたことに中央部の解像力は最高(excellent)のレベルに到達しない。テストでの解像力は良好だが、我々は少しがっかりした
  • 色収差は最大で0.5ピクセルで非常によく補正されており、実写では問題ない
  • ボケは絞り開放ではハイライトは均一でスムーズだが、少し絞ると、ハイライトの輪郭が目立ちボケのクオリティが低下する。ハイライトは画面内側では円形だが、周辺部では楕円形になる
  • 手ブレ補正は通常の撮影では効果的だが、マクロ撮影では効果が少ない
  • 解像力は開放からとても高いが、ピークの解像力はそれほど高くない。価格は高価だが、疑いなくハイクオリティで面白いレンズで、完璧ではないにしてもとてもよいレンズだ

 

このレンズは、dpreviewでも解像力がやや低めという評価になっていましたが、photozoneでも似たような評価となっています。

高価なライカブランドのレンズとしては、期待したほどの性能ではなかったためか「少しがっかり」などと書かれてしまっていますが、小型・軽量のマクロレンズとしては十分な性能ではないかと思います。