キヤノンEF-S60mm F2.8 Macroは解像力は完璧に近いがボケ味が若干期待はずれ

PhotozoneにキヤノンEF-S 60mm F2.8 USM Macro のレビューが掲載されています。

Canon EF-S 60mm f/2.8 USM macro - Review / Test Report

  • マウント部は金属、鏡筒はプラスチックで作りは非常にいい。フォーカスリングは、幅が広くスムーズで心地よい。ピント合わせは"本物の"インナーフォーカスで、前玉は回転せず、レンズの長さも変わらない。リングUSMによるAFは、マクロレンズとしては異例の速さ
  • 歪曲は0.1%未満(-0.0778%)でほぼ完全に補正されている
  • 周辺光量落ちは開放では1.4EVで、APS-C用の単焦点レンズとしては非常に大きく、多くの場面で目に付く。F4まで絞れば、問題はほとんど解消する
  • 中央部の解像力はズバ抜けていて、周辺部や四隅でさえ中央よりも若干悪い程度。このレンズの解像力は素晴らしい
  • 倍率色収差は非常に小さい。絞り込むと大きくなるが、通常は心配ないレベル。ボケの色ズレを起こす軸上色収差は、F2.8~F4では目立つが、F5.6では少し目立たなくなる
  • ボケ味は、後ボケは極めて滑らかだが、一方で前ボケが少しうるさくなりがち。ハイライトの形はF2.8では口径食の影響で猫の目状になる。F4ではハイライトはより円形に近くなるが、輪郭線が目立つ。このレンズのボケ味は平均的で、若干期待はずれ
  • 画面全域で完璧に近い解像力で高性能なレンズだが、残念なことに、開放で周辺光量落ちが大きいことと、ボケ味がそこそこでそれほど素晴らしくないという欠点がある。総合的には、魅力的な価格設定で、素晴らしい小さなレンズだ

 

光学性能の点数は4点(5点満点)で、この価格帯のレンズとしては、かなり高い評価になっています。解像力は絞り開放から画面全域で素晴らしい値で、文句の付けようがありませんが、マクロレンズにしてはボケが少しうるさいのが残念なところですね。

2010年5月 3日 | コメント(0)


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このページは、2010年5月 3日 に公開されたブログ記事です。

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