ソニー Planar T*85mm F1.4 ZAはこれまでテストしたレンズの中で最もシャープなレンズの一つ

SLR Gear にソニーのPlanar T* 85mm F1.4 ZAのレビューが掲載されています。

Sony 85mm f/1.4 Carl Zeiss Planar T* SAL-85F14Z (Tested)

  • 解像力はAPS-Cの場合、F1.4では若干甘いがF2まで絞ると劇的に向上し、F2.8では極めてシャープになる。フルサイズの場合でもAPS-Cの場合と似ていて、F1.4では少し甘いが、F2.8まで絞れば非常にシャープになる。このレンズは、これまでテストしたレンズの中で最もシャープなレンズの一つだ
  • 倍率色収差は良好に補正されている。F1.4ではマゼンタの色ズレが見られるが、それ以外の絞り値では心配はない。歪曲は、フルサイズで0.2%のわずかなタル型で問題はない
  • AFはボディモーターのパワーに依存するが、とても高速で、α900では無限遠から最短まで約1秒だ。ピント合わせでレンズはわずかに伸びるが、前玉は回転しない。フォーカスリングはとてもスムーズに回転する
  • コニカミノルタの85mm F1.4と比べると同じような性能だが、中古では、コニカミノルタの85mmはT* 85mmと比べてそれほど安くない
  • 広い絞りの値で極めてシャープな画質の素晴らしいレンズだ

 

歪曲や色収差も問題なく、解像力は見事な値です。定評のあるレンズだけあって、光学性能はさすがに優秀ですね。ちなみに、このレンズの光学性能は、Photozoneでも4.5点(5点満点)という非常に高い評価を受けています。

あと、コニカミノルタの85mm F1.4Gは、LensTipのレビューでもソニーのT*85mmに近い性能という評価でしたが、ここでも同じような評価になっています。このレンズは古い設計にもかかわらずかなり優秀なようですね。

2010年6月 4日 | コメント(10)

コメント(10)

 十数万円もするレンズなら、良くて当たり前だと思うのは私だけかしら?

 ミノルタの中古レンズ、ツァイスの新品と大して変わらないくらい高いですよね。どうしてでしょうか?

色乗り・合焦速度・シャープさ・ぼけ味等で高性能なポートレートレンズがあると、それだけで確実にファンがつきます。まして女性を柔らかくかつ鮮鋭に描けるプラナーなら。

 カメラボディは、技術革新の影響等で、数年で陳腐化してしまいますが、レンズは、簡単には陳腐化しにくいと言う事でしょう。
 とくに、焦点距離が長くなれば、フィルムから画像素子になったことによる弊害は少なくなると考えますので、ミノルタのレンズが優秀である証明でしょうね。

 高価なレンズが、良くて当たり前だと感じるのは、同意します。
 私のような、「カメラは好きだけれど、ガンガンお金をつぎ込みたくはない」人間には、「安価なのにスゴい」レンズやカメラの方が重要ですね。

> 広い絞りの値で極めてシャープな画質の素晴らしいレンズだ

私の感じたことに一致します。

ところでレンズの性格や描写能力は、文字で語るより数字で示す方が簡単確実に評価できると思います。

かつて千葉大学のグルーブがカメラ毎日という月刊誌で、『ハウレットチャート』を用いて各社のレンズを評価していましたが、これをもとにレンズを選択し、期待通りの品を入手できた記憶があります。
記事の連載は'70年代から'80年代初頭のことで、間もなく雑誌もろとも姿を消してしまいましたので知らない方も多いかもしれませんが、再びあの手法でレンズ評価するグループの出現を期待しています。

 サビシい現実ですよね。
 カメラ雑誌はあまり読まないのでどうなのかは分かりませんが、自動車関連の雑誌はひどいもんです。去年は大絶賛していた車種を、今年は「実は◯◯が欠点でした」と平気で載せる姿には開いた口がふさがりません。

 ここはデジカメInfoさんなので、他業種関連の雑誌の話題は掘り下げませんが、ネット社会になって、ますますどの情報が正しいのかの判断が難しくなってきた気はします。
 客観的な情報が欲しいけれど、そういうものを出しにくい環境なのは、消費者にとっては不幸な事です。

同じ画が出せるのであれば中古でも価値は同じ。

逆に値の下がることの無いレンズであれば躊躇無く投資できるのでは?

ポートレート専業カメラマンなら、このレンズだけで結構な売り上げになると思う。

そういう意味で決して高いレンズではない、むしろ安いぐらいだと思う。

レンズはボディ以上に個体差が激しいので、安直な評価は
混乱を招くことにもなりかねないと思いますけどね。

conbleuさん、考える機会を与えてくださいましてありがとうございます。


そういう雑誌(レンズの性格や描写能力を文字だけでなく数字を添えて評価)は、大人の事情で今は絶対許されないかと。
---- 不正確な比較をした作例写真や言葉を並べる記事や意見が多い反面、確たる数字で示した記事が少ない昨今、寂しさを感じていたところです。それにしても『大人の事情で今は絶対許されないかと』の真意は、私には理解できません。


レンズの欠点はソフトで補正するのが当然化しつつありレンズ素の性能を暴くというのは、各メーカーにとって百害あって一利なしです。
---- たしかに優秀なソフトの出現とともに、レンズが持っていた欠点は、以前ほど重大な問題ではないかもしれません。しかしレンズを正確に評価することは、『各メーカーにとって百害あって一利なし』と言うことではないと思います。そもそもこのサイトは、少しでも素性の良い製品を望む方々が意見を述べる貴重な場所と考えています。


メーカーの用意したパッケージ(レンズセット)で使ってアラが目立たず。いいカメラでした。が望む姿だし。
---- だれかが『望む姿』かどうかは別として、私は『アラ』をカメラの個性として受け止めています。カメラはメーカーや機種ごとに個性があるからこそ趣味として楽しいのであり、プロ(私は写真撮影で生計をたてています)は真剣に研究しています。アラを見せないカメラばかりだったら失敗は少ないかもしれませんが、それを使った小細工もできませんし・・・


雑誌も、ライター諸氏もその商品広告で生計を立ててます。消費者と、提供する側の利害は一致しませんから。
---- 雑誌やライターは、担当する商品を中立な立場で評価する義務があります。生計を立てるためではなく、読者に利益を与えた見返りとして生計をたてさせていただくというのが本来の姿だと思います。これを守れば両社の利害は一致するはずです。


個人的な考えで恐縮ですが、欧米、とくにアメリカの雑誌記事は分野を問わず、読者第一主義を感じさせるものが多く見受けられます。記事の組み立ては数字をベースとし、それにお話で肉付けし、ややもすると入りがちな個人の偏見もしくはそれに類するものを封じ込めています。『偏見』こそがGAGAさんがおっしゃる『サビシい現実』の基であり、不正確な思考や記述を繰り返しているうちに話のスジが変わってしまうのです。
私は日本のカメラ雑誌はもとより、『価格.com』のコメント等にも同様の感じています。もっともライターやひいきにしてくれるプロに製品をばら蒔き、『信者』づくりにご執心な日本のカメラ業界の体質がいけないのかもしれませんが・・・ (電気屋ソニーは、ばらまいた量産先行品等の商品を回収していますよ!)

 ようは、メディアは、スポンサーの広告媒体だと言う事です。
 極論すれば、消費者は、お金を払って、1冊の広告集を買っていると言う事ではないでしょうか。

 これは、ライターさんが一方的に悪いのではなく、それでも食べて行けるからであり、また、純粋な記事の売り上げだけでは食べて行けないからでもあります。

 私は、そう言う雑誌には価値を見出せないので、「買わない事で異論を唱える」姿勢ですが、写真で生計を立てていらっしゃる方は、情報を得ないわけにもいかないので、歯がゆいでしょうね。

 個人的には、休刊あるいは廃刊を決断した雑誌さんが「レンズの当たり外れはあるのか?あるならばどの位の比率なのか?」統計をとってもらいたいですね。
 個人で集められるレンズの数には限界がありますから、そういった「ホントのトコロ」特集をやってもらえたら、創刊以来の発行部数を記録できるんじゃないでしょうか。

管理人です。

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このページは、2010年6月 4日 に公開されたブログ記事です。

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