ソニーNEX-5は全自動では快適だが、マニュアルではスムーズさに欠ける操作性

Let's Go Digital にソニーNEX-5のレビューが掲載されています。

Sony NEX-5 system camera review

  • マニュアル操作は操作性が悪く不便。たとえば、ISO設定用などの専用のボタンが無いのが残念。また、メニューから各種設定を変更する際には多くの手順が必要で、もし、設定用のダイアルがあれば時間と手間が節約できるだろう。ソニーは、機能を割り当てられるボタンを少なくとも一つか二つ付けるべきだ
  • 16mmのパンケーキは周辺部にいくらかの甘さがあり色収差が目に付くが、概ね良好なレンズだ。このレビューで使用したレンズは、最終的な製品版ではないことを言っておかなければならない
  • 18-55mmの標準ズームは、広角側で平均を超える歪曲が見られ、直線的なものを撮影すると特に目立つ。このレンズは概ね良好な性能で、55mmでもシャープだが、周辺部にはいくらか甘さが見られる
  • 高感度は、ISO1600までは問題なく使えるが、ISO3200では強いノイズリダクションのためにディテールの多くが失われる。上限は12800まで設定できるが、この感度は非常用としてしか推薦できない。JPEGの画質は良好で、NEXがターゲットとしているユーザーは概ね満足するだろう
  • 全自動で撮影する場合は、素早く撮影可能だが、マニュアル操作では少しスムーズではなくなる。NEX-5での撮影はデジタル一眼感覚ではなく、進化したコンパクトカメラのようだ。個人的にはα(デジタル一眼レフ)の感覚が好みだが、私はNEXがターゲットとしているようなユーザーではない。NEXのターゲットは、より高画質だがコンパクトカメラの気楽さを持ったカメラを求めているアマチュアで、これらのユーザーにとってNEX-5は素晴らしい選択だ

 

NEX-5のレビューではメニューの操作性の悪さが指摘されるのが定番となりつつありますが、ここでも同じようにマニュアル操作時や設定変更時の操作性の悪さが指摘されています。ボディのサイズを極力小さくするために仕方がなかったのかもしれませんが、少し残念な点ではありますね。

それからレンズに関しては、レビューの6ページ目7ページ目にサンプルが多数掲載されているので、そちらで画質を確認してみてください。