ソニーの1600万画素機2機種と1400万画素機4機種のDxO Markの比較

DxO Markに、ソニーα580とα560のセンサーテストの結果が追加されたので、同じセンサーのミラーレス機(NEX5・3)、透過光ミラー機(α55・33)と比較してみました。

Tests and reviews for the camera Sony Alpha 580
Tests and reviews for the camera Sony Alpha 560

 

 α580   α55   α560   NEX-5   NEX-3   α33 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
80  73 70 69 68 70
Color Depth
(色の再現域と分離)
23.8 23 22.5 22.2 22.1 22.8
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
13.3 12.4 12.3 12.2 12 12.6
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1121 816 817 796 830 591

 

左の2機種がソニーの1600万画素機、右の4機種が1400万画素機です。α580は同じセンサーを採用するD7000やK-5と同じようなスコアで、やはりソニーの1600万画素センサーはとても素性のいいセンサーという印象です。

α55はα580とのソニー機同士の比較でも、D7000やK-5との比較時と同様に高感度で差を付けられているので、これは透過光ミラーの影響の可能性が高そうですね。

それから、1400万画素機では4機種とも総合点はほぼ同じですが、Low-Light ISOの値を見ると他機種が800前後なのに対し、α33だけが591と200前後の差が付いているので、こちらも多少の影響が見られるようです。

α77ではα55・33のウィークポイントの多くが解消されるという話が出ているので、透過光ミラーの進化にも期待したいところですね。