ソニー500mm F4Gの仕様がソニーのプロ機の将来を示唆している?

Amateur Photographer(イギリスの写真雑誌のサイト)に、ソニーがCESで展示した500mm F4Gの仕様をもとにした将来のデジタル一眼の考察が掲載されています。

Sony 500mm f/4 G lens hints at professional SLT future.

  • ソニーは新しいレンズの鏡筒に、(カメラの)メニューシステムを使用せずにアクセスするように機能を拡張するコントロールボタンを組み込んでいる。CESで展示されている500mm F4Gは、DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)が搭載されており、コントロールボタンを押すと正確なピント合わせをアシストするために、画像が15倍に拡大される。
     
    この機能はEVF搭載カメラでのみ可能で、従って、プロ用のレンズにこのような機能が組み込まれたことは、α900後継機を含むソニーのすべての将来のカメラは、EVFを採用した透過光ミラー機としてデザインされることを示唆している。この機能はメインセンサー読み出しのライブビューを使っても可能だが、現在のソニーのOVF機はこの機能を搭載していない。

 

500mm F4GにEVF機専用の設定ボタンが搭載されているからと言って、直ちに将来のソニーのすべてのカメラがEVF機になるというわけでもないと思いますが、ソニーがEVF機に力を入れていこうと考えていることは確かなのかもしれませんね。

α900後継機は、以前はOVFにするかEVFにするか検討中という話が出ていましたが、最近ではOVFを採用するという噂も流れているので、Amateur Photographerの考察とは逆にα900後継機がOVF機となる可能性もかなりあるのではないかと思います。