FinePix X100に関する様々な未公開情報が掲載

Photo Rumorsに、フジのX100に関するいくつかの新しい情報が掲載されています。

Some Fuji x100 "insider information"

  • 過去数週間の間、ツイッターでFuji Guysから、X100に関する多くの詳細情報が提供されてきている。以下はX100に関する情報のまとめ(いくつかの情報は、既に公式に公表されているかもしれない)。
     
    • スリープ状態からの起動時間は0.7秒。
    • 動画撮影の間は、35mmから105mmの間で3倍のデジタルズームが可能。
    • 180度モーションパノラマが可能。7680×1440の左右方向、または、7680×2160の上下方向の撮影が可能。
    • マクロモードでは10cmの接写が可能。
    • 49点の露出エリア選択。
    • シャッターダイヤルを"T"にセットすると、1.2秒~30秒間シャッターが開いたままになる。(シャッターボタンを)押すとシャッターが開き、もう一度押すとシャッターが閉じる。
    • OVF使用時には、フレームの外側も少し見える。
    • コマンダーモードが使用可能。
    • 他の全てのフジのカメラ同様、必要ならビープ音を消すことができる。
    • シャッターのタイムラグはまだ情報が提供されていないが、非常に小さい。
    • デジタル一眼レフとは異なる4枚羽根のシャッターを使用している。このシャッターはハイスピードシンクロと、静音化、高耐久性を可能にする。
    • 9枚羽根の絞りは、素晴らしいボケを実現。
    • 合焦とシャッターの音は、F300EXRと非常によく似ている。
    • X100は、3月11日に他の11のモデルと同時に発表されるだろう。
    • 市場に投入されるボディの色は、まだ決定されていない。
    • ISO3200までのテスト画像は、とてもクリーンに見える。しかし、初期プリプロダクションモデルなので、(画像を)投稿できない。
    • 現在テレコンバーターの計画はないが、アダプターを使ってサードパーティー製のコンバーターが使えると確信している。
    • ファインダーは戦闘機のヘッドアップディスプレイのようだ。シャッターを半押しすると、EVFで露出が表示される。
    • AFはシャッターラグを含めて速い。しかし、このモデルはまだ最終版ではないので、数字を公開することはできない。
    • X100はパナソニックGF2のような大きなシャッター音ではなく、実際、とても静かだ。
    • RAWはRAF(フジ12-bit RAW)で、現像のためにカスタムバージョンのシルキーピックスがバンドルされるだろう。 カメラ内RAW現像も可能だ。
    • 開放でのボケは本当に素晴らしい。ボケはS5 Proに35mm F1.8を付けたときよりも素晴らしいように見える。
    • モードは絞りを"A"、ダイヤルを"A"にセットするとオート、絞りを"A"、ダイヤルでシャッタースピードをセットするとシャッター優先になる。
    • ファンクションボタンは、ISO(初期設定)、被写界深度プレビュー、イメージサイズ、クオリティ、ダイナミックレンジ、フイルムシミュレーション、NDフィルター、AF、動画を設定可能。
    • MFでは、MFフォーカスチェックオプションで、OVFとEVFの双方で撮影距離が表示される。
    • カラー、シャープネス、ハイライトトーン、シャドートーン、ノイズリダクションの設定が可能。
    • 最低感度はISO200になるだろう。(拡張で)ISO100とISO12800にセットすることもできる。
    • マニュアルフォーカスはフライバイワイヤ(モーター駆動)だ。ピントリングは、時計回り・反時計回りに回してピントを調整できる。
    • X100には手ブレ補正は必要ない。撮影時には全てがうまくいく。
    • MFは機械式だ(※上記フライバイワイヤといずれが正しいのかは不明です)。
    • バッテリーはNP-95リチウムイオンバッテリー。カメラの背面に"日本製"とエッチングされている。
    • X100では、電源を入れなおしても前回の設定が保持される。
    • HD出力は1280×720 24fps。動画では絞り優先モードが使用可能。
    • オプションで49mmのネジ山の切られた金属製のアダプターリングが用意される。金属製のレンズフードもオプションになる。

 

フジのX100は細部までこだわり抜いた仕様になっているようで、発売が本当に楽しみになってきましたね。北米のAdoramaに続き、国内でもフジヤカメラが「2011年春発売」で予約受付を開始しているので、いよいよ正式発表が近付いてきているようです。