ソニーの今期のデジタル一眼の世界シェアは15%を達成する見込み

Bloomberg.co.jp に、ソニーのレンズ交換式デジタルカメラのシェアに関する記事が掲載されています。

ソニー:一眼カメラ世界シェア、今期15%確実に-ミラーレス好調(2)

  • 今期(2010年度)、ソニーはデジタル一眼カメラ市場で世界シェア15%を達成する見込み。前年度は約10%で推移してきたが、「ミラーレス」と呼ばれる新製品「NEXシリーズ」の好調などが寄与し、5ポイント近いシェアアップを達成。
  • ソニーの今村昌志業務執行役員は「15%以上を目指したい。今年はさらに勝負をかける」とし、「社内で具体的な計画を練っている」としている。キヤノンとニコン以外の3位以下は過当競争状態だが、ソニーはまず2強に続く地位を固めたい考え。
  • ゴールドマン・サックス証券の播俊也アナリストは、今年のトレンドとして「ミラーレスの市場はさらに勢いづくのではないか。キヤノンやニコンがいつ追随するかに注目したい」との見方を示した。

 

ソニーの世界シェアは、1年で5%近くアップして15%と順調に伸びているようですね。日本国内やイギリスではもう少しシェアが急激に伸びているような印象がありますが、ミラーレス機がほとんど売れていない国もあるようなので、全体としてはこのくらいかもしれませんね。

ソニーの今村氏によると「今年は勝負をかける」ということなので、昨年以上にアグレッシブな商品展開が期待できそうです。まずは、夏頃の登場が噂されているα77に期待したいところですね。NEXのハイエンドモデル(NEX-7?)と高性能なレンズ群の登場も楽しみです。