ニコンが透過ミラーを採用した一眼レフの特許を出願中

エンジニアの嗜みに、ニコンの透過ミラー機の特許に関する情報が掲載されています。

・Nikon ミラーアップ対応ハーフミラー採用の一眼レフに関する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • Nikonが透過ミラーを採用する一眼レフに関する特許を出願中。従来のペリクルミラー機とは異なりミラーアップが可能で、画質低下を防ぐことができる。
  • Nikonの次世代カメラシステムはミラーレスとは少し違い、光学ファインダーとライブビューを切り替えて使うシステムになるかも。
  • Nikonの特許はAF可能なイメージャー(センサー)と、透過ミラーを採用しただけの一眼レフ。静止画の単写ではメリットは無いが、違いは連写と動画時に現れる。Nikonの新方式は動画中も光学ファインダーが使える。

 

ニコンの特許にある透過ミラー機は、ソニーのα55・α33と異なり、OVFに光を導くために透過ミラーを使用しているようですね。動画や連写時はミラーを下げたままOVFで撮影し、単写時は通常の一眼レフのようにクイックリターンミラーを使ってOVFで撮影、ライブビューを使用する場合はミラーアップして撮影と、様々な使い方ができるようです。

とても面白そうな仕組みですが、ボディが通常の一眼レフの大きさになってしまうので、サイズ的には各社のミラーレス機の対抗機にはならないかもしれません。

2011年2月13日 | コメント(16)

コメント(16)

F300のような、センサー上の位相差AFを前提にした、透過ミラー方式ですか!ハーフミラーの使い方は、ハーフミラー像を光学ファインダーで見る、という、まさに元祖ペリクルミラーと同じ使用法ですね。

一見複雑ですが、理解してしまえば単純ですね。
ペリクルミラーと異なる点は、
(1)ミラーアップ可能な点、
(2)位相差センサーがイメージセンサー上に移動した

メリットはハーフミラーと像面位相差センサーを使っているので、α55と同様、
(1)常時AF(像面位相差AF)が使える点、
(2)そして、EVFでなくOVFで有ること。
(3)そしてやはり連写に強い。

デメリットは、光学ファインダーですが、
(1)ペリクルミラー同様ファインダー像は暗くなる、
(2)ミラーダウンの連写モードではα55同様センサー光を損なう。
(3)単写時はミラーアップでセンサー光を100%に出来るが、ファインダーは使えない(選択可)

興味深いのはどちらの方式も、ファインダーを犠牲にする事を選んだ点ですね。ニコン方式は、暗くなるか使えないモードのどちらか、α55ではEVF、と。

これが本当に出てくるのであれば、保守的なニコンとは思えないずいぶんドラスティックな変更を行ってくることになりますねぇ。
面白くなってきました

ペリクルミラーは非常に薄い膜だとすると、強度的には高速のクイックリターンは難しいのではないかと思います。単写モードは中判カメラのようなゆっくり撮影になるのでは。
やはりEVFのメリットも生かしたファインダーがほしいです。

ミラーレス対抗というより、ニコンの次世代一眼レフという感じがします。現行一眼レフがこの方式に置き換わるのかも知れませんね。

まさかニコンまで…?

ニコンには保守的ユーザーが大部分を占めている印象があるので、基幹部分にちょっとでも違うものを組み込んだら、大ブーイング喰らいそうな予感がするのですが…。

これ、いいですねえ。
ニコンは、やはり一眼レフ開発の伝統の上からも、ユーザーの使い勝手の上からも、光学ファインダーをなんとか残しつつ、動画撮影も快適に行う方法はないか、と考えたのですね。
その答えがハーフミラーと像面位相差AF機能付きCMOSであったわけで。
ソニーは同じようなアプローチを経ながらも、あっさりと光学ファインダーを諦めてしまったのに対し、ニコンは従来の一眼レフのユーザーに対しても、誠実であるといえるでしょうね。動画はともかくとして、静止画をじっくり撮るには、光学ファインダーのメリットはまだまだ大きいですからね。

興味があるのは、この特許をどのクラスのカメラに仕込んでくるか。D3000、D5000系のDXエントリー機は当然のこととして、フルサイズ機、たとえばD700やD3の後継にも載せてくるのか。そのへんが楽しみに思えます。
僕の予想だと、数年のうちに、すべてこの方式に置き換わるのかな、という気がしています。

ファインダーがかなり暗くなりそうな気がするんですけど。
D一桁機の特殊なバリエーションで出てくればいい方で、
製品にはならないんじゃ?

中途半端で単写はLV一択になってしまいそうですが・・・
連射時の性能は報道等には良さそうですね。

土日も休まず更新、おつかれさまです。

私の予想とはまったく違っていて、面白い仕組みですね。
大型センサーを積めばレンズの小型化は不可能。
ならばミラーショックブレを徹底的に抑える仕様とし、
ついでに動画や連写で有意性を確保する。
これならプロの要望にマッチしてますね。
小さいミラーレス機は、マイクロフォーサーズに任せると。

OVF機能が犠牲になってるぶん、扱いとしてはエントリー~ミドル機辺り? Fマウントそのままで来るのは私の希望にかなって喜んでおります。問題は価格ですが……。

D5000やD7000に搭載している静音モードは、
薄くて繊細な透過ミラーを安定して可動させる技術の開発中に、
おまけで獲得したものだったのかも知れませんね。
D5000よりD7000のもののほうが、数段進歩しています。

D60で初登場し、その後D7000で表示方式が合理化された
インジケーターも、ニコンのミラーレスシステム用途との
関係が秘かにあったかも。

思えばここ2年ほどでニコン機に登場したさまざまな新機能は、
この特許のシステムで使用するとかなり使い勝手が良くなるものが多いように思えます。

特許の性質を考えれば、それが必ず製品になるわけじゃないですから。
他社の動きを封じるための戦略的特許だってあるのですから。

といっては身も蓋もありませんが、
ニコンは色々アイデアを温めつつ、将来のシステムを検討中だろうとは思います。
一眼レフが順調ゆえ、みすみす中途半端なのを出す理由もないので、
じっくり練ってるところでは?と想像しております。

以前噂されていた、ニコンのミラーレスはプロ用になるというのがこれでしょうか?
広く普及を狙うなら、バリアングル液晶やEVFで撮影できる小型機の方が適してそうです。
過渡期の仕様といった印象で、これがメインにとっか代わるとは思えないですね。

ニコンも従来の1眼レフタイプのデジタルカメラでは将来やっていけないということでの対応でしょうか。 いろいろもがいているようです。

しかし完全デジタル仕様のカメラということではパナ、SONYのデジタルを得意とするメーカーが有利です。
とにかくこの2社はデジタルシネマなど業務、放送用で使用しているハイエンド技術をコストダウンして使用すればいいのですから。

それに対して従来方式でやってきたメーカーは特許などの関係で独自の方式を開発しなければならずいろいろ苦労しているようです。

このニコンの方式はフィルムカメラのペリクルミラーを今のデジタルカメラの時代に置き換えたものでいまだにフィルムカメラの技術を引きずっています。

今後、発想の新しいデジタルカメラ、従来の技術の延長のデジタルカメラ、どちらが主流になるのか楽しみです。

ベリクルミラーやトランスルーセントミラーで薄いフィルムを使用しているのはミラー裏面での反射による二重像対策と理解しています。
ニコンならミラー裏面にナノクリスタルコート等の干渉膜処理で反射の影響を無くす事ができれば厚みの厚い光学ガラスの使用が可能になり、幕速を高速になるのではないでしょうか。
あくまでも理論上ですが。

不勉強で申し訳ないのですが、どなたかお教え願えませんでしょうか。
確か、電圧で光の透過率を変動させる幕技術(膜技術?)があったと思うのですが、ご存じありませんか?

その技術とこのパテントを併せれば、通常はD3譲りのファインダーで、連写時のみ暗くなるもののブラックアウトは無く追随性に優れたカメラ、ができるのでは。。。
今の高感度性能をもってすればペリクルによるファインダーの暗さはかなり軽減できるとも思いますし。

勝手な想像ですみません。
それと、こんな突拍子もない新技術、まずはフラグシップから投入するのではと思います。
D3000系まで導入が下りてくるのはまだまだ時間がかかるかと。。。
いずれにせよワクワクするような話題ですね。

>電圧で光の透過率を変動させる幕技術
液晶シャッターのことでしょうか?
最近では3Dテレビ用のメガネなんかに使われていますね.

ただ,透過率ではなく反射率可変じゃないと難しく無いですか?

キヤノンはいろいろ特許出願してるみたいで調べてみると面白いです。(量が多すぎてとんでもないですが)

たとえば「特願2004-266930」なんかはほぼα55と同じ考え方ですが、撮像素子とAFセンサーの配置が逆です。
透過ミラーを表面鏡にすれば画質劣化を抑えられるので結構いいアイデアです。

また「特願平11-162627」はフジのX100みたいなOVF/EVF切り替えファインダーです。

2強がこの分野にどう参加してくるか楽しみですね。
ここ数年で発表される技術の中から次代の標準が生まれてくると思っています。

確か、SONYが出した透過ミラー式一眼の特許は、今回のニコンと同じようにミラーアップすることを想定した内容だったと思います。
特許の原文を読んでみるときちんと書いてあります。
SONYが透過型一眼を出したとき、あれ?ミラーアップしないの?って不思議に思った記憶があります。
今回のニコンの特許と違うのは、SONYは完全にEVFを想定してある点ですかね。


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このページは、2011年2月13日 に公開されたブログ記事です。

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