シグマSD1のスペックに関するいくつかの噂が掲載

Photo Rumorsに、シグマSD1の発表予定や仕様などに関するいくつかの噂が掲載されています。

Guest post: Sigma SD1 update

  • 以下の投稿は、X3magazineのBob van Ooik氏によって記述されたもの。
  • シグマがSD1を2月に発表する予定だという多くの話があるが、私の知っている限りでは、シグマはこの春遅くの発表を目標にしている。SD1のボディは基本的に完成していて、近日中に製造を開始できるが、ファームウェアのバージョンが0.5で、まだ少々作業が必要だ。
  • シグマの山木和人氏(※シグマの社長です)は、SD1はISO400で完全に使い物になり、ISO1600でさえ現行のISO400に相当し極めて良好だと述べている。新しい推奨感度はISO200とISO100になると思われる。
  • SD1のRAWファイルは極めて大きく、ISO100の高解像度ファイルで約50MBになるだろう。新たにRAW+JPEGモードが追加され、JPEGは7MB前後になる。高速なUDMA6に対応し、書き込み時間はおそらく許容範囲内になるだろう。SD1の解像度はHIで4800×3200、MIDで3264×2176、LOWで2400×1600になるだろう。フレームレートはHIで3.5コマ/秒、LOWで5コマ/秒。
  • AFシステムは11点のツインクロスセンサーでそれぞれのセンサーが同等。
  • フォーカスエイドの四角形はより小さくなる。
  • レンズのマイクロアジャストはレンズごとに可能。
  • カメラ内のレンズ補整には対応しない。
  • ファインダー内で、バッファーの残り枚数を確認することができる。
  • シャッターは非常に静かで、SD15よりも静かだと言う人もいる。
  • バッテリーはSD14/15と同じ。
  • 強化バージョンのバッテリーグリップが開発されていると言われている。
  • シグマはSD1の現像ソフトを開発することを考えているかもしれない。

 

SD1は大幅に画素数が増えるので高感度は弱くなるのではないかと思っていましたが、記事によるとISO1600が現在の(SD15の?)ISO400に相当するということなので、逆に高感度性能は大きく向上しているのかもしれませんね。とはいえ、Foveonに最も期待するのは低感度の画質なので、シグマにはこれを徹底的に磨き上げて欲しいものです。