イギリスの1月のミラーレス機のシェアは前年同月比で160%の増加

Mirrorless Rumorsに、海外や日本国内のデジタルカメラの売上やシェアに関する情報が掲載されています。

More about the mirrorless success (Amateur Photographer and Photoscala)

  • Amateur Photographer が掲載したイギリスのミラーレス機に関する新しいデータ。 
    - 1月にイギリスで販売されたレンズ交換式カメラの1/4近くがミラーレス機。
    - これは昨年同月に比べて160%の増加。
    - 2010年はミラーレス機が全てのレンズ交換式カメラの売上の11%を占めていた(100万台が販売された)。
     
  • Photoscalaが世界のカメラの売上を分析している。 
    - 2010年の最初の9ヶ月の世界のデジタルカメラの売上は大きく増加している。
    - デジタルカメラは新興成長市場で活況を呈している。
    - 日本のカメラメーカーは予想していた2010年の出荷量を上回った。
    - システムカメラ(ミラーレス機+一眼レフ)のシェアはコンパクトカメラを犠牲にして絶えず増加している。
    - ドイツでは96万台のシステムカメラのうち、8万台がミラーレスカメラだった。
      
    (以下は日本のマーケットのシェア) 
    - コンパクトカメラでは首位がキヤノンで19.0%、ついでカシオが15.2%、パナソニックが13.9%
    - デジタル一眼レフカメラはキヤノンが首位で32.0%、ついでニコンで29.4%、3番手がソニーで13.1%
    - ミラーレス機はパナソニックが首位で38.7%、ついでソニーが32.2%、オリンパスが29.1%

 

ミラーレス機は、日本やアジアだけでなくイギリスやドイツでも着実に伸びてきているようですね。現時点ではソニーのNEXが一番勢いがあるようですが、ニコンやペンタックスのミラーレス機の発売で、どのように情勢が変わるのか興味深いところです。後は、キヤノンの動向も気になるところですね。キヤノンもいずれミラーレス市場に参加するんでしょうか。