ソニーが2種類の画素でセンサーのダイナミックレンジを拡大する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ソニーのダイナミックレンジの拡大に関する特許が紹介されています。

・Sony ダイナミックレンジを2種類の画素によって拡大する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ソニーが、高感度と低感度の信号値を同時に得る撮像素子に関する特許を出願中。 2つの信号値を合成することでダイナミックレンジを向上させることが可能。
  • RBS1S2配列(Sというのは便宜上の名称)。それぞれ赤フィルタ(赤色対応)、青フィルタ(青色対応)、白フィルタ(高感度対応)、灰フィルタ(低感度対応)を有する。RBS1で高感度画像、RBS2で低感度画像を得られ、合成によって広いダイナミックレンジを得る。
  • 高感度画素と低感度画素を備えたイメージャー(おそらく富士写のハニカムSRセンサーを指している)は安定した製造が不可だが、このセンサーはカラーフィルタの配列を変えるだけで製造可能。

 

この特許にある、赤、青、白(高感度)、灰(低感度)の画素を使って広いダイナミックレンジを実現する技術は、カラーフィルター以外は通常のベイヤーセンサーと同じなので、確かにS画素とR画素を組み合わせる複雑な構造のハニカムSRよりも簡単に製造できそうですね。

ソニーには、露光中にセンサーから2回信号を読み出すことでダイナミックレンジを拡大する特許もあったので、今後は高感度性能だけなく、センサーのダイナミックレンジの拡大にも期待したいところです。

2011年4月12日 | コメント(13)

コメント(13)

クリアピッドといいフジを買収すればいいのではと思ってしまう

どういう事かサッパリわかりませんが、闇夜のカラスと太陽の黒点が撮れるということですかね~。それにしても、そごいですね!!!

ベイヤーRGBW配列の応用のような特許で、これは別に高感度に強くなるとかではなくて、逆に低感度で広DRを実現する手法ですね。
基準となるW信号を、従来量とND通した暗い量との2種類用意することで、減算補完値に幅を持たせるというのはわかりやすくて良いと思います。

そうですよね
早い話が画素の一部にNDフィルターをかけるということでしょうね

あれっ、RGBWじゃないの?

Gがなくてカラー画像を得られるんでしょうか…?
RGBS1のセットとRGBS2のセットが交互に並んでるとかなら分かるのですが…

W-(R+G)=G
というやり方にはFOVEONと同じ弱点があって
画素のどれかが白トビすると計算結果が信用できず色が化ける
ここで一番飛び易いWに別に低感度Wを用意するのがうまい

被写体が暗い場合は感度優先で低解像、明るければ高解像とダイナミックに切り替えて使えそうで面白そうです。

コメントを読んでなるほど~
たしかにコレは上手い方法な気がしてきました
数年後のデジカメセンサーの進歩に胸が高まりますね

SONYってすごいとしか言いようがない。これならダイナミックレンジがネガを抜くのも時間の問題ですね。

この技術特許では高感度と低感度との両方でDR確保が容易になるだけで、高解像・低解像の切替とはまた別ですね。

出願内容だけを見れば、どちらに切り換えても物理解像には変化がありません。
またRGBW配列と同じ理屈で高感度側のアドバンテージはありますが、通常(?)のRGBW方式以上に高感度に強くなるわけでもありません。

こう書くと差ほどじゃない特許に聞こえるかもしれませんが、かなり製品性能に貢献しそうな特許出願だと思いました。

いかん、元記事をろくに読まないでコメントしてしまった。

確かにグレースケールでのダイナミックレンジは拡大するが、色情報のダイナミックレンジは拡大しない。

高輝度側で赤と青がサチるから、上手くソフトで処理しないと変な画になりそう。

9月7日になってコメントするのはどうかと思いましたが、
sonyalpharumorsの記事に

Sony’s wants to create a “Super Reality” sensor!

がありまして、ソニーの公表ベースで
新たなセンサー技術に関する記載があったものですから
以下をご覧下さい。

http://i1214.photobucket.com/albums/cc498/43rumors/Sony2011_8-13.jpg

これはベイヤー配列ではない
wを入れたカラーフィルターの話で、
感度向上が謳われていますね。

サイバーショットの秋モデル
第2段かどうかかは分かりませんが
大手カメラ量販店詰めの営業が言うところでは
9月の広告関連日の計上が多いそうですので、
なにかしら、隠しモデルがあるようにも思いまして。

興味しんしんです。


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このページは、2011年4月12日 に公開されたブログ記事です。

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