ミラーレス機はコンパクトカメラの市場を奪っておりデジタル一眼レフには影響はない

Amateur Photographerに、ニコンUKのプロダクトマネージャーのコメントが掲載されています。

Nikon speaks out about compact system camera

  • ニコンUKのプロダクトマネージャーであるSimon Iddon氏によると、コンパクトシステムカメラ(ミラーレス機)の売上はコンパクトカメラ市場の売上を奪っており、そしてそれはニコンのデジタル一眼レフの販売に影響を与えていないということだ。
     
    Iddon氏は「ニコンは、現在、完成したラインナップを持っておりコンパクトシステムカメラで製品のギャップを埋める必要はない。我々はエントリーレベルからプロ用機までのすべての領域をカバーしており、多くの素晴らしいコンパクトカメラもある。コンパクトシステムカメラ市場は、デジタル一眼レフの売上を方向転換するものではない」と述べている。
     
    同じニコンUKのJames Danfield氏は、「コンパクトシステムカメラ(ミラーレス)市場で大いに成功しているいくつかの企業は、これらの成功を達成するために多くの資金を費やさなければならなかった。これらは売上による収益に勝っていると思う」との意見を述べている。
     
    Iddon氏の意見はニコンがコンパクトシステムカメラ(ミラーレス)市場に参入するかどうかを縛るのもではないが、彼らはニコンのコンパクトシステムカメラの登場が世間で信じられているほど、切迫していないことを示唆しているのかもしれない。

 

この記事では「ミラーレス機は、ニコンのデジタル一眼レフの売上には影響はない」とコメントしていますが、Amateur Photographerの1月の記事によると、イギリスではここのところソニーがかなりレンズ交換式カメラのシェアを伸ばしてきているようですし、またニコンはレンズ交換式ミラーレスシステムを準備していると言われているので、本音は必ずしもこの通りではないかもしれませんね。

ニコンのミラーレス機は、プロ仕様になるという噂とレンズ交換式のコンデジのようなもの(COOLPIX PRO?)になるという噂がありますが、どのような位置付けの製品になるのか注目ですね。