キヤノンが2本のマクロレンズとTS-Eレンズの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの3本の単焦点レンズの特許が紹介されています。

・Canon 50/2.8 90/2.8 35/2.8 Macro の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが50mm F2.8マクロ、90mm F2.8アオリレンズ、35mm F2.8マクロに関する特許を出願中。いずれもフルサイズに対応するレンズ。
  • 50mm F2.8は現行の50mm F2.5と光学系が全く異なるので改良ではなく新規設計だと思う。最大撮影場率が0.5倍から1.0倍になるのは大変嬉しい。最後群の収差補正用レンズはISユニットであって欲しい。
  • 90mm F2.8はイメージサークルが58.40mmあるので間違いなくアオリレンズ。35mm F2.8はフルサイズ対応。最大撮影倍率は0.5倍。

 

EF50mm F2.5コンパクトマクロはEOSの最初期からある古いレンズで、リニューアルは半ば諦めかけていましたが、望みはありそうですね。現行型はフォーカスリングの感触が良くないので、光学性能や最大撮影倍率ももちろんですが、まずは操作性を改善して欲しいところです。

90mm F2.8はTS-E24mmに続くアオリレンズのリニューアルということで、製品化される可能性は高そうですね。それから、35mm F2.8マクロはこれまでキヤノンにはなかった広角マクロ(ハーフマクロですが)で、なかなか面白そうなレンズになりそうです。