キヤノンがDIGIC5を採用したPowerShot S100を正式発表

Canonが海外で、DIGIC5と自社製のCMOSセンサーを搭載したハイエンドコンパクト「PowerShot S100」を正式に発表しました。

Canon announces PowerShot S100 12MP CMOS enthusiast compact (dpreview)

  • キヤノンは熱心なファン向けの最新のコンパクトカメラPowerShot S100を発表した。S100の特徴は多く、換算24-120mmの5倍のズームレンズ、キヤノンの最新の手ブレ補正、GPSを搭載している。興味深い仕様は1200万画素のCMOSセンサーで、これは若干期待はずれだった2008年のPowerShot SX1に続く、キヤノンの2番目のコンパクト用のセンサーだ。このセンサーのサイズは、S95と同様、大型の1/1.7インチのままだ。
  • パワフルなDIGIC5によるHSシステム
  • DIGIC5はそれぞれの画素を生成するために、これまでの4倍の画像情報を分析し、これまでよりもより多くのディテールと色を記録する。処理スピードは従来型と比べて6倍速い。
  • 1/1.7インチ1210万画素キヤノン製CMOSセンサー
  • 24mm F2スタートの5倍ズーム(24-120mm F2-5.9)、NDフィルター内蔵、インテリジェントIS搭載
  • レンズコントロールリング、NRコントロール、RAW
  • ISO80-6400
  • イメージタギング、ロガー機能付きのGPS
  • 1080p24のフルHD動画、H.264、MOVフォーマット、HDMI
  • 動画モードで光学ズーム可能
  • スーパースローモーション録画(640x480 120fps、320x340 240fps)
  • ダイレクト録画ボタン
  • 連写は2.3コマ/秒、ハイスピードHQ連写は9.6コマ/秒
  • スマートオート、マルチエリアホワイトバランス
  • 3インチ46.1万ドット大型液晶モニタ
  • オプションで防水ケースを用意

 

キヤノンからPowerShot S100(S95後継機)が正式に発表されました。このカメラはキヤノン初のDIGIC5搭載機なので、そのパフォーマンスや絵作りに期待したいところです。

また、センサーがソニー製の1/1.7インチ10MP CCDから、キヤノン製の1/1.7インチ12MP CMOSに変更されているのも注目ですね。レンズのワイド側が換算24mmに変更されているのも、個人的には嬉しいポイントです。

ついにDIGIC5が登場したので、このプロセッサを採用したデジタル一眼の登場も、それほど先のことではないかもしれませんね。

[追記] PoweShot S40 HSも正式に発表されました。

Canon launches PowerShot SX40 HS 35x CMOS superzoom (dpreview)