キヤノンがタイの洪水がデジタルカメラ製造に影響していることを公表

Amateur Photographer(イギリスの写真雑誌の公式サイト)に、タイの洪水がキヤノンのデジタルカメラ製造に影響しているというニュースが掲載されています。

Canon confirms cameras hit by Thailand floods (update)

  • キヤノンは、タイの工場が供給する主要部品が災害によって被害を受けているため、デジタルカメラの製造が打撃を受けていることを認めた。これは、タイの2つのキヤノンのインクジェットプリンタ工場が閉鎖され、月曜に発表されたフラッグシッププリンタPixma Pro-1の製造が停止しているというニュースとして舞い込んだ。

    キヤノンはどのカメラが影響を受けているのか公表していないが、キヤノンの広報はAmateur Photographer誌に「キヤノンはタイにカメラ製造工場を持っていないが、洪水によってキヤノンのカメラ生産に影響する部品の供給に被害を受けている。キヤノンは顧客への影響を最小限にするために、復旧対策本部を設立した」と述べている。

    キヤノンはタイの洪水による影響のため、インクジェットプリンタと、デジタルカメラ製品の製造の遅れを予想している。キヤノンは、昨日、ロンドンのイベントに訪れた顧客にPro-1プリンタの遅れが予想されると話していた。Pro-1は本来は11月に発売される予定だったが、11月末か12月に延期されるかもしれないと言っていた。

 

キヤノンのプリンタ工場が被害を受けたという情報は以前から流れていましたが、部品の供給の関係でデジタルカメラ(機種は不明ですが・・・)の製造も影響を受けているようですね。

キヤノンはEOS-1D Xの発表で、震災後にようやく一眼レフの新製品の発表を再開し始めたところなので、ここでまた出鼻をくじかれるようなことがないといいですね。