パナソニックDMC-GX1はハイクオリティなミラーレス機を探している人に推薦できるカメラ

TechRadar に、パナソニックLumix DMC-GX1のレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-GX1 review

  • 持ちやすい形状のフロントグリップとなだらかな背面のサムグリップがあるので、しっかり握ることができ、ホールディングは快適。
  • パワーズームのキットレンズはコンパクトだが、ズーミングやフォーカシングがいくらか遅い。もしこれが問題になるようなら、パワーズームではないレンズを選択したほうがいい。
  • タッチスクリーンはとてもレスポンスがよいが、しばしば入力されるまでに何度が操作を繰り返す必要があった。タッチスクリーンの検出感度の点では、まだ改善の余地がある。
  • AFはコントラストの低い被写体や暗い場面でも一貫して正確で良好な性能だが、近接撮影ではいくらか迷うこともあった。
  • 露出はあらゆる場面で正確で、大きくはずすことはまれだった。
  • 解像力チャートでは、最高画質のJPEGでISO100ではおよそ20(2000ライン)まで解像している。
  • JPEGのSN比はISO800より低い感度ではGX1がNEX-7、E-P3、GF3をしのいでいる。RAWでのSN比は、低感度域ではGX1はNEX-7、E-P3、GF3と互角の結果で、高感度域ではGX1はGF3よりも若干進化している。しかし、高感度域ではNEX-7がリードしている(DxOアナライザーによる分析)。
  • JPEGのダイナミックレンジはGF3よりも改善しているが、特に低感度域ではNEX-7とE-P3を下回っている。RAWのダイナミックレンジはE-P3といい勝負で、GF3よりも確実に改善している。しかし、NEX-7は、全域を通して少なくとも1.5EV以上ダイナミックレンジは広い(DxOアナライザーによる分析)。
  • GX1の全体的な印象は良好なものだった。GX1はカスタマイズ機能が豊富で、自分での操作にこだわる上級者は喜ぶだろう。トップレベルのスチルと動画の画質もCSC(コンパクトシステムカメラ)としての魅力を増している。争点となるかもしれないのは、EVFが内蔵されていないことと、液晶が可動式でないことだ。タッチスクリーンの反応がもう少しよければ完璧だった。あなたが、ハイクオリティなCSCを探しているなら、候補として確実に推薦することができる。

 

GX1はG3からは画質面でのそれほど大きな進化はないようですが、12MPセンサー搭載機と比べればかなり進化しているようですね。AF・露出等が高性能で全体的にはバランスよくまとまっているプレミアムモデルという印象です。