2012年にキヤノンは基本的にミラーレス機投入の方向で考えている

デジカメWatchに、キヤノンの事業本部長のインタビューが掲載されています。

インタビュー:ミラーレスの「今」と「これから」【キヤノン編】

  • 「2012年、キヤノンも基本的にミラーレス機投入の方向で考えている」(眞榮田氏)と明言。
  • EFマウントを使った一眼レフカメラの小型化は、EOS Kissだけでなく全ラインナップで進めている最中。これから上位モデルを含め、どんどん小型化を進めていく。
  • EFシステムを大切にしつつ、次世代へも歩んでいく。仮に新マウントとしてもシステムとしての互換性は機能を含めてきちんと取ることが可能になる。
  • ミラーレス機向けに新マウントを考える場合の前提として、"一定以上のサイズのイメージセンサー"は必要であろうと考えている。
  • 500mm、600mm、200-400mmの3本のレンズ以降、耐衝撃性が2倍になる新技術を盛り込んでいる。
  • 動画対応レンズは大幅に拡充していく。新しいアイディアを盛り込んだ動画対応レンズを出していくが、スケジュールが震災によって大幅に遅れたため、発表に至ることができずにいる。今年(2011年)発売するはずだった試作と来年(2012年)発売予定だったレンズも、投入していくので、あるタイミングで一気に発売できるだろう。
  • (動画のAFについて)まだ言えないが、新しい方法を考えている。
  • 今年(2011年)製品を予定通りに出せなかった分、来年(2012年)は積極的に製品を出していく。

 

2011年は、震災や洪水の影響でキヤノンにとって踏んだり蹴ったりの年になってしまったようですが、今年は昨年出せなかった新製品と、今年予定されていた製品の両方が一気に出てくるということなので、2012年のキヤノンはかなり期待できそうです。

ミラーレス機に関しては「投入の方向で考えている」と明言しているので、いずれ出てくると見て間違いなさそうです。EFレンズの機能拡張や、動画用のAFシステムがどうなるのかも興味深いところですね。