・Panasonic ゴーストを演算によって自動補正する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)
- パナソニックがゴーストの位置を演算によって求め、ゴーストの補正を行う特許を出願中。撮像レンズのレンズ系と反射する光学面等の撮影条件が分かれば良いので、過去に撮影した写真も補正出来るようになるかもしれない。
- 光源の位置、距離、輝度によって、ゴーストの位置と輝度を演算する。反射面の情報を登録しておく。ゴーストの位置を把握することで、ゴースト除去の画処理を行う。
- 位置の算出は、レンズの設計で使われる計算と似たような手法。計算速度を優先して計算精度を落としたら本末転倒なので、先ずは(画像処理エンジンではなく)RAW現像ソフトの機能の一つに搭載といったところだろう。
- 本特許のデメリットはレンズの画角外の光源に対応出来ないこと。
色収差や歪曲の補正などとと同様に、将来はゴーストの補正も電子的に行われるようになるんでしょうか。ただ、光源が太陽の場合は比較的計算がしやすいかもしれませんが、人工光源の場合が距離や数などがまちまちなので、ゴーストの計算をするのはかなり大変かもしれませんね。
ohagi
周辺光量とかもだけど、画質劣化には繋がらないのだろうか。
真面目なレンズ作りより楽な道を選んでる気がする。
春雨
Panasonicって純正RAW現像ソフト出してないから実現性は薄いかも…。
キヤノンはレンズごとの情報を元に小絞りボケ等を現像時に補正するような手法を取り入れたし、現像時に有り余るCPUパワーを使って本来の映像を磨き出す手法が今後普及するのかもしれないですね。
画像処理といっても作り出しているわけではなく、本来存在している情報をより引き出しているわけで、こういう進化の方向は歓迎します。
まさどん
パナ7-14mmレンズを愛用してますが、逆光ではかなり火線が出やすいので、少し困っていましたが、被写体の壁面など、元のディテールが復元できる処理ができるならば、デジタル処理でもなんでも喉から手が出るほど歓迎です。すでに歪曲収差補正はデジタル処理に頼っていますから、なんとかこういう技術も実現化してほしいです。
ぱんてのーる
なんと申しますか、この様な画像処理と言うものは「無から有を創り出す」的なものなのではないですかね。とすると、それって禁断 (ry
hilo
以前撮影時の情報から後でピントを自由に変えられる技術を聞きました。
そのうち後処理によってF値やピント位値、焦点距離、往年の銘レンズの特性など後で自由に変えられる日が来るのかもしれませんね。
yauta
所謂、デコンボリューション・フィルタですね。
顕微鏡の世界では必須です。
実際、記録された14bitRAWには思っている以上に情報がありまして、8bit画像として出てくる部分はダイジェスト版・・・と言うと言い過ぎかもしれませんが、パラメータさえしっかり出来ればかなりの精度で復元出来ます。
・・・パラメータが問題なんですが。
baku
いやーなんかもう写真の腕なんか関係なく、構図の旨さだけになってくるんですね・・・
しまいにゃ超高画素を広角で撮ってトリミング及び加工した作品でコンテストが埋め尽くされるんでしょうね。
すでにフォトショップ等で加工された作品だらけですけど・・・
私はアナログ人間ってことなんでしょね^^;