ニコンD800は価格に対してとても良い投資

Techradarに、ニコンD800のレビューが掲載されています。

Hands on: Nikon D800 review

  • サイズの点ではD800とD700の違いはわずかだ。ボディは10%軽量化され、より起伏に富んでいる。シャッターボタンは、操作性改善のためにD4ライクに若干位置が変更されている。
  • 解像力チャートによるテストでは、最高画質のJPEGの設定で、36前後まで解像している。これは、これまで見てきたフルサイズデジタル一眼の中で最高レベルの結果だ。
  • (下記の)ノイズ(S/N比)とダイナミックレンジのテストでは特別にデザインされたチャートを注意深く撮影し、結果をDxO Analyzerで分析した。
  • D800のJPEGのS/N比は、D700や5D Mark III、5D Mark II ととても近い。ISO50はD800が強いが、ISO100-800ではD800は他のカメラにごくわずかに遅れを取っている。ISO800よりも上の感度では、D800はD700を超えているが、5D Mark III 相手では苦戦している。
  • JPEGのダイナミックレンジではD800が明らかな勝者で、D700、5D Mark II、5D Mark IIIを倒している(少なくともISO3200までは)。
  • 価格に対して、D800はとても良い投資だ。あなたは、D4のほとんどの機能をより軽量コンパクトのボディで半分の価格で手に入れることができるだろう。

 

解像力チャートではJPEGで36まで解像していて、さすがに3600万画素機だけあって解像力は高いですね(ちなみに同じテストでD4は26、5D Mark III は28まで解像しています)。

JPEGによるテストでは、S/N比はISO50を除けば5D Mark III が若干上回る結果になっていますが、ダイナミックレンジは低感度ではD800、高感度(ISO3200以上)では5D Mark III が勝っているようです。こちらのページに測定結果のグラフがあるので参照してみてください。