ペンタックスK-01はK-5に近い画質だが高感度のノイズリダクションが強め

FOCUS NUMERIQUEに、ペンタックスK-01の高感度に関するテスト記事と感度別のサンプル(JPEG&RAW)が掲載されています。

Test Pentax K-01

  • K-01 は同じセンサーを採用するとK-5と近い画質だが、奇妙なことにISO範囲はK-5がISO80-51200なのに対し、K-01がISO100-25600と異なっている。
  • ISO100-400ではノイズは無く、ISO800でも素晴らしい画質だ。ノイズが最初に目立ち始めるのはISO1600からだが、色再現やダイナミックレンジはまだ良好でディテールも豊富。
  • ISO3200では、ノイズリダクションがいくらか強くなるが、A3までのプリントなら満足できる結果だ。K-01 はK-5とは方針が異なっており、よりノイズリダクションが強くノイズが少なくなっている。
  • ISO6400ではディテールが消失し、画質がソフトになる。ISO12800ではこの傾向がより顕著になるが、20x30cmのプリントならまだ許容範囲だ。ISO25600は推奨できない。

 

K-01 は、低感度ではディテールがとても豊富で高画質ですね。高感度は確かにK-5よりもノイズを目立たせない絵作りのように感じますが、これはカメラのキャラクターに合わせて絵作りを少し変えているのかもしれませんね。

K-01 は外観は外部のデザイナーを起用してかなり冒険していますが、画質に関しては素性の良いセンサーを使って手堅くまとめているという印象です。