ソニーから新型一眼レフが登場する可能性は極めて低い

Amateur Photographerに、ソニーのPaul Genge氏のインタビューが掲載されています。

Sony unleashes Alpha 57 and clarifies 'DSLR' strategy (update)

  • インタビューでソニーは、透過光ミラー技術に焦点を合わせているので、一眼レフを発売する可能性は低いということを認めた。しかし、開発部門のマネージャーであるPaul Genge氏は、ソニーは一眼レフ市場をターゲットにし続けることを強調した。

    Genge氏は「我々は一眼レフのカテゴリーから撤退するわけではない」と述べ、「ソニーが行った透過光ミラーへの投資を考えると、他の一眼レフを発表することは全くありそうにない」と付け加えた。「我々はNEXと共に、この透過光ミラー機のカテゴリーを引き続き育てていく」

  • α57の旧型機(α55)との主要な違いは、顔認識を使ったオートポートレートフレーミングが搭載されていることだ。また、α57はデジタル2倍ズームのクリアイメージズームを最初に搭載した透過光ミラー機で、サイバーショットから取り入れた全画素超解像技術が採用されている。
  • α57のボディは、ヨーロッパの顧客からのα55は小さすぎるという意見に従って、α65のデザインを採用している。従って、α57はよりしっかりしたグリップを装備している。

 

α57のスペックに関する部分は、dpreviewの記事で既出なのでなので割愛しました。最近ソニーは、一眼レフから透過光ミラー機に舵を切ったことをかなり強調しているようですね。

Paul Genge氏は、何日か前にTech Radar のインタビューでも同じようなことを言っていましたが、ここでは一眼レフに関して"highly unlikely(全くありそうもない)"とかなり強く否定しています。

もし本当に一眼レフを止めるなら、一眼レフファンも納得できるような完成度の高い隙のないEVF機を造って欲しいものですね。