ペンタックスがAPS-C用の12-24mm F3.5-4.5と中判用の25mmF4、26mm F4の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ペンタックスの3本の交換レンズの特許が紹介されています。

・Pentax 12-24mm F3.5-4.5 の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ペンタックスが25mm F4、26mm F4、12-24mm F3.5-4.5の特許を出願中。 25mm F4は645判対応の、26mm F4は645D(44x33mm)専用の超広角レンズで、12-24mm F3.5-4.5はAPS-Cに対応する超広角ズームレンズ。
  • いずれもC-PL等の内蔵フィルタに対応し、内蔵フィルタを歪曲収差に利用した設計になっている。ペンタックスリコーイメージングの特許は、フィルタによって生じる屈折を、歪曲収差の補正に使おうというもの。
  • 実施例3(26mm F4)の設計は丁度44x33mmをカバーする像高を持つことから、Pentax645D専用設計のレンズが登場する可能性があるかもしれない。
  • 性能は特に12-24mm F3.5-4.5が高性能。12-24mm F4 の後継が、通しのF4でないとすると改悪のように思えるが、高解像でしかも差込式フィルタ対応なら止むを得ないかもしれない。

 

DA12-24mmは、性能的にはまだそれほど古くなっているという感じはしませんが、2005年の発売なので後継機が登場してもおかしくはないかもしれませんね。特許の12-24mm F3.5-4.5は、F値可変なのが気になるところですが、性能的には期待できそうですね。

あと、645用のレンズが今後はDFAではなくイメージサークルの狭いDAレンズになるのかどうか気になるところです。レンズがデジタル専用になってしまうと、銀塩と併用しづらくなってしまいますね。