・Nikon D800 / D800e First Comparison
- レンズはニッコール85mm f1.4Gを使用し、撮影には大型の三脚を使った。RAWファイルをLightroom4で現像している。
- サンプルでD800Eの解像力がD800よりも高いことは一目でわかる。これはモニタで等倍で見た場合だが、プリントではどうだろうか? D800Eの解像力のアドバンテージはプリント上でもなお確認できる。とはいえ、モニタで見た時ほど大きな差はない。
- モアレに関しては、まだ確認できていないが、他のローパスレスのハイエンド機やデジタルバックよりも大きな問題が起きるとは思わない。
- 現時点の結論としては、モアレの発生を恐れないなら(さもなければ布地のものを撮影しないのなら)、D800EはD800よりもより高解像力で、最高の画質を求める人にとって、とても理にかなったカメラだ。
- (アップデート) シグマ150mm F2.8マクロで撮影したお札のサンプルでは、D800とD800Eもどちらもシャキっとした画質だが、差は小さいながらもD800Eに明確なアドバンテージがある。
等倍切り出し画像では確かにD800Eのほうが解像感が高くシャキっとした印象に見えます。ただ、元記事でレビュワーの方も言及していますが、野外のサンプルはD800とD800Eで完全に同じ条件ではないのではないか(光の状態など)という指摘があるようです。
後半に追加されているマクロレンズで撮影したお札のサンプルでは、微妙な違いですが、小さな文字の輪郭がやはりD800Eのほうが切れ味が鋭いように見えます。
toto
どこかでも指摘されてましたが、彼、買う前からD800Eにバイアスかかってますよね。自分はE待ちなんで、いいレビューにこしたことはないんですが、モワレが見つからない!っていうコメントはさすがに怪しいなあ(笑)。どっかで見たサンプルではモワレより偽色が出まくってましたし。あれはビビりました。
どもん
レンズの解像が伴わないとモアレは出ないからね。
モアレが出るというのは、それだけレンズの解像がある証でもある。
手持ちのレンズの性能を引き出せる800E、
これからは面白い時代になりそうですね。
いずれAPS-Cでもローパス無しが増えていくのでは??
SoundNoise
特にD800Eが販売開始されてから、各種雑誌でも同様な比較をしていますが、よく似た結果ですね。
発表された当時は、D800Eではもっとモアレや偽色が頻繁に出るのではと思っていましたが、そんなに頻繁に発生するものではないという記事が出たので、D800Eを注文しました。
RAW+JPEGで撮影し、必要に応じ、CaptureNX2を使用するのは当然ですが、モアレや偽色の出やすい条件をはやく判断できるようになるのと、レタッチの技術を上げるようにします。
ただ、D800とD800Eの構造の違いで約5万円の差は大きすぎると思うのですが・・・。
popo
今のこのOLPFレスの動きは、どちらかというとメーカ又は、メーカと仲の良い評論家から出てきた話で、メーカは、設計費も含め、高コストのOLPFを取り除きたいんだと思います。問題となる偽色やモアレ対策について、各メーカごとにアプローチは、異なりますが、Nikonは、今回あえて2機種を発売し、デメリットも公表した上で、ユーザの反応、実使用での問題点などを明確にしながらもOLPFレスでも問題ないという流れにもっていきたいんじゃないかと思います。
ちょっと穿った見方かもしれませんが、ユーザにとって不利益なものでもなく、
ある意味ユーザーに判断が委ねられてることは良いことだと感じています。
今後もこうした比較レビューや、D800Eでの偽色や色モアレ発生の作例などがどんどん出てきてあ~だこ~だの話になるんでしょう。
slow
商品がしっかり写っている事が重要なコマーシャル分野では、モワレはありがたくない存在なので、解像と天秤にかけて無邪気にローパスレスがいいとは言えないところがツライですね。
一般的にはローパスレスで殆ど問題ないんでしょうから、ローパス無い機種がこれをキッカケに増えて行くかもしれませんね。
通りすがり
D800Eでローパスレスが実現できると言う事は、D7000でも可能だと言うことでしょうが、モアレ等が出た場合の対処方法等をD7000クラスのユーザーに求めるの酷では無いでしょうか? D800Eとは違い普通のユーザーが多い中では単にクレームとなるだけです。
D7000のユーザーでも当然対処可能な一部ユーザーはいてるでしょうが、一部のマニア層の為にこのクラスの商品にローパスを外すのは現時点では無謀では無いかと思います。
お梅
思いのほかD800Eが早く手に入ったので、試し撮りを済ませて今、撮影計画の段取り中です。
風景や服を着た人物をナノクリで普通に300枚ほど撮りましたが、モアレや偽色は見当たりません。気付かないのかもしれないけど、それならそれで結構なことで。
手に入ってみると、D800との差が僅かであっても、結構あっても、そんなことはもうどちらでもいいと思えてきます。
期待通り、いや期待した以上の素晴らしい道具を持つとモチベーションが上がり、はやる気持ちを押さえながらの撮影になりそうです。
昔のニコンは無理に買ってもらわなくてもいいという風潮で、そこがまた魅力でしたが、今は何とか早く全ての予約者にと、一生懸命に生産しているのでしょうね。
あわてず頑張ってや、ニコンさん。
ああ、それからうちは、モアレや偽色はソフト的に解消できる時代が来ると思っていますよ。それほど遠くない将来に…。そういう研究もさかんにされているのでしょうね。
研究者のみなさんも、あせらず頑張ってやね。
パックマン
今使っているカメラが12〜21MPだから、おそらくD800でもすごい解像力に驚くと思います。モアレや偽色の出ない素のD800でいい気がします。
a
業務なら無印。高質感を求めるアマで後処理したいならEで問題ないですね。
rawサンプルなどでもEで問題ない印象、洋服で商品でもなければ画像処理して
しまえば良いだけのことですし、今のアマは普通にPsも使いこなしてる、偽色抜く程度なら他のソフト類でも部分限定修正も簡単マスクでOK。そもそもモアレ自体を重視しない用途のほうが多いでしょうね。Eは素晴らしいオプション、等倍解像鑑賞などではなく、実用の全体印象で明らかに差がでる状況も少なくなさそうです。
M
お梅さんへ
中判デジタル用の現像ソフトにはモアレ除去機能が普通に付いてるんです。
スライダーで段階的に消せるので簡単な操作で消えます。
ですのでニコンさんが現像ソフトにモアレ除去機能を入れれば即解決
する事なのでそのうち対応するのではないでしょうか?
次世代に入った感じがしてニコンさん頑張ってますよね。
ゴリカメラ
モアレって、基本的にデジタル処理する各段階で発生しうるものなんで、カメラの中だけにローパスフィルターを置いてもそれだけでは解決しないと思います。
むしろ、再生時の画像処理(既に入ってるはず)で解決すべき
問題だと思います。
画像を加工したり、モニタに合わせて再生する際もモアレは発生してます。
ローパスフィルターを撤去し、画像処理エンジンで処理することにより、ローパスフィルターのH/Wの値段だけでなく、設計・調整コストが不要になることを考えると、カメラのコストが相当ダウンする様に思います。
645Dらぶ
ソフトウェアを利用し色モアレを消し去る処理は、クロマ(色)に対して
(光学ローパスフィルタでボカすことなんか比較にならないほど)
超々強力なローパスフィルタを適用する処理になります
今や後処理で簡単に色モアレが消せる・・・それはその通りですが
デジタルデータを大きく改変する処理であることを頭に入れておいて下さい
この記事の下の方にわかりやすい解説があります
http://procameraman.jp/Technic/C1pro_11.html
ぱんた
今月号のアサヒカメラに早速比較が載っていました。
D800もEもモアレと偽色が出ている状況の比較です。
気になる場合は絞ると回折の影響でモアレが目立たなくなるようです。
*24-70EDでのテスト
D800はF11まで少しずつ偽色とモアレが減っていくのですが
Eはあまり減らずF16で急に消えています。
どちらも確認できないレベルとなると共通でF16です。
解像力に関しては記事のサンプル画像を見る限り
ほとんど差が無いように見受けられましたが
記事内容ではEの方が良いと書いてあります。
*モニタで等倍にしないとわからないかもです
きまぐれ
一般的な(基礎的な?)ADCのサンプリング理論しか知りませんが、サンプリング前にアナログのアンチエイリアスフィルタを入れたほうが折り返しノイズが無くなる分だけ高分解になりますからね。普通は。
モアレの発生は情報喪失(折り返しノイズ混入)そのものなので、後工程のデジタル処理で消す場合は、レタッチでもしない限りローパスフィルタあり以上の解像度は得られない筈です。S/Nの悪いセンサの情報を幾ら頑張ってデジタル処理したところで、失われた情報が返ってくるわけではないのと一緒ですね。
他のADCの用途では、サンプリング周期を短くしてアナログフィルタを入れることで有感度領域でのS/N劣化を防ぐわけですが、写真の場合は引き延ばして見ることが有るのが厄介ですね。
お梅
あらら、Mさん、お便りをありがとうございます。
そうですかあ、中判はねえ。
実はニコンさんのキャプチャNX2にも、「色モアレリダクション」という機能が加わってます。
300枚撮ってもまだモアレや偽色は出ないので、これで除去できるのかどうか試せてませんが、この機能がこれからさらにバージョンアップされていくことを考えると、もし出てきてもソフト的に解消されていくだろうと思ってるわけです。
それに、うちには目立たないようになればいい話で、完璧除去できる必要もない気もするし…。
モアレ、モアレと心配な方もおられるようですが、モアレが出たコマ、またその部分だけ、必要な量だけ処理すればいい話なので、うちにとってはなんも不安要素にはなりませんよ。
RAWで残しておけば、モアレや偽色だけでなく、今回のキャノンのデジタルレンズオプチマイザ?など、ハードとソフトの両輪で画質に関する他の問題も少しずつ解消されていくのではないでしょうかね。
その頃には、コストのかかるローパスフィルターは不要になっていそうな…。
まあ、当分はD800E+今のソフトで、うちには十分です。商業の方は気になるのかしらん?
fno
私もD800とD800E両方を入手して楽しみながら比較をしています。
主に風景(今のところ遠征ができないので都市部が中心ですが)で撮影した限りでは、モアレには出会っていません。
モニタで見る限りでは、Eのヌケは明確に実感でき、今の撮影分野では、Eのみでも十分だったような気がしています。特に40インチでチェックすると、全体的な印象は明らかにEに部がありますね。もちろん、Eと比較して低いと感じる800であっても、他の機種とは格段にちがうのは言うまでもありませんが。
1256
Eもローパス付いてるんじゃないでしょうか?
それとニコン曰く、Eでモアレが出た場合、市販のソフトで消すには難しいらしいです。
ぱござん
ローパスのもう一つの弊害である、斜入光での周辺像劣化はどうなんでしょう。おそらく、テレセン化された最新レンズや50mm以上は差がないと思いますが、広角での違いが気になります。
ただ、800Eは生産効率から?ローパスと同じ光路長の光学素材を挟んでいるので改善は劇的ではないかも。
toto
D800Eですが、CaptureNXを使用すると、偽色が処理された状態で表示されるようですね。
同じ画像をLRなどで表示させると偽色が結構出るようです。
私もRAWデータを拾ってLRで観ましたが半端なく偽色出ていました。
まー
すみません。上の
>D800Eですが、CaptureNXを使用すると、偽色が処理された状態で表示されるようですね。
>同じ画像をLRなどで表示させると偽色が結構出るようです。
>私もRAWデータを拾ってLRで観ましたが半端なく偽色出ていました。
をコメントをしたHN "toto" ですが、
トップコメントの totoさんとは別人です。
確認せずに被ってしまいました。申し訳ありません。