- 液晶モニタは野外でも視認性は良好だが、直射日光下でギラつくのが問題。
- 露出とオートホワイトバランスは、自然光でも人工光でも概ね満足のいくもの。色再現は極めて正確。
- 51点AFシステムは、室内でも野外でも見事なパフォーマンスを見せている。D800の低照度下での合焦性能は素晴らしく、エントリーレベルの一眼レフから、D800に移行したユーザーなら誰でもその著しい改善に気付くことだろう。
- コンティニュアスAFの追尾性能もとても良好で、3-Dトラッキングモードで、多くの場合で着実に合焦した。コントラストAFはがっかりするほど遅く、位相差AFとは比べ物にならない。
- JPEGの高感度ノイズは、ISO3200まではほとんど差はなく、大まかに言ってD4や5D Mark III のような低画素機と同レベル。D800のデフォルトのノイズリダクションのセッティングはとても素晴らしく、我々は、ニコンが36MPセンサーでこのノイズ性能を達成していることにとても感銘を受けた。
- RAWでは他のフルサイズ機よりもノイズが多いが、ISO1600まではディテールは素晴らしくよく保たれている。ISO3200とISO6400では、ノイズによってディテールがいくらか損なわれるが、まだ十分に使い物になる。超高感度ではノイズが大幅に増え、ディテールは顕著に損なわれる。ISO25600は小さなサイズのプリント用。
- 5D Mark III と同サイズでの高感度の比較(RAW、ISO6400、室内照明、色温度2600K)では、5D Mark IIIが若干ディテールで劣っているように見えるが、差は非常に小さく、両機ともに並外れて良好な性能だ。
- ダイナミックレンジは実質的に兄貴分のD4と同じ。ハイライトはパンチの利いた描写の5D Mark III よりも抑えられた描写で、ハイライトの飛び方は比較的おだやか。ISO50ではISO100よりも1EVダイナミックレンジが狭くなる。
- 動画は自然な色再現で、品質は良好だ。自動露出やホワイトバランスも満足の行く結果。内蔵マイクは素晴らしく、一貫してクリアな音質。AFは非常に迷いがちなので、静物のみに使い、その場合でも録画を開始する前にピントを合わせておいた方がいい。動画のAFは改善を望む。
- 36MPの画素数とディテールは切り札となるものだが、36MPの真の性能を引き出すためには、完璧な技術とよい機材(特にレンズと三脚)が必要だ。
- D800はよく考えられた操作性と際立った画質で、特に高感度の画質は印象的。あなたにテクニックがあれば、35mmフルサイズ機ではこのクラス随一の解像力を得られる。
- 良い点: このクラス最高の解像力、高感度性能(RAW・JPEG両方)、ハイクオリティなJPEG、RAWのダイナミックレンジの広さ、露出とホワイトバランスの一貫性、とてもしっかりしたボディの造り、設定変更時のレスポンスのよさ、よく考えられたアクセスの容易なメニュー、非圧縮のHD動画が出力できること、動画の機能と画質。
- 悪い点: FXモードで連写が遅い、動画・ライブビュー時のコントラストAFが遅い、液晶モニタが新設計にもかかわらず明るい場所でギラつく傾向がある、ライブビューで記録が終わるまでブラックアウトする、キヤノンのような小さなRAWが選択できない、ISOボタンが若干使いにくい場所にある。
総合点は82%(金賞)でトップレベルの評価となっています。画質に関しては高感度を含めて文句無しの好成績と言ってよさそうですね。AFや露出、ホワイトバランス、操作性なども優秀で、欠点の少ないカメラという印象です。
ただ、D800の性能を引き出すためには、テクニックと良い機材が必須条件のようなので、使いこなすのが大変なカメラかもしれませんね(レビュアーはテストでかなり苦労したようです)。
あと、ウィークポイントとしては、コントラストAFの遅さが挙げられていますが、これはD800に限らず位相差AF用のレンズを使う一眼レフに共通の課題と言ってもよさそうです。
あたた
今回のモデルチェンジで画質に関してはCANONは大きく差をあけられた感がありますね。
私はフルサイズはsonyなので、α待ちですがD800Eがちゃんと流通していれば買ってみたいですね。
唯一の欠点は流通していない事w。
うーん、5Dmark3とは一体何だったのか?
panda
確かに連写速度以外欠点の無いカメラです。
clou
まだ試した事もないので、dpreviewのレポートをそのままに受け取るだけですが、この、多分、物撮りや風景撮影用に採用を考えている写真家にとって「ライブビューのコントラストAFが遅い」というのがどの程度のものかきになりますね。
なにしろ、購入して性能を充分発揮させるには、それなりの高級レンズをセットで購入しなければならず、ボディは安価でもトータルでは相当の出費になりますから・・・
ぱんてのーる
このコメントは「36MPセンサーの性能を全て引き出すためには」と言う但し書きがついての上で、と言う認識でよろしいのではないかと。
センサーの性能がレンズのそれを上回っている状況と言うのは、個人的にはむしろ理想的だとも思えます。
clou
センサーとレンズは性能のバランスが取れていてほしいです。
現状、D800にはナノクリズームか新しい単焦点レンズを使えとdpreviewはアドバイスしていると、私は、読みました。
実際は、使ってみなければ分かりませんね・・・
nennneke
撮り手を成長させるカメラという解釈はできませんかね^^
ブレにしたって儀色やモアレにしたって、気付かない人は気付かないでしょう。気になる人は対策がないわけではないのだから。
ニコンという、使い勝手もシステムとしても製品の信頼性もサポートも一定水準以上の高い信頼性があるメーカーが送り出した製品です。しかもそれがある程度は誰にでも扱いやすく、高い次元を希望する撮影者には相応のウデと機材を要求するカメラ。まさに中級者以上に向けた意欲的製品ではないでしょうか。
利尻こんぶ
基本に忠実な操作を心がければ、問題なく撮れるのではないでしょうか?
mei
私もカメラを予約して入荷を心待ちにしている
イチアマチュアですが、撮影者のスキル、
機材をカメラが選ぶという点が、
趣味としてやり甲斐を感じますね。
これを機に一から学んでいきたい気分で
ワクワクしてます。
kenkenken
高画質なので手ぶれにシビアである、と色々なところでコメントされていますが、よく理解できません。誰か合理的な解説をしてもらえませんか?
同じ画素数当たりの影響ならば、高画素タイプになるほど影響を受けるのは当然のこととして理解できますが、画素数に合わせて写真をプリントする人は居ないとおもいますので、あくまでも写真(プリント)としての出来上がりサイズを同じにして比較すべきかと思います(低画素カメラでLサイズプリントを楽しんでた人が、高画素になるとプリントサイズまで画素数比例で毎回大伸ばしすることはないですよね。。。という意味です)
つまり、高画素でシビアになる、というのは、実用的にナンセンスな「画素数当たり比較」でしかないのでは、と思いますが如何?合理的な解説を誰かお願いします
NDX
実際使ってみると、シビアです。いい加減に撮るとブレがハッキリと記録されます。ある程度絞る必要もありますし・・・。ISOを100にして絞れば、シャッタースピードは落ちますから・・・。
三脚は必要でしょうね。個人的に、最低一脚は必須と考えています。
ナノクリ、Gの付いたレンズでないとカメラ本体の性能を引き出すのは難しいと、RAWを確認しながら思いました。
ナノクリ・Gレンズでキッチリ撮った写真は、恐ろしいほどのディテールで、D700から2世代(現在のカメラを1世代、3年後のカメラを1世代と数えて)は進化したと感じます。
フルサイズ機で「トップレベルの評価」というのも納得できる写真が撮れます。
しかし、機材や使用者を選ぶカメラといわれるのも、使っていて感じます。まだまだカメラに振り回されています。
池田シン
今月号のアサヒカメラに、撮影方法でブレが何画素分になるかという測定レポートが載っていました。 やはりガッチリした三脚+プラーアップは必須のようです。 残念ながら自分は重たい三脚を持ち歩きたくないので、D800ユーザーには向いていないようです。(笑)
J
実際使用していますが、確かに使い手を成長させるカメラですね
脇をしめて撮影することの重要さを改めて感じてます。
撮った絵に久しぶりに「はっ」とさせられました。
これでフリーズ問題が無くなれば……
いや、なぜか例の設定を行ってもフリーズするので……
電源入れて1枚目からフリーズはちょっと勘弁して欲しいですね
はやくファームアップが来て欲しいものです。
kenkenken
質問「高画質なので手ぶれにシビアである・・?」に疑問を投げかけた投稿をしましたが、やっぱり合理的な説明は無さそうかな。
ブレないように写真撮った方がいいのはカメラ性能に関わらず当たり前だし、高画素でも低画素でも、写真サイズ同一条件下で比較したら変わらないはず。
銀塩フィルムだと、高画素イコールカメラ(フィルム)の大型化、だったのでブレ防止のためにカメラ重量に耐える三脚が必要、という理屈が通用しましたが、デジカメだと中のセンサーが変わっただけなので、影響は殆んどないはず。
ちゃんと写真の原理原則を理解して説明してくれる人、誰かいませんか?
高画素化でブレがシビアになる、というのはやっぱり間違った認識ではないかと・・・
池田シン
>kenkenkenさん
あくまで個人的な想像ですが、画像処理アルゴリズムとの兼ね合いかもしれませんね。
ブレの程度が同じでも、低画素センサーなら数画素分の
ブレで収まるので画像処理でなんとかブレの影響を受けにくい処理ができる。一方高画素センサーでは、同じブレでもより多くの画素数に渡ってブレの影響が出てしまうため、高解像度を重視した画像処理エンジンではブレの影響を消しきれないのでは・・などと想像しています。
a
レンズも安いのが出て画素が十分生かせてる
手ぶれも問題無い、jpgも良い。
24-70、AF,連射くらいが問題。
mori
動画のAFは真に遅い
しかし変なときに横切る物に敏感に反応し外す時がある
D3のNX2は駿足だけどD800はのろい
馬
>kenkenken
単純に、画素数が上がったため、等倍にした時に今まで気づけなかったブレや収差に気づけるようになる、と自分は解釈してますが、そういう意味ではないんですかね?
smileblog
kenkenkenさん
仰る通り、画素数当たりの比較です。
ただ画素数当たりの比較でぶれていれば、高画素化の意義も薄れますから、管理人さんがタイトルに挙げているように「性能を引き出すには..」という前提条件の元では「手ぶれにシピア」という表現は間違ってはいないと思いますよ。
恐らく使用されてみるのが、一番の近道かと。
匡夫
>高画素でも低画素でも、写真サイズ同一条件下で比較したら変わらないはず。
高画素の特性を活かせる状況が議論の前提にあるのでは?
高画素も低画素も同程度になる写真サイズを前提に考えるならば、高画素であること自体があまり意味を持たないような気もします。
手ブレの問題は、取り敢えず別としてD800レベルの高画素機がその高画素特性を生かせるのはどの程度の印刷サイズからなのでしょうか?
私は、通常A3に周囲に若干の余白を残して印刷していますが、この程度で差が出るのでしょうか?
どなたかお知恵を拝借できればありがたいです。
kenkenken
何人かの方にレスポンス頂きありがとうございます。
例えば、低画素カメラで1画素分のブレ→プリントして1mmになった、と仮定。
これが、高画素カメラ(例えば、長さあたり画素密度10倍になったと仮定)になると、
10画素分のブレ→プリントの拡大倍率は1/10ですむのでプリント上で1mmのブレ、
という具合になり、写真プリントには何ら影響なし。
ただし、池田シンさんコメントのように、画像処理で何らかの影響がでるかもしれず、このあたりはどっちに転ぶのか、画像処理の専門家でないとわからないですよね。。もしかしたら、画素密度が高い方がブレに強かったりするかもしれません。
また、デジカメ画像はディスプレイで等倍確認することが多々ありますので、馬さん、smileblogさんコメントのように、プリントサイズとは関係なく単に気になる場面も多々発生するのも事実かと。
結論としては、写真プリント基準で考えると、ブレをあまり気にするほどのことはなく、安心して高画素のD800を楽しんだらいいのでは、と思えてきました。
ponchan1791
>kenkenken
画素数が増えて1画素辺りのサイズが小さくなっています。
ですから、ブレの移動量が同じでも、今まで1画素のサイズが大きくて、その範囲内でブレの移動量が収まっていたのが、相対的にブレの移動量が1画素のサイズをオーバーして、隣の画素まで移動してしまって、等倍画像だと判明してしまうと言うことかと。
もちろん、最終的に「画像の縮小」もしくは「プリント」で見た場合は問題ないのでしょうが、等倍で見たら判ってしまう訳ですから、気にする人は気にすると思います。
ガルカのポコ
手ぶれにシビアという話ですが、これがそうならAPS-C、m4/3はすでにとんでもなくシビアになっているはずです。
フルサイズは撮像素子が大きいから、APS-C以下に比べて、
対角長が長く、縦横ブレは元より、
レリーズ押下時などの回転ブレがより強調されるということでしょうか???
kenkenken
>匡夫さん
A3くらいでは影響でず、1200万画素程度でも十分だと思いました。
kenkenken
>ガルガのポコさん
その通り、小型サイズほどシビアだと思います。
銀塩フィルムで、35mmと6×7を使ってた時、67はカメラが重いので手持ち撮影の度にブレに冷や冷やしてましたが、現像上がりのフィルムやそのプリントを多数見てきた経験で、67の方がカメラ重量の割には意外とブレ難いな・・・と思ってました。
つまり、この理屈でいくと大きい受光面タイプの方がブレにくい(プリントサイズ基準で)、というのが私の結論です
FakePro
KenKenKenさん
ここではスペースがないのでザックリした説明しかできませんが、許容錯乱円で検索してみて下さい。
例えば600万画素機の1画素がちょうど許容錯乱円よりわずかに大きいとします。これならブレが微妙にあっても画像では分かりません。ただの点です。しかし2400万画素機なら許容錯乱円の中に4画素が入ってしまうのでブレがあればハッキリと分かってしまうのです。
個人的には被写界深度も考慮すればセンサーの大きさに関係なく、手持ちでブレを気にせず撮れるのは1200万画素機まででした。1200万画素オーバーになった時、ピントの甘い写真がいきなり多くなって自分の腕を疑いましたね。
D800は確かに素晴らしいですが、全ての場面でオールマイティではないでしょう。オールマイティなのはD4ですが高いし重い。2400万画素のフルサイズ機がベストだと思います。画素が要求されなければミドルサイズの1200万画素にセットして手持ちでガシガシ撮る。手振れが問題ない状況なら2400万画素。ボディは小型軽量でお願いします、ニコンさん。これに18-300mmをつけたAPS-C機をサブに持てば仕事でも完璧かな。
とっくり
>ガルガのポコさん
「画角が同じである場合」、ブレに対する感度は画素ピッチよりも絶対的な画素数だと思われます。(写真上のA点からB点にずれている場合、その間に画素がいくつあるか、という点が問題になるので)
それはともかく、私も「高画素だからブレやピントあわせに云々」という主張には違和感を持っていて、単に、「大きなプリントがターゲットの場合、ブレやピントあわせに気を使う必要がある」ということで、それ以上でもそれ以下でもないと思っています。
画素数とは結局のところサンプリング精度以上の話ではないので。
もっと言えば、そもそもセンサの画素数と概ね同じくらいの画素数で出力した結果を指して「等倍」と呼んで特別視すること自体、なんだかなー、と思っています。ベイヤーではそもそも補間で画像を作っているわけですし、x-pro1のような特殊な補間を行う場合には尚更、特別な意味が薄くなっていますよね。
実際、rawでとった場合、鑑賞環境にあわせてトリミングやサイズ設定を行ってから出力することが普通に行われるわけですし、JPEGでも出力サイズの設定はある程度可能になっています。
高画素化されることのメリットは、「大きなサイズのプリントでよりディテールが豊富になる」「モアレやジャギーなどの折り返し雑音の影響を抑制できる」という点で、その点とノイズやファイルサイズのデメリットとのトレードオフが問題であり、ブレやピントやレンズ性能云々の問題はポイントをはずしているように感じます。
ysk
「画角が同じ」であればフォーサーズはフルサイズの半分の焦点距離の広角レンズで撮っているわけですからフルサイズのほうがブレに厳しいわけで、絶対的な画素数が問題でしょうね。逆に同じ焦点距離のレンズでフォーサーズはフルサイズの1/2トリミングであると考えればフォーサーズ1600万画素はフルサイズ6400万画素の中央部トリミングなわけで、この場合は画素ピッチの狭いフォーサーズのほうがブレに厳しいはずです。
NDX
kenkenkenさん
比較するサイズがL版とかA4を前提にしているのでは・・・話の前提が違いすぎますね。
>画素数に合わせて写真をプリントする人は居ないとおもいます
そうではなく、等倍、もしくは、それ以上で写真をチェックすることが前提です。36Mの性能を引き出すということは、そういうことです。
D800の高画素で発生しているプレの影響は、他の方も書かれているように画素が小さくなったため、今まで1~数画素のブレだったものが数十画素まで影響している、かつ、それが写真の選定の基準として使われる場合に影響します。目を皿のほうにしてチェックされる身としては、ブレがあれば腕を疑われますし、ピンが甘いような写真は見せることすらできないわけで・・・
理論的な説明がない・・・ではなく、説明したくてもこのスペースでは説明しきれない、もしくは、話の前提が違いすぎるので話にならない・・・皆さん躊躇しているのだと思います。
D800は素晴らしいカメラですよ。ただ、性能を引き出すためには、知識と技術と機材が必要になります。
じっくり腰をすえて使用してみるのが一番よいと思いますが、かなりシビアなカメラです。
dpreviewの「36MPの真の性能を引き出すためには、完璧な技術とよい機材(特にレンズと三脚)が必要だ。」は、間違いありません。
grove99
>kenkenkenさん
私も不思議に思っていたのですが、α77を使っていて、確かに高画素は手ぶれにシビアだと思いました。
私なりの解釈は、ソフトウエア処理としてのシャープネスの影響ではないかと思います。所詮ベイヤーは補完して絵を”作る”わけで、入ってきた光をそのまま記録して見せているわけではありません。(RAWならそのまま記録しますが、私たちが見る絵は補完後のものしかありません。)そしてその補完の際に精細感を出すためにソフトウエア上のシャープネスを若干かけるわけですが、その処理には閾値がある気がします。具体的には、ある範囲のぶれまではしっかりシャープネス効果を出し、それ以上はシャープネス効果を減らす、といった事です。その処理をしないと、グラデーションなどでナチュラルな画像にならないのではないでしょうか。
すなわち、実際の手ぶれの大小に加え、シャープネスの効果の差も乗っかり、その効果次第で「手ぶれしやすい」という評価が出たりするのではないでしょうか。
.
>kenkenken さん
単純にD800の36Mpx(7360×4912)とD40の6Mpx(3008×2000)
を比較すれば縦横で2.44倍程度の差です
画角を合わせたD40で1ピクセルのブレを起こす写真を
撮った場合はD800では密度上2.4ピクセル程ブレるとい
う事になります(現実には必ずしもそうはなりませんが)
これをL判で焼く分にはどちらのカメラでもブレなんか
分かりません
これは他の方も仰っているとおりです
逆にいえばD800なんか使わなくても同じという話です
たぶんA4で出しても差は出ないでしょう
ただし解像力という観点からは意味がまったく違います
たかだか2.4ピクセルのブレた画でもそれは解像力が
1/2.4に落ちてしまっているという事です
つまりD40と同等という話になってしまいます
全体の画素数差では6Mpxと36Mpxでは6倍の差がありますが
画素解像力は縦横が必ずセットになりD40との差は2.44
~2.5倍程度を超える事はありません
たかだか2.4ピクセルのブレで36Mpxものモンスーマシンの
圧倒的な解像力が6年も前のボディと同じ程度まで
減衰してしまう
実際には2~3ピクセルの間でブレ幅が起きるのでしょうが
局所的には解像力が1/3に落ちているという事でもあります
繰り返しますがL判では判別できないでしょう
A4でだって分かるかどうか怪しいです
でも、確実に被写体の解像力は36Mpxを生かしきれず
減衰しています
そんなの気にならないとお考えなら何も問題はありません
私のように鳥を撮る機会が多く場合によっては等倍で
切り出すような特殊な人間以外は意味のないこだわり
かもしれません
もっとも私はCanonをメインに使っていますので隣の芝生
の青さがどれほど眩しくても指を咥える以外のことは
いたしませんが
mas
kenkenkenさんの言うとおりだとすると、そもそも36M機の存在意義がなくなってしまいますよ。。
失礼ながらご自身の使用用途以外を考慮していない発言には賛同し兼ねます。…というか殆どの方がそのように思うのでは?
私はグラフィックデザイナーなので合成素材(極端なトリミングや部分の切り抜きなどを頻繁に行なう)としての撮影も多く、高画素機の恩恵を大いに受ける人間の1人です。その恩恵を最大限に受ける為にはやはり微細なブレを無視することは出来ません。
B全で出力し個展を開く方、数メートル幅の交通広告、パソコンの画面で等倍で鑑賞する楽しみ。世の中にはL版やA4で鑑賞する以外にも様々な写真の活用方法があり、これらは全て正当な写真の活用方法であると私は考えます。
これはkenkenkenさんの写真の楽しみ方を否定するものではありません。36Mの高画素機の活かし方は山ほどあり、あらゆるユーザーが参考にできる記事をつくる為にはその性能を最大限に活かす前提で評価するのは当然(というより必須)であるという事をお伝えしたくコメントしました。kenkenkenさんはご自身の楽しみ方をすれば良いのだと思います。そしてそれは全てのユーザーに言える事です。(^^)
ニコ写楽
ブレに対して、今までと変わりなく使用しています。風景では三脚 ポートレートでは手持ち ISO感度やシャター絞りを組み合わせて考えれば自ずと判ると思います。D800に限った話しではないですね。絞り優先では、シャターに余裕はもたせますが!それより、写真に立体感が出るように感じますね。勿論光の入れ方次第ですが!安価なレンズより、ナノクリの高級レンズはD800が生きると思います。
K
手持ちお気楽撮影の場合、D7000と同等画素ピッチのD800ですし、ボディが重いことから比較的ブレは少なくなると推測。後はレンズ内手振れ補正と若干感度高めで趣味程度のお気楽撮影では問題ないと考えます。yskさんの言うように画素ピッチの狭いファーサイズ1600万画素カメラより手持ち撮影は有利と思います。
FakePro
匡夫さんへ
>D800レベルの高画素機がその高画素特性を生かせるのはどの程度の印刷サイズからなのでしょうか?
とりあえずの目安となるのはプリントの解像度と画像の画素数が1:1になるサイズだと思います。
プリントを300dpiと仮定しますとD800の場合7360×4912画素ですから約61・3×40.9cm以下なら最高レベルでキレイにプリントできる計算です。A2が59.4×42cmなのでここまではOKということになるでしょう。これが1200万画素ならD700で4256×2832画素なので35.4×23.6cmとなりA4までとなりますから、2倍の面積のプリントまでD800なら可能ということになります。参考になさって下さい。
ただ、個人的意見ですが、現実には上記のサイズより大きくプリントしてもそんなに問題はないと思います。2倍未満の拡大なら十分キレイです(厳密には甘くなっていますが)。1.5倍なら文句なしでしょう。D800ならA0もイケます。ただし、一般にはインクジェットでA3ノビまでだと思います。1.5倍の画質で満足できるということなら1200万画素でもOKになってしまいます。しかし、トリミングをしない前提で書きましたのでトリミングするとなるとその分画素数に余裕が必要になります。
画像の画素数はともかくA3ノビを超えて大きくプリントしたいのであれば迷うことなくプロラボに依頼しましょう。特別なノウハウとスキルを持っているので想像以上にキレイなプリントが手にできますよ。費用はそれなりにかかりますが。
TOKO
いつも楽しみに拝見しています。
今回のNikon D800/Eはすばらしいカメラに仕上がっているようですね。
自分はD800の購入を何度も検討しましたが、やはり当初から言われていた通り
ぶれの問題や、ハイスペックゆえにD800/Eの性能を引き出すための技術面など。
自分としてはもっと気楽に写真を楽しみたかったのでCanonに魅力を感じています。
Nikonとしてはこのモデルでシェア獲得を狙うのが目的だと思うのですが、次世代
モデルがどう展開していくか、果たしてこのまま高画素路線を走るのか、それとも
画素数を抑えた高感度モデルに納まるのか、今後のNikonの戦略には興味があります。
一方今回のCanonは一つのモデルを成熟させた物にしていくやり方、今後のCanonは
ミラーレス市場に参入、エントリーフルサイズ導入の噂などもあります。
劇的な進化で世間をあっといわせることは重要ですが、企業として先を見ることも
大切かと思います。
http://web.canon.jp/premium-lib/movie/p002/index.html
賛否両論あると思いますが、日本の企業として今後も頑張ってほしいと思います。
お梅
今までのカメラに比べてこのカメラは使い辛いのではないかという、心配性の方が未だにおられるのはどうしたものかな。
レビュアーの方々も、何か変わったことを言わないといけないという自尊心があるのかな?
ローアマチュアのうちにでも、目を見張る写真がいっぱい撮れてるよ。
良い、良いと言い過ぎるとみんな買っちゃうから、これ以上はあんま言わないようにしようと思ってるし。
いべりこ
高画素化で手ブレが急に気になりだすなら
同じように被写体ブレも気にならないとおかしい気はしますね。
でも、「これまでより一段早いシャッターが必要になる」とか
そういう話は聞きませんが。
ASA
キヤノンのような、RAWサイズの選択……これさえ実装されていれば、万人に勧められる満点機種です!
kenkenken
つまり、こういうこと(↓)ですかね・・・
●写真をA3程度以下で普通にプリントして楽しむ場合は、高画素化に伴うブレを特に気にする必要は殆んど無いし、36MPは画素数の観点だけでいえば過剰スペック。
●PC画面での等倍拡大やトリミングする楽しみ方をする場合は、36MP等の高画素を活かせるが、相応のブレ対策が必要。
clou
キヤノンのフルサイズで5D(1272万画素)→5D2(2103万画素)と使い込んできた方なら経験していると思いますが、同じ大きさのセンサーで画素数が大きく増えるということには長所はもちろん短所もある。ましてやニコンFXユーザーでは今回、D700(1205万画素)→D800(3615万画素)ですから、それはより顕著に分かるでしょう。
購入予定者は、自分の撮影対象・目的により、FX機で1200万画素がいいのか2400万画素がいいのか3600万画素がいいのか、熟慮するのが一番よいでしょうが、アマチュアなら買って試して勉強して楽しむ(苦しむ?)のもアリでしょうね・・・
てばまる
結局、レンズ性能が追い付けない状態は今後も続くのかもしれませんね。
いや、見合ったものは作れるけどバカ高くなって売れないってことなんでしょうね。(^^;)
デジタルになってからこういう議論がネットでも雑誌でも増えましたね。
要は、自分の趣味趣向で楽しく写真が撮れればいいだけのことなんですけどね・・・。
toorisuga
両マウントを持っていて同じレンズで比較していると、
まともなレンズと適切なF値を設定して使っていれば、
手振れの気にならない、
横1920や1024くらいへまともなソフトで縮小したとしても
5D3とD800で比べると、画質の差が、
はっきりわかるくらいの差がありますよ。
目で見ると細部のシャープさで、
視力が上がったような気がするくらいの差は確実にありますね。
当然、手持ちでの撮影だと手振れの影響を少なくするため、
D800のほうがシャッタースピードを、
5D3よりややシビアに設定する必要があり、
当倍鑑賞前提のユーザーだとミラーアップと三脚を使わないと、
ブレが目立つ結果になりやすいので、
使いこなすには時間がかかるのは確かですね。
D800は解像力が非常に高いので解像力高いレンズを使えば、
少し遠くから撮ってもトリミング耐性が非常に高いのもいいですね。
ヒトマ
私はD5100を使用しているエントリーユーザーですが、
D5100のセンサーはD800より画素ピッチが弱冠狭いですよね?
そうなるとD5100の方が手ブレには厳しくなると思うのですが、
そういう認識で間違っていませんでしょうか?
だとするなら何故D800で突然手ブレ手ブレと言われ出したのでしょう。
個人的にD5100でそこまで手ブレを量産している訳ではありません。
よく言われる1/焦点距離のシャッタースピードであればよく撮れます。
念のためたいていVRはつけていますが。
ニコンとしてはD7000の成功を元に、ほぼ同じ画素ピッチでフルサイズ用にコンバートしたD800を開発したのだと思います。
1256
テクニックは、どのカメラでも必要と思いますが、とくにD800は必要でしょうね。
flickerでの等倍写真を見て、初めて写真見て目が回って酔いましたからね。レンズは70-200でした。
お局小町
高画素はブレにシビア?
高画素で撮影された写真を等倍観賞すると、今までよりもっと遠くの物体が確認できるようになります。
当然レンズ先から遠ければ遠いほどブレにはシビアになりますので、それだけの事ではと。
今までは遠くの人物の「顔」しか確認できなかったところ、高画素センサーのおかげでその「目玉」が確認できるようになったとかね。そう思うと1/レンズmm=手持ち限界の法則をも再考させられるカメラという事かしらね。
匡夫
kenkenkenさん、FakeProさん ご説明ありがとうございました。
いま使っている5D、7年も使うとそろそろ入れ替えたいと考慮中。
幸か不幸か、資金調達にはまだ時間がかかりますので色々と考えたいと思います。
FakePro
KenKenKenさんへ
連投すいません。KenKenKenさんが大きく誤解されているみたいなので。
匡夫さんの質問にレスがなかったので自分が書いたのですが、これは画素数とプリントの関係についてであって手振れの問題や画像の質とは別の話です。3600万画素で撮影してブレが認められる画像をA3でプリントしたらブレが消えているなんてことはありません。大きくプリントすればするほど分かってしまいますよ。
許容錯乱円について検索してみれば画素とピントの関係が理解できると思います。許容錯乱円の問題はは銀塩の時代から存在しています。
3600万画素が過剰スペックとまでは言い切れないでしょう。解像度は確実に上がりますので今まで解像できなかった部分が解像されて写るわけです。ただ、その反面デメリットもあるので使い切れない状況もあるでしょうということです。
要は自分が使うシチュエーションで最適なものを選べばよいのです。逆にアマチュアなら失敗が許されるのですから好き勝手にやるのもありでしょう。
mas
>つまり、こういうこと(↓)ですかね・・・
つまりそういう事です。とても簡単なことです。
言い方の違いはあれここまでに何人もの人がそう言っていますよ。
皆さんの意見が複雑になったのは冒頭に貴方がそれを求めたからです。
これは貴方が始めた質問です。
誠意ある回答をした人にはちゃんとお礼を添えてコメントするのが礼儀だと思います。
.
お昼休みに失礼いたします
>いべりこ さん
>高画素化で手ブレが急に気になりだすなら
>同じように被写体ブレも気にならないとおかしい気はしますね。
>ヒトマ さん
>そうなるとD5100の方が手ブレには厳しくなると思うのですが、
>そういう認識で間違っていませんでしょうか?
>お局小町 さん
>高画素はブレにシビア?
私が上の方でダラダラと長く書きました内容を基に追記を
いたします
今度はD40(3008×2000)とD7000(4928×3264)を基準に
考えてみます
D40とD7000では画素的解像力の差は縦横で1.63倍程です
今回は同じDX同士ですので画角をあわせる等の前提
条件は不要で同じレンズを使って考えられます
画素数全体では差は2.67倍ですが画素的な解像力では
1.63倍の差しかありません
D40で1ピクセルブレる写真を撮った場合ではD7000では
1.63ピクセルとなり実際には1~2ピクセルとなり
局所的には解像力は半減しているといえます
これは重大な影響ともいえますが、D800側は上記でも
述べました通り縦横で2.44倍であり画角を合わせた場合
の同じブレ量の範囲では局所的には1/3に解像力が低下
します
上記の事から単純にはD7000よりD800の方が1.5倍ブレ
が目立ちやすいと考えられます
ま、あくまでもこれは数字上のお遊びで現実は必ずしも
この通りになるとは限りませんしホールドや各撮影条件
で変わって然るべき話です
ですが、まあこんな数字もあるという程度には頭の隅
に覚えておいても良いかもしれないかなと考えております
kenkenken
>FakeProさん
許容錯乱円の情報ありがとうございました。
このウィキペディア情報によれが、35mmフルサイズで0.026mmとのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E5%86%99%E7%95%8C%E6%B7%B1%E5%BA%A6
デジカメだと、この0.026mmの距離を埋める画素数がカメラによって変わってきます。0.026mmを沢山の画素数で表現する場合と少ない画素数で表現する場合の違いとは何か?
手ブレとピンボケで考えた場合、従来の低画素タイプであればピンボケか手ブレかよく判別できなかったものが、高画素タイプになると手ブレなのかピンボケなのか明瞭に判別されてしまうということかと。
つまり、撮影者の腕がバレテしまうので、デジタルデータで商品をやり取りするプロカメラマンなどにとってはシビアな問題、ということと理解しました。銀塩時代と変わらずにプリント勝負の人にとっては(トリミングや超大伸ばしを除いては)、あまり大したことじゃあないので、ブレに神経質にならずに、高画素カメラを楽しめばいいと思いました。
Nokon
実機を持っていますが手振れが厳しいと感じるのはモニターで目いっぱいズームしたときにわかることで、そばにいた嫁さんは離れて全体を見ていて曰く『別にぶれていないやん、十分きれい』。確かに三脚などでピタッととってモニター拡大したときのジャスピンは気分いいですが。ま、普通のサイズで楽しむのには問題ないかと・・
ヒロ
トリミングや特殊な業務用途を別にすれば、現状の市販モニターで等倍表示して一喜一憂するのは余り意味が内容に思いますが、モニターのスペック向上で等倍でも写真全体が表示できるようになれば、少し話は違ってくるでしょうね。
新型iPadやスマホの解像度を考えれば、そう遠い話ではないと思います。
お局小町
.さん
解説ありがとうございます
D40対D7000の説明に登場している1ピクセルあたりのブレ幅はその面積に大小差異有る事が前提だと思われます。
しかしながらD7000対D800に関して言えば単純計算ほぼ同じ、贔屓なしならばD800ピクセルのほうが面積が大きいです。23.6mm×15.6mmフォーマット同士の比較と35.9mm×24mmフォーマットとの比較という事を前提にしなくてはならないと思います。
D7000で1ピクセル分ブレてもD800でも1ピクセル分しかブレはしない。仰っている「1.5倍ブレが目立ちやすい」との結論に到達することはできません。
だからと云って確実にブレ対策は必要とは思っていますわD800
moumou
ブレに対する皆さんのコメントを読んでみると…
高画素数を生かした写真を撮る為にはブレの影響をどう押さえ込むかがポイントとなり撮影の難易度が高くなる。
と言う視点の意見と、
一般的なプリントサイズ、モニターでの全体表示なら今まで通りのブレ対策で十分問題無し、
という意見に分かれてて平行線状態ですね。
36MPという高画素を生かした使い方をしなければ問題無し、だったら36MPで無くても良かったのでは?
プリントで36MPが必要な状況って極端な大伸ばしか大胆なトリミングでしか用途が無いと思われますが購入した方々、購入予定の方々は36MPをどう生かされるのでしょうか?
そもそも、D800にしろD3200にしろ極端な高画素をどう生かすのか、撮影時や画質でのメリット、デメリットが使い手側に認識されてない状況でこういった製品を出してきた事が混乱の原因のように思えます。
大胆なトリミングを前提にした使い方なら意味は有ると思いますがそういった使い方はスマートフォン的な使い方で今までの一眼レフの使い方とはちょっと違ってきます。
(フィルム時代の感覚ではトリミングするって言うのは下手と同義なので大胆なトリミングには抵抗が有りますしレンズ交換できる一眼レフのメリットって何なのか、そもそもファインダーで構図を合わせる意味すらなくなってしまいそうです)
個人的には一眼レフ機ならカメラ、レンズの性能を目一杯出し切る為にも適切なブレ対策、絞り値やシャッタースピードなどの適切な設定をして画質性能を引き出すべきだと考えていますが三脚+ミラーアップ、早いシャッタースピードの組み合わせで無いと本来持ってる性能が引き出せないとなると用途は限られてしまい使うのに躊躇してしまいます。
ましてやトリミングを前提としない一般ユーザーには不必要なほどの高画素にするくらいならフルサイズ24MPのローパスレス機の方が余程扱いやすく解像度も含めた性能バランスが良かったのでは思います。
P7000freak
ブレの話題、いくつかの論点が絡まって分かりにくくなっているように思います。
隅々までシャープで巨大なプリントが欲しい場合、どうしても微細なブレまで問題になる。そして、D800はそのような巨大なプリントを可能にするポテンシャルがある。この観点からはブレの議論をする価値がある。より低画素な機材で同等のプリントを作るとブレが見える前にボケてしまう。
逆も真。D800でD700と同じ使い方をし、D700で十分なサイズのプリントをしている限り、ブレ問題はD700と同じレベルになる。ブレは記録されているが、それにプリントに影響することはない。
同等の画素数だとすると、小さいフォーマットの方がブレに対しては厳しくなりますね。D700よりはD300の方が厳しい。回転ブレではなく、平行ブレの方ですが。
yt「
d800盛り上がっていますね、アルファー900ユーザーですがニコンに移行したくなります。(ソニーのセンサーなのにソニーユーザーは置いてきぼりです)ソニーは所詮カメラメーカーではないのですね。センサーを作る技術力があっても良いカメラを作り出そうという気持ちが薄いのでしょう。α900のときは周りがなんといっても画質1番と感じていましたが、今後tlmの問題もあって期待できません。ニコンかシグマに移行を考える今日この頃です。
Grr
>プリントで36MPが必要な状況って極端な大伸ばしか大胆なトリミングでしか用途が無いと思われますが購入した方々、購入予定の方々は36MPをどう生かされるのでしょうか?
D4使用者はポートレートや静物撮影においても常に10コマ秒連写しなけりゃならないってことは無いのと同じで、常に36MPを使い切る必要はないでしょう。現状のニコンラインナップにおいてはフルサイズの画角で17MP以上必要な人はD800を生かしてると言えるのではないでしょうか。
.
>お局小町 さん
>D40対D7000の説明に登場している1ピクセルあたりのブレ幅はその面積に大小差異有る事が前提だと思われます。
いいえ、これは私の説明が悪いのだと思いますが違います
私は他の方と違って直接的なピッチの話はしておりません
(厳密には関係はあるのですが)
D7000とD800の画角を合わせた場合の前提での話です
片やDXサイズ、片やフルサイズの平面状に同一の範囲の
画を投影した場合の話となります
両者で30cm×20cmの絵をフレームギリギリにピタリと
写しこむ場合の話です
本来ピッチは同じはずでもセンサーのサイズが違います
当然D800で上記を満たすように写せばD7000より当然
密度の高い画になる事はあたりまえですよね?
その結果として、その密度分――ブレが目立つという話
なのです
DXとFXという異なるフォーマットで同じ画角、同じ範囲
を完全にあわせて写した場合という事です
同じ30cm×20cmの絵を写しても片や16Mpx片や36Mpxであり
密度(分解能)が異なるのにブレに対して感受性が同一
という事はありえないのです
(もちろん、画角を無視して同一レンズを使って単に
撮るのならばおそらく、仰る通りブレも同一でしょう)
でも同じ被写体をDXは100mm、FXは150mmでまったく同じ
になるように写すならばレンズの焦点距離分のブレ易さ
を差し引いても画素的解像力分の差は出てしまうという
お話です
とっくり
私の場合、36MPの真の性能を引き出すためには・・といった表現に引っかかりを覚えるのは、テクニックやらよい機材やらを要求しているのは、写真の「用途」であって、「カメラ」ではないよ、という思いがあるからなんですね。
つまり、「(大きなプリント用に、あるいは大胆なトリミングを行うため)精度の高い写真が必要」であるから、
・高画素センサーのカメラボディ
・分解能の高いレンズ
・慎重なピントあわせ
・頑丈な三脚
が要求されるのであって、その逆ではないんじゃない、と思うのです。
「この重量級で剛性の高い三脚の真の性能を引き出すには、すくなくとも2000万画素以上のカメラが・・・」
なんて言い方、普通はしないですよね。
高画素であることのひとつのメリットは上記のような厳しい要求に応え得ることであるけれども、それは必ずしも、それ以外の用途に使ってはいけないわけではなく、写真の用途に応じて撮り方を選択すればよいだけの話かと。
moumou
>フルサイズの画角で17MP以上必要な人はD800を生かしてると言えるのではないでしょうか。
例えば24MPセンサーなら高感度ノイズも36MPよりも減らせて発色や階調も優れたセンサーに出来るとすれば何故24MPに抑えて総合画質の向上に向けないのかという事です。
単純な機械的な連写性能と画質面でメリットデメリットの出る画素数向上とは別の判断の仕方をしないと進化ではなくて退化になる場合も有るのでは?
話は戻りますが36MPもの画素数、どうやって使い切るのか気になります。
ヒトマ
商品にはインパクトが必要です。
他社を寄せ付けないくらいのインパクトが。
それを話題にして商品が売れるなら、メーカーとしてはユーザーが36MPを十分に使いきれるかどうかなんて、二の次なのかもしれません。
そして使いきれるかどうか、というのは個人によって定義も違ってきます。
定義の仕方によっては、そもそも一眼レフを使いきれている人が一眼レフユーザーに満足にいるのか、それすらも怪しくなってきます。
また、例えば、スーパースポーツカーの様に時速200㎞や300㎞を出せる車を所有していも、そんな速度を公道で出す事は無いわけで、それと同じで一眼レフカメラも趣味性の高い商品ですから「使いきれるのか?」という問いは愚問な気がするのは私だけでしょうか。
moumou
バランス良く性能向上する事には反対しませんが…
傍から見て、高性能機を使いこなせてないカメラマンほど格好悪いものは無いです。
スポーツカーも同じですね、発進でもたついたりエンスト怖がってやたら吹かしてると下手ってすぐばれちゃいます。
kazu
3600万画素のカメラで撮った写真だからと言う理由でコンテストで賞を貰えたり、買い手が付くって事は無いですよね。
使用者が表現作りに生かせる機材の選択肢の中の一つ。
そのための、技術や機材が必要って解釈しました。
asama2568
かつてはD700(とたまに5DⅡ)、今はD800Eで風景を撮りよくA3ノビにプリントしています。
この条件では、画質向上(明らかな精細感の違い)をメリットとして実感していてD800Eには非常に満足しています。今もっているプリンタがA3ノビまでなのでエプソンのPX-5002の後継が出たら買ってA2まで出してみたいと思い貯金を継続しています。ノイズに関しては差をあまり感じていませんでデメリットはあまり思いつかないのですが、データ量が増えたので撮影に行く際はCFをたくさん持っていく必要あるとか撮影後のデータ保存に時間がかかるとかはありますが、それらは当然のこととして想定していたので私的はそれらがデメリットかと言われると?です。
「手ぶれにシビアか?」という点に関しては、手持ちで撮った写真でも、A3ノビプリントでは“画素数の違いによる手ぶれシビアさの違い”を実感したことは今のところありません・・・というのが個人的な実感です。単に、ぶれてるのはぶれてるし、ぶれていないときは画素数の違いが精細感の違いに出る。
撮影スタイルや求めるものは人それぞれですので、あくまで私という一個人の場合はということですが。
そのそも「手ぶれにシビア」という話は1200万画素の初代5Dが出たときから(あるいはもっと前から?)画素数が増えた機種が登場するたびにカメラ雑誌等でも繰り返し出てきている話であり、雑誌執筆者の話でも疑問符のつく話は他にもありますし、その話に必要以上にビビることはないと思います。
morimori
発売日の4月12日にD800Eを購入し、一か月使いました。
実際に仕事で使っているプロとしての感想は、dpreviewのレポートとほぼ同じです。
D800Eの解像感、諧調などの超高画質は、今までの35mmフルフレームとは別格で、D3Xと比較してもその差は歴然としています。
ローパス効果キャンセルによる細部のディール描写力、抜けの良さは実際に撮影をして、大判の銀塩プリントに伸ばしてみると感動的に実感できます。
dpreviewでは、D800でのレポートですが、是非D800Eのレポートもお願いしたいものです。
それに確かに、3600万画素を活かすには撮影者の高いスキル、解像力の高いレンズ、ブレを防ぐ機材などが絶対に必要で、デジタル一眼レフ初心者には、使いこなすのはとても難しいです。
それでも、4x5カメラでポジを撮影することに比べれば、簡単です。
誰でもが簡単に撮れるカメラよりも、しっかりと勉強して、努力をした人だけがいい写真を撮れるカメラです。これは、良い道具として当然のことで、カメラを道具として使いこなす楽しみが増えたということで、歓迎すべきことだと思います。
nyainla
タイでストライキが多くなりD800関連のパーツが供給不足らしいです。さらに納期が遅れるようですね。
D800はスタジオで使用していますが、仕事が楽になりました。
スタジオでの作業は悪い点はほとんど気にならないものばかり、色再現の良さが時間短縮になっています。データは多くなりましたが、パソコンの環境もUSB3.0をはじめフォトショップもCS4から64ビット対応になって成熟しているのでトラブルや処理速度も全体的な作業が5年前よりかなり速くなっていますね。
Emotion
D800で夕陽を撮ると初代5Dのような酷いトーンジャンプが起きてRAWから撮影しても改善されません。
どうして話題にならないのか不思議。
そのため、5D3に乗り換え検討中です。
キヤノンサロンでは屋外持ち出し可能なので夕陽を撮影してチェックしてみます。
ちなみにニコンサロンで個体差なのか確認したくて屋外持ち出しをお願いしましたが断られました。トーンジャンプについてもカスタマーセンターに電話しろと冷たくあしらわれました。
なんかニコンは大企業病にかかりつつあるようで怖い。キヤノンの方が売り上げあるのにね。.
araoka satoshi
先月D800Eを某量販店に予約しましたが、いつごろ来るのやら全く判らないとのこと。
生産初期の不良がでたとか、何か歩留まりが落ちているんでしょうか?
ご存知の方がいれば教えてください。